K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Lemminge (Amigo)・Brügge (HiG)・官運亨通 (FunBox365)・Res Publica (Queen)・Keep Cool (Spieltrieb)・Locomotive Weks (Queen)・Smash Up (AEG/アークライト)をプレイしました。まずはレミング。各自2匹のレミングを持ってヘクスマップのコースをカードプレイでレースします。カードを降順に出せれば進める歩数が累積し、大きい数字のカードで順番崩すとリセット、というシステムなので小さいカードをタイミングよく引いてくるのがコツというか、大きい数字をガンガン配られると後続楽にするだけで全然前に進めません。2匹ともゴールできず。

フェルトのブルッヘはカードプレイで街を作っていくゲーム。家を建てたり、その家に人を住まわせて特殊効果をもらったり、運河掘ったり、災害を防止したりとやることはたくさんあるのに、1ラウンドにできることは5枚中4枚の手札を使って計4アクションするだけなので欲ばっていると何もできません。得点源は多彩ですが、ある程度絞って作戦立てるとよいかも。2位。

官運亨通は中国のとある王朝を舞台に猟官活動をするゲーム。他人に(額は非公開で)賄賂を送って役職をもらい、その収入でさらに賄賂を送って次の役職に就きます。そのまんまといえばそのまんまなシステムですが、これが面白い。一度金が詰まると役職を取り返すための賄賂の資金が無くなるので、あまりバランスが良いとは思えませんが、誰をどれだけの収入の役職に就けるかは賄賂を貰った側が賄賂の額とは無関係に自由に決めてよい(どうせ賄賂の額の勝ち負けは外からは分からない)ので、ものすごい勢いで現金を投げ付けあって疑心暗鬼を育むゲームです。一応勝ちましたが、勝ってもただの悪代官なだけであまり勝った感じしないです。

クニチーのレスパブリカは再版で箱大きくなりました。たぶんシステムは変わってないと思います。民族名の頭文字が大きく印刷されていた旧版と比べると、カードデザイン的にはちょっと遊びにくくなっていますが許容範囲でしょうか。序盤で民族揃えるのがうまく行かないと後半伸びないので割と大差のつくゲームです。真っ先にゴート人1組揃えましたが、その後が続かず大敗。

キープクール。担当国ランダムに決めると発展途上国。序盤で一気に地球環境が悪化して尻に火がついたのか、全員で緑の工場を建てまくります。実はほとんどのプレイヤーは懐疑論者で黒工場が勝利条件だったのですが、地球の危機となればそうも言っていられません。そこそこ安定してきたタイミングですかさず傘を買い揃えて後進国グループの対策キューブ個数の条件を満たして勝ち。

1人減って3人で機関車工場。次々と次世代の機関車を開発して工場を建設し、生産した機関車を売って儲けるのですが、旧式化した機関車の需要はどんどん無くなっていくという、ワレスのオートモビルの鉄道版といった雰囲気のゲーム。オートモビルと違って毎ラウンドの需要がダイスで決められるため、未確定情報がない代わりにラウンドごとの好不況の波が激しいです。工場の増設やラインの転換はそこそこ自由が効くのですが、収入をきちんと投資に回さず現金で留保していると容赦なく税金を取られるので、ペイするかどうか微妙な投資を常に迫られるというマネジメントの難しいゲームです。新型の開発費がかなり高いので、できるだけ車種絞るのがよさそうですが、そうすると需要の波に対応しにくくなるというジレンマが。2位。

最後はスマッシュアップ。秘密結社の戦闘員を率いて秘密基地を攻略します。「宇宙人」とか「忍者」とか「海賊」とかの20枚ずつの構築済みデッキを2つ混ぜてユニークな秘密結社の40枚のデッキを作るというアイディアは驚愕もので、ゲームバランスとか細かいこと言わなければいくらでも拡張できそうな夢のあるシステムです。売れるといいですね。勝ち。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です