T井氏宅ゲーム会

T井氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Acquire (Hasbro/AH)・Werewords (Bézier Games)・Lancaster (Queen)・8ビットモックアップ (さとーふぁみりあ)・ブックメイカーズ (オオツカ製作)・Majesty (HiG)をプレイしました。

まずは新版アクワイア。マップが10×10で少し狭くなってタイル数減って時間短縮がはかられています。一番の違いは3位まで合併ボーナスを得られるようになったところ。1位は株価の10倍で変わってませんが、2位は7.5倍、3位は5倍と、3位でも昔の2位と同じだけ収入があるので、途中で資金ショートしにくくなりました。その代わり序盤の合併で3位にすら入れないと圧倒的に出遅れます。負け。

インサイダーゲームをパクったと噂のワーワード。作者は20の質問と人狼を組み合わせた全くのオリジナルと主張しているようですが。役職の割り振りは、1人は市長として司会のみを行い、正解を知っていて誤答に導くのが目的の人狼が1人、同じく正解を知っている村人サイドの予言者が1人、残りは何も知らない村人です。市長が決めた秘密の合言葉をYes/Noの質問を繰り返して絞り込んでいきます。4人プレイだと原則として正解知らないのは世界で1人の村人だけなのでイマイチゲームとしては成立しにくいようにも思うのですが、意外とちゃんとした推理ゲームにはなります。正答できれば村人の勝ち、ただし、最後に人狼が予言者を当てれば人狼の逆転勝ち。逆に正解にたどりつけなかった場合は投票で人狼を処刑できれば村人の逆転勝ちです。
コンポーネントは役職タイルと市長が回答するときに使うYes/Noタイルしか入っておらず、出題とか時間管理はスマホアプリでするようになっています。ところが、このアプリがおま国仕様で日本国内からはインストールできません。その代わり多国語版アプリが有料で販売されています(日本語が含まれているかどうかは知りません)。ごにょごにょやって国別規制を迂回できれば出題辞書だけは英語版アプリにも各国語分が入っているので普通に遊べます。
村人で正答するも予言者殺されて負け。

ランカスター。第1ラウンドに何とかしてレベル3騎士を作っておくと、第2ラウンド以降の選択肢が広がってがぜん有利なのですが、すっかり忘れていて1レベル騎士を増やしてしまいました。負け。

8ビットモックアップはタイルを並べてうまく地形を繋げてトークンを配置して得点するカルカソンヌみたいなゲームですが、全員同じ構成のタイルが全員同じランダム順で引かれてきて、それを各自自分の箱庭に配置してきれいに接続することを目指すのでプレイ感はテイクイットイージーでした。2戦2敗。

少年漫画雑誌みたいなデザインの箱が人目を引くブックメイカー。トーナメント戦が始まった少年漫画の読者として、ファンレターを送って自分の贔屓のキャラを優勝させようとするゲームです。が、タイトルの通り、各マッチの勝敗予想の当たり外れによる得点が大きいです。ゲームは最初にトーナメント表を作るところから始まっているのですが、ここで自分以外の3人が全員表の反対側に行ってしまいました。推しキャラ同士の潰しあいでみんな手札を浪費しているのを横目に、自分の推しキャラもあえてあっさり見捨ててどうでもいいサブキャラ戦の勝敗をローコストで制御しつつ勝敗予想点を稼いで勝ち。

宝石の煌きの作者の新作マジェスティ。アークライトの日本語版です。適度に大きくて使いやすそうなプラ製のコインがたくさん入っています。手番には並んでいる場札から1枚カードを取って自分の手元に配置して能力を起動、場札は売れ残りほど安く買えて新しいカードを買うときは前のカードにコマを1つづつ置いていくセンチュリースパイスロードっぽいシステムです。ルール聞くところまでは面白そうなのですが、兵士カードの攻撃力が強すぎで、買うカード買うカード次々と兵士カードの全体攻撃効果で吹き飛ばされていきます。防御カードや回復カードもあるのですが、悪い流れに入るとそれらを含めてあっという間に更地にされてしまいます。トータルではバランス取れてはいるようなのですが、ちょっとどうなんでしょう。あと、貴族カードが既存の貴族カードを含む総枚数x5金の収入という効果を持っているのに、コインのミックスは1・2・10で5金コインがないのはどうかと思います。負け。

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