K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Tzolk’in (CGE)・Coup (La Mame Games/デンデイズ)・Canyon (ABACUSSPIELE)・誘導遊戯(箱の中のネコ)・Walnut Grove (Lookout)・Elder Sign (FFG)をプレイしました。

早速ツォルキンから。ワーカープレースメントですが、不利そうな後番プレイヤーに初期資産のゲタの類は一切なく、4人プレイの4番だと1巡目の手番が回ってくるころには安めに置けるマスが全然残ってません。スタートプレイヤーがかなり有利なシステムなので、初手はとりあえず無料で1人スタートプレイヤーに置いて終わり、というのもアリかも。最下位。

クーは正体隠匿系のブラフゲーム。ライフ兼役職のカードを手札として2枚持ち、役職の効果でお金貯めたり暗殺したりしますが、持ってる役職は自由に偽ってよいというシステム。7金貯めてクーで殺すのは無条件で通ってしまうので、本当はその前に3金で済む刺客使ったり刺客のふりしたりして何とかするようなゲームなような気がします。2戦2敗。

謎に赤ポーンの入っているキャニオンは98年の候補作。トリックテイクでボートレースをするという、システムとフレーバーの全く噛み合ってないゲーム。マストフォロー切り札ありのトリックテイクで勝ったトリック数だけ前に進むという単純なシステムですが、ビッディングして当たれば歩数にボーナスというのが良く効いています。98年は2冠のエルフェンランドの年だったせいもあって候補作の中ではイマイチ目立ててなかったと記憶していますが、これはぜひ押さえておくべきゲームの一つと言ってよいと思います。負け。

誘導遊戯は今年のゲームマーケットの新作。各自自分だけ知らないNGワードを割り当てられた上で、お題に沿った自由会話を一定時間切り抜けるというゲーム。これがゲームかどうかはちょっと微妙ですが、面子とテーマとNGワードの選定がうまくハマればこれ以上のものはない独自性を発揮する好作品です。

1人減ってLookoutの箱がおっさんシリーズの一つウォルナットグローブ開拓史。ワーカープレースメントですが、ワーカーの維持コストが異様に高く、日々の暮らしに追われているうちに終わってしまうカツカツゲー。これも後番不利な割に何も代替措置がないですが、ワーカー数に比較してアクションマスの数が多いので問題ないというデザインなのでしょう。実際のところアクションの選択より地形のタイル引きと配置の方が展開に大きく影響しそうな感じ。資源の種類は多いのですが、何はなくとも材木が最も重要です。最下位。

最後はエルダーサイン拡張入り。システム的には白ダイスと黒ダイスが追加されたのが最も大きな変更点です。祝福されると白ダイスが貰えて、これは普通に緑ダイスに追加で振れます。呪われると黒ダイスが貰えて、こちらは同時に振った緑ダイスと相殺されるという恐しいダイスです。今回の旧支配者はハスター。祝福2人に呪い0人だったせいか楽々クリアでした。

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