M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
Bloodstones (Wallace Designs)・Elfenroads (RGG)をプレイしました。
話題のワレスの新作ブラッドストーン。この週末に日本中でプレイされてそう。
物理的に重量級ですが、厚紙製のものは外箱だけで大量のセラミックのようなプラスチックのようなツルツルのタイルと布製のマップと巾着袋という豪華なコンポーネント。
ゲーム内容も重量級できょうび珍しい直接攻撃系地政学マルチです。
各プレイヤー全然構成の違うユニットのセットを袋に入れたのからランダム引きして、それを戦力としてマップ上に置いたり生産コストや移動コストや戦闘時の修正に消費したりして陣取りをします。
5人吸収できるNo.6のマップと初回で良く分からんので勢力はランダム配布。
コルセア、ネクロマンサー、ヒルフォーク、ドラゴンライダー、ホースロードの順でコルセア担当。最後手番のプレイヤーから好きなエリアに初期配置していきますが、地政学マルチの性質上他プレイヤーとの相対的な位置関係が重要なので先に置けてもあまりいいことないような。同条件ならば、初期配置で船を置ける海岸沿いか、攻められにくい森や丘ををスタート地点にするのがよさそうに思います。
コルセアは海戦や上陸戦が得意なのでまずは海域にずらっと船を並べて制海権を獲得。これでどこでも好きなところに上陸できるのですが、マップ6は海からアクセスできる範囲がちょっと狭い割には船にユニット数を取られて陸上戦力がパワー不足な感じでした。内陸で戦ってた他の勢力の人の動き見た感じでは、移動のコストが高く手札のタイルをかなり消費してしまうので、後半ハイスタックを運用し始めると一度投入した戦力を別方面に方向転換するのが難しく、殴る相手はあらかじめ良く考えないといけない雰囲気でした。
最終決算してコルセアは3位。勝ったのはドラゴンライダーのK川氏でした。初期配置時点で平原エリアに広くアクセスできたのと、1ユニットでゲーム中最強の4戦力でどんな地形も1コストで移動可能で敵は撤退不可というドラゴンがやはり強かった印象。
一番のウリのタイルですが、麻雀っぽく立てて使うことを示唆されているのに薄くてイマイチ自立できないので、タイルラックか何かがあるとプレイしやすいと思います。
エルフェンロード。
エルフェンランドのリメイクで、旧版エルフェンランドに既存拡張のエルフェンゴールドと新拡張のエルフェンシーが入った3コ1セットです。
エルフェンシーをプレイ。マップの半分くらいが多島海になっていて、新しい移動手段として海を移動するクジラが追加されました。その代わりエルフの自転車とドワーフの力車は更迭。街の数が大幅に増えて32箇所も巡ることができます。
クジラは海しか移動できない代わりに、筏と同様に移動タイルを置く必要がありません。何枚かまとめて引けると強力ですが、1枚2枚手元にあっても海に行くには足りず陸を進むには使い道がなく、かなり癖の強い性能です。
元のエルフェンランドは街が少なくコンプリートできて当然というあたりがスタートラインで最後にどう他人を妨害するかのゲームになっていたきらいがありましたが、街の数はギリ回り切れないくらいで自分の道を伸ばすも敵の邪魔をするも作戦次第というバランスはかなり良いと思います。なかなかお買い得なセットじゃないでしょうか。
またもや3位。