M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Dune: A Game of Conquest and Diplomacy (Gale Force Nine)・Lords of Ragnarok (Awaken Realms)をプレイしました。

Gale Force Nineはアバロンヒル版のデューンの再版もしているパブリッシャーですが、これはそれとは別物。
6人15ラウンド180分のアバロンヒル版デューンを、4人5ラウンド60分の小品にシェリンクしたリメイクです。
BGGの評価は低いのですが、下位互換やんけということで極端な低評価を入れている人がいるだけで、システム面で元ゲームから大きな変更はせずにプレイ時間を大幅に短縮することに成功していて完成度は高いと思います。
2陣営減らすためにスペースギルドが完全削除、ベネゲゼリットもなくなってボイスの能力だけ皇帝に引き継がれています。アトレイデ・ハルコンネン・フレーメンはいろいろ調整されてはいますが従来通り。
大きな違いは同盟のルールがなくなったことと、戦闘カードが無料で常に4枚配布されるようになったこと。
一通りカードが揃うまで仕掛けられなかった序盤の準備ラウンドがすっ飛ばされて、最初からクライマックスで最後の数ラウンドをプレイしてるような雰囲気です。
ひとつだけ難点があるとすると、マップ上の各エリアの境界線が異様に見にくいこと。これ絶対PC上でしか色校正してないでしょ、という気がします。
陣営ランダムに決めるとハルコンネン。史実通りカルタゴに拠点を据えてみましたが、フレーメンに叩き出されてフレーメンの勝ち。

フィギュア盛り盛りゲーのロードオブラグナロク。
北欧神話とSFが融合した世界観のゲーム、のはずなのですが、SF要素はフィギュアのデザインだけで内容的にはピュア北欧神話です。
最初にドラフトで選んだヒーローでもって軍勢を率いてユグドラシルの樹のまわりの大地で陣取りをします。
支配エリア数で勝つ他に、ボード上をふらふらさまよっているラスボス(基本セットではロキ)を倒すことでも勝つことができます。
というわけで兵を養ったりヒーロー自身の能力を上げたり領土を増やしたりしつつ、ラスボスへの挑戦権を獲得するために中ボスのモンスターを倒して回ったりします。
まずはヒーローの能力を上げるのが先決で、特にフレイヤ神に祈って上げられるウィズダムが、重要リソースであるルーンと戦闘カードの保持上限数になっています。神殿を一つ確保したら、可能なタイミングではどんどんモニュメントの建設を行なってプリーストを確保するのが重要そう。逆に言うと神殿一つと入植地一つさえあれば、それ以上の領土は勝利条件には影響しますが、特に税収とかあるわけでもなく見た目の印象に反して拡大再生産要素はほとんどありません。また、負けててもとにかくロキさえ倒せばいいわけで、ワンチャン逆転アリというのも脱落者出さないよううまく配慮しているのだと思います。
総じてやりたいことは山ほどあるのに手数が足りなくて悩ましい好ゲーム。
ひとつだけ難点があるとすると、マップ上の各エリアの境界線が異様に見にくいこと。これ絶対PC上でしか色校正してないでしょ、という気がします。
ワンチャン逆転にかけてロキに挑みましたが手も足も出ず負け。