K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Die Siedler von Nürnberg (KOSMOS)・Love Letter (カナイ製作所/Alderac Entertainment Group)・惨劇RoopeR (Bakafire Party)・Puerto Rico (alea)をプレイしました。
まずはニュルンベルクの開拓者。ダイスを振る代わりに2~12の36枚のカードを1枚ずつ引くとか、開拓地を都市に発展できない代わりにニュルベルグ市街を表す別ボードに工場を建てられるとか、普通のカタンからはかなり手が入っています。工場で製品を作って得たお金で街の外壁を建てると名声点が貰えて、名声トップのプレイヤーに4点も入るあたりは、同じころ出た歴史カタンに近い雰囲気です。他にもニュルンベルグから出ていく5本の道それぞれに1点ですが最長道路のボーナスがあるとか、かなり攻撃的なシステムになっています。
都市が作れないので常に資源が不足気味で、建てられるモノの数の割に勝利条件のハードルが高く、終盤なかなか勝負がつかないシビアな展開のゲームでした。序盤出遅れましたが、結局は同点タイブレーク勝ち。
ラブレターは英語版。カード総数わずか16枚で、手札1枚手番ごとに1枚引いて1枚プレイして特殊効果を解決し、全員最後に手札に残った1枚を比べて一番強いカード持ってた人の勝ち、というちょっと複雑なククといった趣きです。テーマはお姫様に恋文を届けること、のはずなのですが、実際は王や王子の首を狙って突っ込んでくる衛兵を天下無双のメイドが撃退している裏でお姫様と伯爵夫人がタイマンでドツキあう、何だかすごく殺伐としたゲームです。何でもないところでEPSが冴え渡ったり、終盤きっちり計算されてハメ殺されたりする波乱万丈の展開で、元々500円とは思えない秀作。負け。
惨劇RoopeRは基本セットの最後のシナリオ。表記されてる難易度は低いのですが、1ループ目の初日に一見解けなさそうなハードな状況が公開されるので、プレイヤー側の方針立てるのが難しい熟練者向けシナリオ。5ループもあるのに3ループで謎はすべて解けたとばかりに答え合わせに進みましたが、単純な見落しで脚本家の勝ち。
最後はプエルトリコ。4番手スタートでタバコから工場に進んでいい感じ、と思いきやさすがにギルドホールは逃したので砦を立てて人切れを狙う作戦で、ものすごい勢いで人が減っていって1点差勝ち。