1/4はK川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
カルカソンヌ(Hans)・キューバ(Eggert)・Before the Wind(Phalanx)・金星の商人(AH)をプレイしました。
カルカソンヌは拡張1の他に最新の「市長と修道院(原題では追加セット5、邦題は小箱も数に入れて追加セット8)」を加えました。他の大箱拡張のような大規模な単一テーマの拡張ではなく、新しい配下コマやタイルなどの小規模な追加ルールが複数一緒になっている形式なので、オリジナルのゲーム性を損なわなずに導入しやすい拡張セットです。草原の得点メカニズムを変更してより高い得点が可能になる代わりに配置機会の限られる「大農場」を有効活用できて、今年の初勝利になりました。
Eggert Spiele期待の新作の一つキューバ。第一印象はプエルトリコっぽいのですが、他プレイヤーとの相互作用が少ない割には重要性は高いという点や、資源の産出とVP変換を繰り返すプレイ手順と手数の不足感などを総合すると大聖堂に近いタイプのゲームだと思います。評価も大聖堂以上プ未満といったところですが、法案の出具合でゲームの展開が激変すると思われるので何度かやってみないと分からなさそうです。プと違って人数にかかわらず出荷船のキャパシティが変わらないので、少人数プレイでは出荷型、多人数プレイでは建築型が強いと思われます。ラム酒出荷型のY田氏の大勝。ダムで水貯めまくり戦術では追い付きませんでした。
Before the Windはカードゲームですが、これも生産と出荷を繰り返すゲームです。ゲーム性は良好ですが、カードの視認性がよくないのが欠点でしょうか。Phalanxのはどれもそうですが、センスに欠けるのに無理に言語依存性を排したグラフィックデザインは好ましいとは思いません。人数上限が4人なのも謎ですし、大型船に比べて小型船の得点が低すぎる感がありバランスも微妙です。勝者は大型船3隻で効率良く目標得点をクリアしたY田氏でした。
最後はお正月らしくスゴロクということで金星の商人。テレゲートがやたらと散在する宇宙で運よくジャンプスタートを拾ってしまい、毎ターンのようにジャンプしまくって速攻で勝利を決めることができました。