北海道鉄道140年号

キハ261系5000番台はまなす編成の初運行が実施されました。
小樽から岩見沢と室蘭を経由して札幌に戻ってくるルートの団臨で、発売即完売だったそうです。岩見沢苫小牧間の非電化区間を走る企画は今後もそうはなさそうなレア列車になりました。
はまなす編成に限らず最近の車両のヘッドマークはLEDで何も好きな画像を表示できそうに思うのですが、今日はなぜか上からステッカー方式で140年号のロゴマークを貼っていました。写真撮る分にはそっちのが都合がよいですが。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Orléans Stories (dlp games)・Unlock! (Space Cowboys/HJ)・Aeon’s End (Action Phase Games)をプレイしました。

オルレアンストーリーズ。大きめサイズの箱にこのタイトルで一見レガシー系っぽいのですが、1プレイで完結するシナリオが2本入っているオルレアンの独立型拡張です。箱に書いてあるプレイ時間が4人で3時間となかなかの重量級、実際にはもっとかかると思います。
バックビルディングして手元でワーカープレースする基本的なルールはオルレアンを踏襲していますが、マップ上を旅行する要素がそっくり陣取りに置き換わっています。
1本目のFirst Kingdomシナリオをプレイしました。このシナリオではゲームが全部で8時代に分けられていて、時代ごとに決められた条件(領土3エリア以上とか)を満たしたプレイヤーから順に次の時代に進んでできることが増えていくところがストーリーになっています。ルールを聞いてプレイを始めたときはなかなかワクワク感のあるシステムと思ったのですが、手なりで進めていたら、いつの間にか中盤で全員ほぼデッドロックに陥っていることが判明。かろうじてゲームを進められる可能性が残っていたT木氏の推定勝利で協議終了となりました。
もともとのオルレアンのシステムとも共通しますが、このゲームでは世界の資源はすべて数が決まっていて消費したものは永久に失われ、同様に時代を進めるのに必要な公共事業ボードに送ったコマも永久にそこに留まって帰ってくることはありません。これによって将来の時代で必要になる予定の資源を取り損ねたり使い切ってしまったり、必要な公共事業ボードのマスが埋まってしまったりすると、時代を進める条件や最終的な勝利条件を満たすことができなくなってそのプレイヤー(下手をすると全員)が事実上ゲームから脱落してしまいます。先々まで予定を立てて必要な資源をあらかじめ確保して何ひとつ無駄にすることなく、かつ脱落者を出さないようケアしない限り全員敗北もありうる、というのが意図されたゲームバランスらしいです。さすがBGGスコア6点台のゲームは一味違います。

あまりの驚愕に次はBGGスコア7.9と面白さの保証されているアンロック。ホビージャパンの日本語版第5作めの1本め、インサートコインをプレイしました。
ゲーム機の中の仮想世界から脱出するというストーリー。イラストがすべてドット絵なのがイカしています。
難易度3段階中の1なので特に詰まるところはなくスムーズにクリア。カードを組み合わせて数字を発見して次のカードをめくる、というアンロックの基本システムから全く外れてはいないのですが、スマホアプリとの連携に新しいアイディアが盛り込まれていて、まだまだこんなことまでできたのかという驚きを味わうことのできる秀作です。

日本語版が出て一躍高評価のイーオンズエンド、なぜか英語版。協力型デッキ構築ゲームで、全員でボスモンスターを殴ってHPを0にすれば勝ちという分かり易い勝利条件です。
BGGの評価では2人プレイ推奨となっていてバランス的に心配だったのですが、全くの杞憂でした。ドミニオンと同様の買えるカードが最初から全部場に出ているタイプなのですが、強力な呪文カードは各山わずか5枚、お金に相当する宝石カードでも各山7枚と少ないのが要注意ポイントです。特に人数が多いと強いカードが全員に行き渡るには全然足りなくて、デッキを強化できないままボスの攻撃の前に一人また一人と脱落して負けてしまう、というのが不満点らしいのですが、それなりにカードプールはあるのでカードの内容を吟味して、カードの取り合いにならないようにメインアタッカーとサポートに役割分担して1人ではできないシナジーを発生できれば十分4人プレイでも楽しめるはずです。ボスの性能もちゃんとプレイ人数に応じて調整されていますしね。箱絵も4人パーティーでボスと戦っているので、これがデザイナーの意図したバランスなんだと思います。2戦2勝と鎧袖一触。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Gloomhaven (Cephalofair Games)をプレイしました。

ジョーズオブザライオン拡張の続き。サイドクエストは開かなかったのでメインストーリーっぽいシナリオを3本プレイ。中ボスっぽいモンスターを倒したりしました。シナリオ報酬で経験値が多めに入るようになっていて、あっという間にレベル5に到達。秘密になっているレベル5以降のカードを開封することができます。どのクラスもなかなか強くなっているようです。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Smartphone Inc. (Cosmodrome Game)・Clinic (AVStudioGames)・Deadline (Wizkids/アークライト)をプレイしました。

4人でスマートフォン株式会社。スマホの開発会社を経営して世界中でスマホを売りまくるゲーム。ロシアのパブリッシャの作品なのでロシアに世界的スマホメーカーがあるのはまあ良いとして(知らんですがさすがになんかはあるんでしょう)、日本も韓国もメーカーどころか市場そのものが存在しないという設定。ガラケーから卒業できなかったのでしょうか。比較的最近のゲームですが4Gが最先端扱いされていて現代ものテーマの陳腐化の速さが感じられます。
見た目より軽いプレイ感で、メインとなるシステムはスマホを模した手元のボードでちょっとしたパズルをしてスマホの生産数と価格決定・技術開発・営業拠点の強化などにパラメーターを割り振るだけ。後は安い順に自分の営業範囲内で価格や機能の条件の一致した顧客にスマホを売って売り上げが勝利得点になるという仕組み。薄利多売するか高級スマホで利益を確保するかの選択や、限られた経営資源を新機能開発に振り向けるか販売網の強化に投資するかなど、会社経営感はよくでていると思います。生産に特に原価はかからず、過剰生産で在庫が積み上がってもノーペナルティで消滅するだけと、経営ゲームとしては易しいデザインです。
ロシアの赤いメーカーで欧州や米国の大市場を安価な機種で席巻しましたが及ばず3位。

4人でクリニック。4人フルメンバーだと5つの診療科がすべて登場します。人数増えた分しか増えていないので全体のバランスは変わってないはずですが、序盤は割と担当科が分散するので全員持ってる精神科以外の患者は安定して確保できる傾向。後半はさすがに人数増えた分ほどには患者増えてないので、患者の奪い合いが激しくなります。
今回は1Fしか使わず建設コストを抑える作戦で。基本的に駐車場用地が足りなくなる作戦なのですが、なんとかやりくりできて1位。

3人でデッドライン。アークライトの日本語版です。探偵になって事件を推理する協力ゲーム。とりあえず冒頭で殺人事件が発生し、前半はカードプレイで証拠を集める捜査フェイズ。全員で順番にカードを1枚ずつプレイして、アイコンのセットコレクションができたら捜査成功で証拠を獲得できるというシステム。捜査に失敗して失なわれたもの以外のすべての証拠が集まったら推理フェイズに以降します。冊子の質問(犯人は誰とか動機は何とか)に一通り回答して正誤を確認します。
カードゲームの前半も推理ゲームの後半もプレイそのものは十分に面白いのですが、たくさんの証拠のうちどれが確保できてどの証拠が闇に消えるかは運次第なので、バランスとしては危ういのではと思います。

ML.K 9月例会

札幌市北区民センターでML.Kの9月例会がありました。参加者8人。
Clinic (AVStudioGames)・Orchards (MIDLUS)・The Crew (KOSMOS)をプレイしました。

3人でクリニック。新型コロナ拡張も届いているのですが、基本ルールのみで。医者は新卒が一番優秀で働かせ続けるとどんどん激務に疲れて能力が下がっていくという悲しい設定のゲームなのですが、研究所を建ててそこで勉強させると医者の能力を回復させることができます。というわけで人気のタイルなのですが、医者が入れ替わり立ち代わりに研究所に出入りすることによる移動歩数の浪費から来るペナルティが意外と大きく、必ずしも得点伸ばせるとは限らない感じです。今回は患者の確保と培養がうまく回って僅差勝ち。

3人でOrchards。手作り感満載で素朴ながら綺麗なコンポーネントが特長の同人ゲームです。特に瓶詰めになった妖精コマの雰囲気がよいですね。ダイスドラフトで妖精を一筆書きで移動させ、落ちているタイルを集めてまわるゲーム。タイルを回収したマスは進入不能エリアになるので、うまいこと機動を工夫して他人を雪隠詰めにする駆け引きが熱く、見た目のほのぼの感とはかけ離れたヒリヒリとしたゲームです。序盤の手探り状態のうちに良いタイルを拾うことができて勝ち。

3人でザ・クルー。何だかんだで全50シナリオ中半分くらいまで来ました。

根志越温泉 くるみの湯

千歳市の街外れの田園地域に建つ日帰り入浴施設。国道337バイパスの祝梅出口に近いと言えば近いでしょうか。そこそこには込んでいて繁盛していそうです。
内湯2槽のみの小規模温泉。真っ黒なモール泉で高温と適温、びっくりするほどのヌルスベ感で、モール臭はあまりしませんが泡つきはしっかりとあります。循環塩素となっていますが特段の塩素臭はなし。

データ
住所:千歳市根志越59-13
料金:440円
時間:12:00~21:00
加水なし・加温あり・循環あり・消毒あり
シャンプー・ボディソープなし