ML.K 6月例会

札幌市北区民センターでML.Kの6月例会がありました。参加者5人。
名もなき魔王(蓑竹屋GAMES)・シンデレラが多すぎる(大気圏内ゲームズ)・彼女のカレラRSトリックテイキングゲーム(Product Arts)・Vorpals (I was games)をプレイしました。

今回はゲームマーケットの戦利品大会になりました。
まずは4人で傑作と評価の高い名もなき魔王。配下の魔物の戦力で領地や新たな魔物や財宝を競るのですが、配下の魔物はお金を払わないと働かないくせに、余ったお金を持ち越しできないという江戸っ子システムが潔い。領地を取って収入増やすと戦力が足りなくなり、魔物を雇って戦力増やすとそれを稼動させる資金が足りなくなります。山札の中身以外には秘匿情報はほとんどなく、限られた資源と残り手番数からきっちり計算できるシビアな戦いです。ゲーム内容もさることながら、フルカラーのドット絵で構成されたカードデザインも必見。勝ち。

シンデレラが多すぎるは18人の候補の中から自分に手札として配られた4人のどれかをうまいことシンデレラに推挙するカードゲーム。謎にシンデレラは消去法で選ばれるので、実は女ですらないかもしれないというエキセントリックな設定。短時間で決着つく小品ですが、とりあえず18人全員の属性覚えてからが本番かと。

1人増えて彼女のカレラはマストノットフォローな変則トリックテイク。カードの数字だけではなく、手元から投入したガソリンチットの個数をカードの数字に加算してトリックの勝者を決めます。ゲーム中に存在するガソリンの総量は進行とともにもの凄い勢いで減っていくので、終盤はガソリンの一滴は血の一滴になります。あまりレース感はありませんが、よく練られたゲームです。ゲームマーケット購入者特典のプロモカードがあまりに重要なキーカードになっていて、これの有無で全然別ゲームなのがちょっと残念。

ヴォーパルスはVicious拡張入り。カード増えてはいるのですがルールの変更はないのであまり変わった感じはしません。序盤に腐敗の王を投入したおかげで一気にトップに踊り出ましたが、当然次ラウンドにはほぼ全滅なわけで順調に失速して負け。

北区民センターの改装の影響ですが、次回7月例会までは北区民センター開催、次々回8月例会は東区民センターに移動となります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です