M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
My City (KOSMOS/アークライト)をプレイしました。

クニツィアがレガシーを作ったというマイシティ。アークライトの日本語版です。
全24回とゲーム回数は多いですが、箱の表記は1ゲーム30分、実際には20分くらいで終わるので1日あれば全部通しでプレイできます。
ゲームとしてはシンプルで、ランダムに指定されたテトリスブロックっぽい建物タイルを連続するように並べて自分の街を作り、色の連続とか埋めたマス埋めなかったマスなどから得点して多い人の勝ち。勝った人はキャンペーン全体の勝利判定用の得点がもらえて、負けた人は得点ない代わりにだんだんゲタが高くなる仕組み。どういう理屈かは分かりませんが、街は毎回更地にされます。
レガシーというからにはちょっとはナラティブ要素なり謎解きとかありそうなものですが、そこはクニツィアらしさ、街が順調に発展しました以上のストーリーは一切ありません。3回分づつが1つの封筒に入っていて、ちょっとずつ情報が明かされていく仕組み。おおむねその3回ごとに新しい要素が追加されますが、その代わり古い要素は惜しげもなく削除されるので24回常にスピーディーな展開で飽きさせません。
結局1位から3位まで綺麗に1点差でした。さすがクニツィアのバランス調整です。勝ち。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Adventure Games: The Dungeon (KOSMOS)・Chronicles of Crime (Lucky Duck Games)をプレイしました。

タイトルがググりにくいと評判のアドベンチャーゲーム:ザ・ダンジョン。
脱出系の謎解きゲームです。アンロックみたいな感じですが、スマホは使わずカードとパラグラフブックだけ。カードに書いてあるパラグラフを読んでアイテムカードを手に入れ、アイテムを組み合わせたらまたパラグラフ読んで、というのを繰り返します。謎解きゲーでよくある隠し絵やパズルの要素はほとんどなく、ほぼアイテムの発見とその組み合せの試行だけで進みます。
アンロックのように使用済みになって以後出番のないアイテムは回収される仕組みですが、1つのアイテムに複数使用可能箇所がある場合、メインの目的で使ってしまうと副次的用途が残っていても回収されてしまうような構造。なので、多数の選択肢のうち的確に罠を避けつつ可能な選択肢を完全に網羅して最後にストーリーを進めるスイッチを押す、というエスパーをしないとちょっとずつ有利になる要素を取りこぼして最終ボスにご対面。という感じになります。
最後まで進めて一応クエスト完遂。おそらくは一番微妙な結末のヤツだったと思われます。複数回プレイするかというと全部ネタ割れててはちょっと厳しいのでは。
箱には1話90分で全3話、となっていますが、実際には1話あたりの所要時間はもう少し短いです。

クロニクル・オブ・クライムはアークライトから日本語版が出たのでアプリが日本語対応されました。
日本語化されたのは基本セットのシナリオだけで、原語版では拡張がわんさか出てるのですが、マンションオブマッドネスと同じで追いつくことはなさそうな雰囲気です。
というわけで英語版+日本語アプリという組み合わせ。この場合、証拠品カードだけ訳されてないためアプリの指示と齟齬が出ますが、簡単な単語だけなので不自由はないです。
ストーリー部分が訳されてるのでプレイはかなりスムーズに進みます。ただ、日本語版の訳者の趣味なのか登場人物の口調にかなり癖があってびっくりします。不良軍人が謎に時代劇みたいな侍言葉だったりで、なんかそいつを尋問するたびに微妙な笑いがこみ上げてくるという。
簡単+困難+困難の3部構成シナリオを連続プレイ。無事悪の組織の陰謀を阻止して成功裏に終了。表記の難易度と実際の難易度があまり合ってない感じしました。たぶん簡単シナリオはシナリオの規模が小さい分、手がかりも少なくて1枚取りこぼすだけで重要なヒントが手に入らなくなるとかで、表記ほどは易しくないんだと思います。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者2人。
Dune: House Secrets (Portal Games)・Undaunted: Stalingrad (Osprey Games)をプレイしました。

デューン・ハウス・シークレットは1年ぶり2回目。前回の続きでシナリオ2と3をプレイしました。
BGGの評価は5点台ですが、そこまで悪いゲームではないように思います。Webアプリが一度改訂されていて、勝利得点バリアントでプレイすると、他のディテクティブと同様に最後に事件の真相に関する質問に答えて達成度が計算されます。ただ、これ1回0話まで戻ってリセットしないと変更できないので、1年以上前のバリアントのないときのセーブから継続だと旧来システムのいつの間にか事件解決されてたモードでしかプレイできないと思います。
システム的には、ハルコンネンの注意を引く危険な行為をするときは袋引きで運試しをするとか、リソースの補充はレガシー要素である程度プレイヤーの好きなようにコントロールできるとか、特徴はあるのですが、いまいちシナリオ内で有効に活用されていたような気がしません。総カード枚数も見れるカード数も少なめに感じるのに1枚にわんさか文章が書いてあって、もう少しカード枚数と選択肢増やすとかフラグ管理するとか工夫してゲーム的に捜査してる感出して欲しかったです。
ストーリー的にはデューンの外伝的なものを史実に影響与えないようにという縛りの範囲ではがんばっていたんではないでしょうか。

不屈のスターリングラード。異様に箱デカいですが、きょうびこのくらいは普通かもしれないです。
スターリングラードの一月九日広場周辺の戦いを全15回のキャンペーンでプレイします。
ゲームシステム的には大きな変化はなし。独ソとも同じ2個歩兵分隊のデッキ構成で開始しますが、戦闘中の死亡や成長、戦闘結果によるシナリオの変化で徐々にお互いのデッキが育っていく、という仕組み。これは期待できますね。
ソ連を担当。初戦は敗北。