K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者2人。
ミッドウェー海戦(学研)・Dominion (RGG)・Labyrinth (GMT)をプレイしました。

まずは歴史群像114号の付録ゲーム。ミッドウェー海戦を題材にした日米の空母戦ゲームです。システムはかなり抽象化されてて基本的に索敵チットを引くことと、発見した敵空母に艦載機を差し向けることしかできません。帝国海軍は空母4隻、米海軍は空母3隻+基地航空隊、ゲーム開始時の戦力は均衡していて、お互いに敵空母の位置は全く分からない状態からスタートです。米海軍を担当。
ミッドウェー島の位置だけは最初から分かっているので、日本軍は全空母を投入した再三の反復攻撃でミッドウェー基地を沈黙させますが、対空砲火でかなりの損害を受けました。米軍序盤の索敵に蒼龍が引っかかったので、発艦中の隙を狙って攻撃隊を発進させましたが、タッチの差で発艦は終わっていて戦果はほとんどなし。赤城と加賀はなかなか見つかりません。逆にピンポイントで発見されたエンタープライズが空襲を受け、全艦載機を搭載したまま行動不能に。米軍もいきなり戦力半減です。どちらも攻撃隊出すたびに対空砲火で火達磨になって帰ってくる展開で、お互いに継戦能力を失なった時点で日本軍沈没1中破1、米軍中破1ミッドウェー基地中破、という結果で得点的には米軍の勝ち。
ゲームとしては対空砲火のダイス目の影響の方が大きすぎて作戦戦術の巧緻がかすんでしまうきらいがありますが、映画のミッドウェーのような艦載機の投げつけ合いの雰囲気がよく出ていて面白いと思います。

ドミニオンは3戦3勝。2人だと8枚の属州を分けあうので5対3になってしまうと大差になりやすいですが、サプライにもよるとは思いますが、枚数差ついても意外と僅差でした。

最後はラビリンス。テロリスト側を担当。早々に中央アジアで細菌兵器を入手していい滑り出しかと思いましたが、国際世論が圧倒的に強硬に振れていたうえにテロ計画のダイスチェックがことごとく失敗して、あっと言う間にテロ資金が底をついてしまいました。こうなるとテロリストの頭数不足と資金不足の相乗効果で、いくらカードの引きが良くてもできることがありません。終盤何とかアルジェリアでイスラム革命を成功させましたが簡単に米軍に制圧されてしまいアメリカの勝ち。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
A Few Acres of Snow (Treefrog)・Pictomania (Pegasus Spiele/HJ)・Dominant Species: The Card Game (GMT)・Village (eggertspiele)・Dominion (RGG)をプレイしました。

2人で人待ち数エーカーの雪。実際に担当してみて分かるフランス軍のツラさ。一度手札が毛皮のカードばっかりになると何とかしてトレーダー引かないとどうにもなりません。英軍のインディアンにケベック攻められまくりで全然防衛できず大敗雰囲気で時間切れ終了。

4人になってHJから日本語版が出たばかりのピクトマニア。公開されている42種類のお題から各自ランダムな一つの絵を描いているので、同時進行で人より先に誰のが何の絵か当てるゲーム。お題カードが簡単なのから抽象的で難しいのまで4段階にレベル分けされているので、難易度も簡単に調整できてインストしやすいのもよいです。描いてよし当ててよし答え合わせしてよしの好ゲーム。簡単レベルから最高難度まで一通り試してみましたが、最高難度でも思ったよりはちゃんとゲームになります。勝ち。

次はドミナントスピーシーズカードゲーム。オリジナルはワーカープレースメントでしたが、全然関係ない競りゲーになっていました。システムは似ても似つかないのに何となく元ゲーの雰囲気が残っている良デザイン。競りゲーでアメゲーなのでちゃんと周り見てバランス取らないとゲーム成り立たないあたりは上級者向け。大敗。

村の人生。前回は旅に出て勝てなかったので今回は一切村から出ないプレイ。議会で頑張って商人もそこそこ、という方針でプレイしたのですが、議会は1ラウンドのキューブ数が少なめで2人で取りあいになると全然儲かりませんでした。最下位タイ。

最後ドミニオンは暗黒時代入り。廃棄を活用するテクニカルな新カードたちですが、やはり手順多い分展開遅めな感じで単純に使って強いとまでは行きません。さすがに大箱拡張で種類が多くまだ半分くらいしか見れてませんが。4戦2勝。

ML.K 8月例会

札幌市北区民センターでML.Kの8月例会がありました。参加者9人。
Coloretto (ABACUSSPIELE/メビウス)・Alhambra (Queen)・The Resistance (Indie/HJ)・Bluff (FX)・Stonehenge (Titanic Games)・Dominion (RGG)をプレイしました。

今日はずいぶんと集まりがよく最初から2卓立ちました。
3人でまずは軽くコロレットを2戦して1勝。

そのまま3人でアルハンブラ。基本セットは別に持っているのですが、拡張全部入りのBigBoxを買ったので未プレイの拡張2「都市の門」を入れてみました。オールマイティーなお金のダイヤモンド・城壁の外に置いて同じ列の縦横一直線に並んだタイル数分の得点が得られる野営地・城壁に穴を空けられる都市の門・固有の特殊能力を持ったキャラクターカードの4つの新システムが登場します。特にキャラクターカードが強力で、うまく活用できれば別のゲームになった感が味わえます。
元ゲームがSDJ取ってる割にはプレイ時間長いくせに何か微妙なところがなきにしもあらずですが、拡張入れるとぐっとゲーマーズゲームっぽくなります。わずかに及ばず2位。

8人になったので全員でレジスタンスをプレイし、さらに1人増えて9人レジスタンス。1回め失敗するとかなりレジスタンス不利なような気がします。

再度卓分けて4人ブラフは早々に陥落。
次にストーンヘンジは拡張に入っているカルカソンヌのヴレーデ作の「太陽と月」。2対2のチーム戦でストーンヘンジを建設するという最もストーンヘンジらしいテーマのゲームです。テーマは良いのですが、ゲームとしては見るべきところはありません。コマのムーブで戦術性を出そうとしているような感じはするのですがほとんど機能しておらず、結果ただのカード引きゲーで盛り上がり所のない駄作でした。

最後ドミニオンは最新のダークエイジ拡張を投入。ダークエイジから3種、残り7種ランダムで2戦。拡張のテーマが廃棄時効果で、2戦とも廃棄置き場が大活躍するゲームになりました。かなり複雑なカード交換でゲームが展開するので、まるでドミニオンクローンの何かをプレイしているような錯覚を覚えます。2戦とも負け負け。

別卓では原始の火花やアグリコラなどが立っていました。

終了後は移動して裏例会。5人。
Alhambra・The Manhattan Project (Minion Games)をプレイしました。

またアルハンブラ。今度は拡張3「泥棒の時間」を投入。4種の新ルールは、手番外で割り込んでお金をピックする盗賊、余計なお金が一部帰ってくるお釣り、既存の建物に後から追加できる城壁、建物のカラーセットを揃えることで追加得点になる行商人。盗賊と城壁はあまり影響のないオマケ的な要素ですが、お釣りと行商人はゲームの根幹をがらっと変えるインパクトの強いシステムです。これも良い拡張でした。圧敗。

最後はマンハッタンプロジェクト。ソ米日独仏でフランス担当。ワーカー回収できるドイツは使ってて面白そうでした。ゲーム自体はアメリカが潤沢な資金力を生かして順当に勝ち。濃縮が完了してしまうともう止められないので、鉱山と濃縮施設が揃うまでに空爆しないと手遅れです。貴重な共通ボードでの1アクションを使ってしまうので、この辺何かケアがないとお仕事ゲーになってしまって微妙かもしれません。

落石海岸

根室まで列車撮りに行ってきました。
写真は別当賀~落石間の海岸沿いを行く普通列車。ホントは夏季限定運行の臨時列車「快速 花と湿原号」を撮りに行ったはずなのですが、道に迷ったので本命は別の場所で撮り、その次の普通列車です。特徴的な海岸段丘地形が良く分かる好撮影ポイント。
撮影地としては有名ですが、ガイドブックの指示通り正禅寺の墓地から向かうより、落石漁港の先から丘沿いに歩いた方が分かりやすいです。どちらにせよ道も何もない草原をかき分けて進むことにはなりますが。冬の写真もよく見かけるのですが何か遭難しそうです。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Saustall (HUCH! & friends)・Merchant of Venus (AH)・Agricola (Lookout)・Kolejka (Instytut Pamięci Narodowej)・Innovation (IELLO/HJ)をプレイしました。

まずは軽く豚小屋。早いタイミングで警察署にある証拠品を見ることができたので、最重要参考人をうまいこと陥れて勝ち。

金星の商人。そういえばFFGの再版は結局いつ発売なんでしょうか。ルールでは勝利条件は$2,000ですが、今回は$1,500までプレイ。わずかに及ばず。資産に数えるのは現金と権利書だけですが、宇宙船くらいは勘定に入れてあげないと、高価な大型船は誰も買わないように思います。FFG版ではもう少し今風に調整されてるとよいのですが。

アグリコラをEデッキのみで。早めに家族増やしてオーブン買って食料はパン焼きで確保、という感じでうまく回って勝ち。4人だと建築資材は比較的潤沢に供給されるのですが、家族の増加や食料のアクションスペースが奪い合いになるようです。

コレイカを正しい初期セットアップで。2商品足らずで負け。

イノベーション。影響を他人から奪う系の技術が活躍しないと序盤に影響貯めたプレイヤーがそのまま差し切るようです。カードの展開ルールのせいで一度リソース数で大差がつくと引っくり返すのは難しく、カード効果の加害者被害者が固定しがちでちょっと打ち回しが難しい部分がイマイチかなと思います。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Fuchs & fertig (Zoch)・Kingdom Builder (Queen)・Stonehenge (Titanic games)・Four Taverns(Rather Dashing Games)・Small World (DoW/HJ)・Löwenherz (Kosmos)をプレイしました。

まずは大きさ比べ。アリからクマまで7種類の動物からランダムに12枚配られるので、次の1枚が場札より大きいか小さいかを当てるゲーム。外れたら山の底に戻して次の周回で同じ順番に出て来る記憶ゲームですが、年取ると全然覚えられません。意外と面白い。割と極端なサイズのカードが続いてくれたおかげで勝ち。

ドミニオンのドナルドの大賞受賞作キングダムビルダー。身近に持っている人いなくてやっとプレイできました。プレイ経験者に感想聞いても、指定された地形に家建てるだけのゲーム、としか言わないのでどんなゲームかと思ってましたが、確かにそうとしか説明できないシステム。単純な構造にカードのバリエーションで変化を加えて一筋縄で行かないゲームに仕上げているところは、ドミニオンに通じるところがあります。受賞も納得の一家に一箱レベルの佳作でした。塔の基本点重視で進めてうまく得点できて勝ち。

ストーンヘンジはノクターン拡張セットに入っているブルーノ・カタラ+セルジュ・ラセ(キャメロットを覆う影のペア)のスターゲイトを選択。
推理ゲームで、1人が出題者となって数字カードを1枚選んで伏せます。他の回答者が順番に好きなカードを1枚指定するので、出題者はカードに記載された要素の一部でも合ってるか、全部が外れているかを○×で回答します。徐々に候補が絞られていくので、分かった段階で推理を紙に書き、最後に答合わせをして合ってれば回答者の得点、間違っていれば出題者の得点というシステムです。
正直ストーンヘンジとは何も関係ありませんが、情報量の多いカードとその一覧になっているボードというコンポーネントをうまく利用した快作。これは当たりでした。外しまくって負け負け。

冒険者の宿繁盛記は、場に並んだクエストカードに戦士・魔法使い・僧侶・盗賊の冒険者を派遣して、うまく冒険の難易度に見あったパーティの組み合わせを作れれば得点というカードゲーム。シンプルな分テンポよく進み、特殊カードの効果でそれなりに駆け引きも楽しめます。引くカード引くカード盗賊ばかりで一歩及ばず。

スモールワールドはHJの日本語版。まだ行けるはもう遅い、というか、ピークを過ぎてから衰退させると衰退したターンの得点がかなり悲しいことになるので、衰退後も能力残る種族でもあまり限界まで頑張らせない方がよいかも。負け負け。

レーベンヘルツ新版。収入面では早めに鉱山だけ入れて小さく囲みたいのですが、その分外側に自分のでない誰かの広大な領土ができると思うとどう打つのがいいのか悩ましい。大敗。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Kolejka (Instytut Pamięci Narodowej)・Händler auf dem Forum Romanum (Isensee Verlag)・Stonehenge (Titanic games)・The Big Idea (Funforge/アークライト)をプレイしました。

まずは最近話題のポーランドの行列ゲーム、コレイカをプレイ。ワーカープレースメント風にコマを置いて店の前に並び、順番に1個ずつ商品を買っていくゲームですが、4人プレイで全体のワーカー総数は20体もあるのに商品は毎ターンわずか4~6個しか供給されません。商品が来てからカードプレイフェイズがあるので、そこで手札を使って列を操作して商品を奪い合うという過酷な生存競争ゲームでした。
日本語ルールを含む多国語版で最初から各国語のシールまでついてくるという充実仕様。ポーランド政府恐るべし。
お買い物リストを達成して余剰商品差で勝ったのですが、ちょっとルール間違えていて全体の商品総数が多すぎでした。

フォーラムロマーナの商人は序盤にワイン生産所2枚を押さえてそこそこの価格を維持できた分で勝ち。

ストーンヘンジはジェームスアーネストの入札ゲームを選択。同じコンポーネントで様々なゲームがプレイできる、というのが売りですが、しばらくプレイしてないとどのゲームが当たりだったか覚えてられません。メモしとかないと。今日のは軽めでやや良。

最後はアークライトのビッグアイディアで締め。

特急ヌプリ

8月中限定で運行している特急ヌプリを見に行ってきました。
珍しく函館本線の長万部小樽間を特急が走るということで、撮影者もそこそこ集まってました。車両そのものは修学旅行臨などでときどき普通に函館本線にも入ってるので、特に珍しいというわけではないですが。外から見た感じでは乗客は微妙に空いてそう、休日でこれだと平日はガラガラかもしれないですね。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Saustall (HUCH! & friends)・Railways of the Western U.S. (Eagle Games)・Automobile (Mayfair)・Caylus Magna Carta (Ystari)・Power Grid: The First Sparks (2F)をプレイしました。

まずは軽く豚小屋。とある豚小屋で起きた殺人事件をみんなで捜査します。
珍しいことに、クルード系の推理ゲームなのにセットアップ時にはまだ犯人が決まっていません。プレイヤーの立場は警察で、情報ほぼゼロのゲーム開始時に当てずっぽうな推理をプロットしておき、カードプレイで意中の人のアリバイを成立させたり成立させなかったりという捜査活動を行います。最後にアリバイの成立しなかった容疑者のうち不幸な1人だけが犯人に仕立て上げられしまうという。さすが警察ずさんな捜査してんなーというゲームです。
あまりあからさまに行動すると意図を読まれてしまうので、1回通してプレイして独特のコンセプトを把握するくらいでないととちょっと難しいです。比較的短時間で終わるので、何回かくり返して遊んでみたいところです。

レイルウェイズ・オブ・ザ・ウェスタンUSはレイルロードタイクーン/レイルウェイズ・オブ・ザ・ワールドの拡張マップです。マップサイズは基本セットとほぼ同じで大人数向け。基本の東海岸マップよりはバランスよさそうに見えます。
追加ルールで燃料補給所と回転式都市マーカーが入っています。燃料補給所は線路建設のついでに設置し、消費することで輸送時に都市の色を無視したり2手番連続して長距離輸送を行なったりできます。回転式都市マーカーは、セットアップ時にランダムな都市に2色めを追加し、輸送するごとにダイヤルを回して2色めが順番に入れ替わっていくというギミックです。どちらもうまく活用できるとぐっと収入を伸ばせる面白そうなシステムです。どちらもマップとは独立した選択ルールなので、他の拡張に投入することもできます。勝ち。

オートモビル。高級車に参入するタイミングがなく、ひたすら大衆車を量産する経営。高級車の熾烈な販売合戦を横目に大衆車はいい感じにシェアを分け合うことができ、余剰在庫をそれなりに出しつつも勝ち。

ケイラスマグナカルタはイスタリボックスの拡張入り。王の恩寵のルールが追加され、元のケイラスから欠けた要素はほとんどなくなりました。ケイラスの恩寵と異なり、単純に勝利得点取る他に6種類の特殊能力が選べて、ゲームしてる感を強く感じられる面白い拡張です。勝ち。

最後は最初の火花。やはり一気に人口増やすと維持費が意外と重いので地道に前進するのが良いのかな、という印象。人口トップタイ、残り食料同数で同着1位。よくバランス取れてるゲームだと思います。

丘珠空港航空ページェント

丘珠空港のエアショーを見に行ってきました。空港は通常営業で自衛隊の駐屯地の方が会場です。開門1時間前に着いたのにすでに駐屯地前は長蛇の列。珍しくいちいいち来場者全員身体検査してます。空港だから当たり前といえば当たり前ですが、丘珠駐屯地の基地祭のときはそんなのないのですが。
朝から閉門の午後3時までいろんな飛行機が飛ぶメニューがみっしり詰まっていて、見学者はメシ食うヒマもありません。目玉はハリアーの地上展示とかスーパーホーネットの航過飛行とかですが、残念なことにF16が墜落の影響で来なくなってしまいました。さすがに急に代わりを用意することはできなかったらしく、F16の機動飛行の時間は他の機の飛行の時間をズラして間が空きすぎないように調整しただけで、単にプログラムが減っただけでした。スーパーホーネットの航過飛行もトラブルらしく1回減っていて米軍さんどうしたの、という感じです。
見応えあったのはグライダーのアクロバット飛行。要は降下しているだけ、のはずなのですが、ループやキリモミは当たり前、ストールターンのような普通の飛行機ではちょっと見れない機動も織り交ぜてて動力がないとは思えません。