K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
Hyperborea (Asmodee)・Québec (Ystari)・Grog Island (eggertespiele)をプレイしました。
一部ルールが改正されたヒュペルボレア。完成しなかったアクションをリセット時に個人ボードに残せなくなりました。袋に入れるキューブの数を極力抑えて頻繁にリセットする作戦を封じるための修正のようです。
担当ランダムに決めると黄色。Bタイルの種族能力が1VP払ってキューブを3個引ける高速化能力(一応他の選択肢もありますが)なので、まさにこの修正の影響を受けます。改正後の強さを測るためにもBタイルを選択、というか最初に2VPもらえるだけのAタイルの出番はないでしょう。基本的な作戦は上級技術は一切買わずキューブも極力増やさず、特殊能力で毎回キューブを追加で引いて2ラウンドに1回リセットして基本技術を高速回転させ、コマ置ききりと12VPを目指します。一応経験者なので順調に展開して作戦通り勝ち。十分に強いことは強いのですが。毎ラウンドリセットする暴力的な性能はなくなったので、陣取りのコマ捌きでバランス取ることはできそうな感じです。初手でパーマネント型の上級技術買えると旧ルール通りの毎ラウンドリセットができてしまうので、それだけは阻止した方がよいでしょう。
ケベック。5人いると自分の順番回ってくる前にめぼしい建物は埋まってしまうので、紫色の自分の建物の追加効果を使えるカードは微妙そう。自分が使いたい良さげな建物選んでも、他人から見て人気がないと使ってもらえないわ自分で使っても効果出ないわなので、そういうときこそ活用できそうな気もしますが、1時代1人あたりの手番数が少なくなるせいかどうにも手数が間に合わない感じです。4位。
1人減って4人でグロッグアイランド。さすがリーネック、海賊ゲームらしからぬ良作。独特のシステムの競りで海賊が老後のための家を買うゲームです。競りの対象と可能な価格がダイスで決まるのでなかなか思うようには行きませんが、ほぼ公開されている所持金と手札の隠し財産のバランスや、種類の少ない分読みやすい代わりに強力なダイス操作カードで見た目以上に高いゲーム性を持っています。やはり海賊とはあんまり関係ないあたりが成功の要因でしょうか。1点差3位。