航空自衛隊千歳基地の航空祭を見に行ってきました。
天候曇り、雲が低く全く視界がない状態で、前半のフライトは救難ヘリ以外はほとんどキャンセルか、上がって着陸するだけになってしまいました。そんな中でロシア軍が気を効かせてくれたのか、リアルのスクランブルが発進。展示で上がったF15なのか任務で上がったF15なのかよく分からない状態でした。米軍のF16はいつも通り天気に関係なく機動飛行を披露。低速ローパスなのにベイパー引くくらい湿度が高く、今日一番見応えがあったと思います。
午後になって若干天候が回復。ブルーインパルスは時間通りに離陸しましたが、やっぱり雲が多くて第五区分。航過飛行で真っ直ぐ飛ぶだけですが、基地の南からどんどん流れてくる厚い雲に押し出されるように徐々に徐々に飛行ルートが北に移動していきました。ついには基地の上空から外れてミッション中止。
今年から基地内駐車場は要予約、観覧エリアに入る前に手荷物検査など、大幅にセキュリティが強化されました。隊員の手際はよく入出場はむしろ例年よりスムーズだったと思います。その代わり、地上のイベント(スタンプラリーとか歩哨犬とか)が大幅削減されてしまい、特に子供連れにはイマイチ見るところのない基地祭になった感があります。