小樽市民センターで開催されたおたるさいころしんこうかいにお邪魔してきました。第14回だそうです。
100%ビーフショーダウン (JUGAME STUDIO)・超人ロック(エポック/国通)・ミステリーホームズ(Studio GG)・アリスアセンブル(空理計画)・PIX (Asmodee/HJ)・Wallet (Lifestyle Boardgames/HJ)をプレイしました。
まずは4人で100%ビーフショーダウン。並べると牛のシルエットになるカードデザインが美しい。ドラフトで肉の部位を集めてセットコレクションするカードゲームです。カードの種類が少なく基本的に染める役ばっかりなので、ドラフトとしては1枚めで上家と被るかどうかくらいしかないです。役の得点構成とか、負けるたびに手持ちカードが1枚増えるとかのバランス調整はよくできていると思います。
再版超人ロックを7人。旧版と比べてすべてのカードが1回り小さくなっています。字が小さくなってるのは仕方ないのですが、もともとカード枚数多いゲームなので大量のカードが並ぶ分には取り回しは良くなってると思います。ただ戦闘カードは手に持つにはちょっと小さすぎです。カードサイズ以外は旧版に忠実に作られているので、以前と同様正体隠蔽系なのにキャラクターリストとか一切入ってません。昔はそれでもよかったのかもしれませんが、これを機会に初めて遊ぶという人を取り込むには不親切かなあと思います。
キャラクター配られたらE/Gのコーネリア。4レベルのエスパーで並の下といったところ、とかなんとか言う以前にDr.ウォンが様々な能力カードを拾ってすべての敵を薙ぎ払いつつノヴァ勝ちして行きました。
ミステリーホームズ5人。人狼系の推理ゲーム。全員が目を瞑っている状態で、村人の中に1人だけ混じった犯人がルールに従って殺人事件の証拠品などをボードにセットアップしたところからスタート。アクションポイント制で証拠を集めるとかの捜査をして、ゲーム終了までに犯人と凶器を当てれば村人の勝ちというゲーム。当然ながら証拠品を余さず集めれば解けるようにできてはいますが、捜査を尽くすにはポイントが足りない上に、村人に混じっている犯人は捜査するふりをして証拠を隠したり嘘ついたりして捜査を攪乱してきます。論理パズルとしてとてもよくできています。村人の勝ち。
アリスアセンブル4人。場に並んだカードを順に1枚ずつピックして1列に並べていきます。カードの端に0~5個のドットが描かれているので、これがうまく縦横に繋がっていると得点が獲得できるというゲーム。人形を組み立てるというフレーバーとはあまり関係ないシステムですが、パズルゲームとしてはちゃんと機能しています、勝ち。
PIXを6人。お絵かきゲーの要領で絵を書く代わりにドット絵を作ってお題を当てるゲーム。お題はドット絵で表現するの難しいものばかりで、なかなか手ごわいです。絵心のいらないお絵描きゲーシリーズの一員ですが、たぶんこれ絵心最重要ゲーです。
ウォレットを7人。マフィアのボスの財布からお金をくすねるカードゲームなのですが、コンポーネントのボスの財布がチープな布製なのが笑いを誘います。システム上、カード一式を入れられる必要があるのであまり選択肢もなかったんだろうとは思いますが。5枚の手札から要らないカードをボスの財布に戻したり、必要なカードを得るためにボスの財布からカードを引いたりします。プレイ時間的にあまり多くは手番順回ってこないので、初期手札配られた時点でどれだけ完成してるかどうかで決まる部分が多く、何度も出したり入れたりを楽しむ機会はないです。負け。