K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
俺のケツをなめろ(天下布武/ゲンブンゲームズ)・La Isla (alea)・Parfum (Queen)・Rapa Nui (KOSMOS)・Metal Adventures (Matagot)・Stichling (Ravensburger)をプレイしました。
まずは再版された俺のケツをなめろ。色あいとフォントが良くなっているのか旧版より遊びやすくなっています。気づきにくい点でいろいろ調整が入っているはずですが、とりあえず良く目立つプレオーダー特典のIS-3が効果的です。今までIS-2をもってしてもティーガーIIの破壊は困難でしたが、IS-3ならばどんなカードでも十分撃破される危険性があるので、重戦車無双ゲーなところが補正されています。友軍カード1枚しか獲得できませんでしたが、それが3点カードで勝ち。旧版では3人で獲得友軍カードが1枚2枚3枚に割れたとき1枚の人には勝ち目なかったのですが、-1点カードが入ったおかげで、1枚のプレイヤーにもワンチャンあるようになりました。
フェルトのライスラは、すっごい幾何学的な謎の島の陣取りゲーム。毎ラウンド3枚配られるカードを特殊能力・資源の獲得・動物チップの価値の増加に割り振って早い物勝ちで探検隊を送って領地を確保します。3枚のカードの並び順考えるだけなので選択肢はあまりないのですが、カードの効果のバランスが絶妙でどのカードをどこに使うか悩まされるゲームです。1人だけ動物5色セットを完成させることができて勝ち。
パフュームは香水を調合して売って儲けるゲーム。プレイ順に応じたアクション数を5色のダイスに割り振って規定のセットができれば香水完成という分かりやすいシステムで見通しはよいです。出目とタイルの引きの良し悪しで如実に有利不利が出るので運要素は強いですが、変に複雑なところはなく基本的に需要に応じた香水を数作るのが勝敗に直結していてゲームしてる感は十分です。2本しか完成せず大敗。
ラパヌイはイースター島でモアイを作るカードゲーム。基本的に手札を1枚自分の前に出して1枚補充し、次の補充候補として公開されたカードと同じカードが場に出ていれば全員そのカードから収入を得るというのを繰り返すだけのシンプルなシステムです。カードのピックで収入タイミングを割と自由に調整できるので、細かく得点差を積み上げる緻密なゲームではあるのですが、それ以上に大きな得点源として、モアイ建造時に供出した食料カードの枚数によって決まる食料カードの点数があり、たくさん持っている食料でもあまり供出しすぎると1枚あたりの点は増えても残った枚数が減って損、というジレンマをやりくりするゲームです。1勝1敗。
メタルアドベンチャーは宇宙海賊になって商船襲ったり他プレイヤーと決闘するゲーム。特に奇をてらったところのない普通の海賊ゲームですが十分に面白いです。毎ターン商船か惑星か他プレイヤーのどれかを襲わなければならない、という制限と厳しすぎないバランスがゲームのテンポを良くしているのだと思います。商船襲うのに海賊同士共闘するというのは普通ですが、決闘もサシじゃなくて援軍呼べる卑怯なルールなので、3人プレイだとなかなかさあ決闘とはなりません。もう少し人数多い方が良いでしょう。負け。
悪魔の針は4色メイフォロー切り札なしのオーソドックスなトリックテイクですが、4ヶ所同時進行で獲得トリック数を予測するという奇抜なシステムで一気にカオティックなゲームにしてしまった怪作。1分1敗。