Phage忘年会

Phage忘年会の前のM上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
ロストレガシー(ワンドロー)・We Didn’t Playtest This At All (Asmadi)・Fairy Land (Lo Scarabeo)・Hanabi (R&R)をプレイしました。

基本セットよりぐっと良くなったと巷で噂のロストレガシー拡張。ヴォーパルソードと竜の杖を2戦ずつプレイしました。たしかに理不尽な死に方するラブレターのシステムをそのままにゲーマー好みの特殊効果の応酬を無理なく組み込んできています。カードセットが増えて組み合わせを入れ替えられるようになったのも面白そうです。1勝。

テストプレイはやってないを1戦。最初に脱落。

聞いたことない謎メーカーのフェアリーランド。カードが異様に縦に長いのですが、タロットカードサイズで普通にスリーブも売っているあたりMayday恐るべし。コロレット風にデッキから引いてきたカードを欲しいカード欲しくないカードがうまく混ざるように3山に分けて、山ごとに競りをするセットコレクション。決して多くはないお金カードは1回使い切りで、各プレイヤーゲーム中1回だけ全回収できるという渋いペース配分が要求されます。カードサイズ以外はとりたてて独創的というわけではないですが、手堅くバランス設計されていそうな好ゲーム。
固定得点のアイテムカードから確実に点を確保できた分で勝利。

最後は花火で締めて19点。

終了後は北大近くの中華料理店でPhage忘年会。四川風なんでしょうか辛い料理も辛くないのも美味しかったです。トイレの鍵が壊れてる以外は素晴しい店でした。

ML.K 11月例会

札幌市北区民センターでML.Kの11月例会がありました。参加者8人。
Black Spy (Z-man)・Mascarade (Repos)・Nugets (NGO)・Filipino Fruit Market (NGO)・Dominion (RGG)・Zan (HJ)をプレイしました。

まずは人待ちブラックスパイ6人。傾向としてラウンドの中盤で一度リーダーになるともうそれ以降全トリック取ってしまうのがツラい。途中終了。

ブルーノ・フェドゥッティのマスカレード。13人まで吸収できる便利な作品です。1人1枚役職カードを持って、それを他のプレイヤーとこっそり交換しながら正体を探りつつ、役職の能力でお金を稼ぐゲーム。7人と8人で1戦ずつ。やはり人数多い方が面白そうです。

2卓に分けて4人ナゲット。パートナーとの連携がバッチリ決まって、高得点ナゲットを狭く囲いつつユニット数で相手チームを圧倒するという必勝の態勢を作ったと思ったら、戦力の配分が悪くことごとく1点差で取られていたという最悪の結果に。

卓組み換えて4人ティンダハン。バランスが重要で、店員とトリックのどちらかに寄せると得点伸びないという説が。毎ラウンド大崩れすることなく得点を重ねて勝ち。

卓組み換えて4人ドミニオン。全部入り完全ランダムで3戦2勝。たとえ呪いを廃棄できる場でも、呪い配る系の攻撃カードを独占させるのはよろしくなさそう。

他の卓ではEdel, Stein & Reich (alea)・ロストレガシー(ワンドロー)・Love Letter (カナイ製作所)・Hanabi (R&R)・シェフィ(冒険企画局)・Coloretto (Abacus)がプレイされていました。

人減って6人で斬。役職配られたら侍。6人のときは侍1人しかいないうえに将軍より得点係数が高いので、一度将軍殴って迷彩しておいた方がよいかもしれません。防御力高い千代でしたが防御能力の効かない全体攻撃に巻き込まれて即死。

終了後は移動して裏例会。参加者4人。
Spyrium (Ystari)・Agricola (Lookout)をプレイしました。

イスタリのスパイリウム。意味ありげなタイトルですが、YとSのつく適当な造語のようです。謎の鉱石を掘って儲けるワーカープレースメント。ケイラスのアティアの作品で、資金カツカツなところはよく似ています。欲しいカードにワーカーを送って、お金払ってカードを買うか、カード買わずに帰ってお金もらうか選択します。大抵の場合、そもそもお金が足りないのでどちらにせよカードは手に入らないという悲しいゲーム。一部のカードがバランス崩しそうな勢いで強力なのが気になりますが、歯応えのある良作です。3位。

最後はアグリコラを世界選手権デッキで。4人だと資源もアクションマスも足りないので全員穴開き農場という低調な展開。どど負け。世界選手権デッキはどれ取っても他人のカードの方が凶悪に見えるのはなぜ。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Black Spy (AH/Z-man)・Nuggets (Winning Moves/NGO)・惨劇RoopeR (Bakafire)・Seasons (Libellud)・Filipino Fruit Market (Bambus Spieleverlag/NGO)をプレイしました。

まずはアラン・R・ムーンのブラックスパイ。アバロンヒルの古い作品の再版です。システムはいたって普通なマストフォロー・ノートランプなトリックテイク。5色のうち黒だけ得点があり他はほとんど0点ですが、最も得点少ない人の勝ちなので、トリック取らない方がよいタイプです。色だけでなく数字でも可能ならフォローしなければならないため、高度な手札管理が要求される高難度ゲーム。色は枯らした方が自由度が大きくなりますが、数字はなるべく手広く待てるようにした方が良いらしい。負け。

ナゲッツはニューゲームズオーダーの再版。レーベンヘルツみたいに格子を柵で囲って戦力を置いて陣取りをするゲームです。4人プレイのときは対面と組んで2対2のチーム戦になります。戦力を先に置くと柵で分断され、柵を先に置くといいところに戦力置かれてしまう悩ましいゲームです。盤面全部に何がしかの戦力コマが置かれるので、後半の残りコマが多すぎると、最後に何も取れない空白エリアしか置けるマスがなくなって困りそう。勝ち。
値段の割にコンポーネントの品質はかなり高いのですが、柵を1手に2本ずつ置くのになぜか奇数本しか入っていない謎。ルールにもその辺何も書いてませんが、これは元のWinning Games版からそうなっていたようです。日本語以外の多国語版が別のメーカーから出る予定があるのですが、そちらでは1本だけ置いてもよいと明確化されているらしい。仏語ルールしか公開されてないので確認はしていませんが。

惨劇RoopeRは脚本集から2本。BTXの普通な感じの脚本と、BTXの1ループが1日しかない極端なシナリオの2本をプレイしました。どちらも主人公サイドの勝ち。

12季節の魔法使い。プレイ間隔が空くとまた50種類のカードを覚えるフェイズから始まるので全然上達しません。1魔力払って全員にクリスタル4のダメージを与える使い魔をフル稼動させてVP差をつける作戦でしたが、皆さん0より下に下がるわけでもなく、それ以外のカード点も足りなくて3位。30VPの得点だけアイテムくらいは先に押さえておくべきでした。

フィリピンフルーツマーケットもNGOの再版。ティンダハンの方をプレイしました。トリック取れば次から切り札を変えられるシステムですが、序列低めで枚数だけ多い色を切り札にしても全然使う機会がありません。枚数少なくても序列の高い色こそ切り札にすべきでした。大敗。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Flaschenteufel (Bambus)・惨劇RoopeR (Bakafire)・Last Will (CGE)をプレイしました。

人待ち3人ボトルインプ。3戦して全員1回づつ壺掴んでいい勝負、と思ったら得点では大差負け。

惨劇RoopeRを2回。
1回めは拡張3の最初のシナリオ。ゲーム中に友好カウンターと不安カウンターの効果が入れ替わるようになったのと、脚本家が4枚めのカードで友好カウンターを置けるようになったのが最大の変更点。お互いにガンガントークンを置きあい毎日情勢ががらりと変わるアグレッシブな拡張です。拡張3のサマリーシートがまだ公式サイトに上がってないので、お金持ちは2冊買って1冊切り裂くのがお勧めです。
2回めは脚本集の最後のシナリオ。あまりに高難易度なので相談ありでプレイ。拡張1のシナリオらしく事件が次々に起こる割にはその犯人が誰なのかさっぱり分かりません。それでもきちんと謎が解けていくあたりが秀逸。

最後はおかしな遺言の日本語版。最初に破産した人が勝ちという独特の発想ですが、システムはワーカープレースメントとアクションポイント制の併用で割とスタンダードな経営ゲーム。早い者勝ちなのに後番に何も特典がないので座り順と引きで決まるところがなきにしもあらずです。スタートプレイヤーという悪くない手番ながら及ばず負け。