K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
We Will Wok You (Pegasus Spiele)・OWACON (Bakafire Party)・惨劇RoopeR (Bakafire Party)・Village (eggertspiele)をプレイしました。

まずは軽くウィ・ウィル・ウォック・ユー!。具材を買って鍋を作るのですが、世界全体のお金の総量が一定でそれが所持金と価格表示の両方に使われているので、お金を貯めると安くなったところを他人に買われ、お金を使うと相場が上がって次が買えなくなるという具材選んでる余裕のないシビアなゲームでした。負け。

オワコンを通常ルールと上級ルールで1戦ずつ。限られたコンポーネントで毎回展開が大きく変化する優秀なゲームです。ほとんどの場合、他人の資産を弄るには攻撃アクションが必要になるので、1ヶ所だけある防御アクションが重要でしょうか。負け負け。

基本セット新版のリリースが発表された惨劇RoopeR。今回は基本セットのシナリオ3。プレイヤー敗北条件の多さの割にループ数少ないのですが、少ない手数で効率的に敗北条件を阻止できるよう設計されているので、手の内開かすペース配分を調整して一難去ってまた一難感をうまく演出する必要があるマスター側の難度の高いシナリオでした。3周めで敗北条件すべて回避されて負け。

最後は村の人生。今回は村の内外に手広く展開する作戦で。各ジャンルに散らしたワーカーを職人と疫病で時間を浪費して素早く人名録に埋めつつ市場の得点もきっちり確保していい感じに組み立てることができましたが、最後1金足りないせいで教会の人が引かれなかった分で負け。残念。

ML.K 3月例会

札幌市北区民センターでML.Kの3月例会がありました。参加者7人。
Neue Spiele im alten Rom (Piatnik/New Games Order)・Forum Romanum (KOSMOS/New Games Order)・OWACON (Bakafire Party)・Dominion (RGG)・P.I. (Treefrog)をプレイしました。

まずは人待ち古代ローマの新しいゲーム。歴史の糸車を3人。全員1点も取らずに終了して、大幅マイナスで負け。1人増えて執政官を4人。競り+神経衰弱です。出遅れを挽回しようとして競りで頑張ると神経衰弱の難易度が上ってさらにハマるという地獄のようなゲームです(褒め言葉)。しかもルール間違えていて、簡単な子供用バリアントでプレイしていたという驚異の事実。負け。

そのまま4人でフォーラム・ロマナム。スタートプレーヤーになったので何だかんだ言いつつ初手天元。ただでさえ少ないコマを長期間縛られるのは厳しく、結局何回か決算残したまま移動させてしまいました。今回は膠着は少なめでしたが最後に複数箇所が膠着して終了するという展開でした。勝ち。

2人増えて2卓に分け、3人オワコンを上級ルールで。無人の4人目が登場するので3人プレイでも8枚の勝利条件カードを探るところは変わりません。上級ルールになると極端な条件が増えるので展開派手めな感じです。負け。

1人増えて4人でドミニオン全部入り。スマホのランダマイザーアプリでカードを選びましたが、絵が出ないとちょっと探しにくいかも。2戦1勝。

卓組み変えて4人でP.I.。探偵マーカーは好きな場所捜索できる代わりにどのジャンルが合ってるか分からないので、微妙に使い所が難しい。処理ミスの罰符で計算上は勝ち。

最後は時間調整に古代ローマの新しいゲームからスパルタクス。全員同じ手札から開始する独特のトリックテイク。基本的に洗面器ゲーで、かなり面白いのは確かなのですが、どうやったら勝てるのかイマイチよく分からない不思議なゲーム。3戦分の合計でトップ。

別卓ではアグリコラがプレイされていました。

終了後は移動して裏例会。参加者6人。
Neue Spiele im alten Rom・The BoardGameGeek Game (R&D)をプレイしました。

昼にも十分遊びましたが、来日記念とばかりにクニチー祭り。古代ローマから商人と法廷をプレイ。商人は握り競り。メディチと似た感じの決まった相場のない競りです。勝ち。法廷は交渉自由の選挙ゲー。ルールを聞いた感じでは非常に面白そうだったのですが、実際にプレイしてみると伏せたカードを乏しいヒントでエスパーするゲームでちょっと微妙。もう少し自由度を下げて代わりに公開情報を増やすと化けそうな雰囲気なのですが。負け。

1人減ってボードゲームギークゲーム。5人もいるとなかなかセット完成できませんが、いい感じに2セット完成で勝ち。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
OWACON (Bakafire Party)・Neue Spiele im alten Rom (Piatnik/New Games Order)・Forum Romanum (KOSMOS/New Games Order)・惨劇RoopeR (Bakafire Party)・The Palaces of Carrara (Z-man)・Archipelago (Asmodee)をプレイしました。

まずはショップ流通に乗るようなったオワコン。勝利条件隠匿方式のワーカープレースメントです。基本ルールと上級ルールがありますが、とりあえず基本ルールでプレイ。
勝利条件カードは各プレイヤーに2枚ずつ計8枚配られて、すべて全員に適用されます。ゲーム開始前は1/4の勝利条件しか分からないのですが、各自この2枚の勝利条件カードを浅瀬と深淵に1枚ずつ分けて置くところが秀逸なシステム。浅瀬の勝利条件を見るアクションマスはたくさんあるので、ゲームが進行するにつれて半分くらいの情報は自然と集ってくるのに対して、各プレイヤーが秘匿している切り札を探る機会はぐっと少なくなっています。3アクションずつ5ラウンドで計15手番という短時間で終わる調整も合わさって、心地良い驚愕を楽しめる一作となっています。勝ち。

続いて古代ローマの新しいゲームは再版の日本語版。まずはカテリーナの陰謀。メモ用紙は少し大きいのを用意して、どんな質問でどの情報が出たかまでメモしておいた方がよいと思いました。2戦2敗。

フォーラム・ロマナムも同じく再版の日本語版。一見よさげな初手天元は長期間そこにコマが縛られ続けるので実は微妙なのかも。やはり序盤で膠着状態になってずっと解決されなかった区画にバインドされたコマの少ない人が勝ちました。2位。

惨劇RoopeRは拡張1に収録されている短時間シナリオをプレイ。基本セットの配役のシナリオです。4日4ループで脚本家の行動指針も明確なのでたしかにサクサク進みます。3ループですべての障害を回避されて主人公の勝ち。

1人減って古代ローマの新しいゲームから3作品を連続プレイ。
まずは2~3人用の元老院議員。トコロテン方式でより多くの議員を元老院に送ることを競うカードゲーム。3人だと単純にスタートプレイヤーが強いだけの微妙ゲー。勝ち。
続いて2~4人用の近衛兵。バースト系坊主めくり。裏向きに散らしたカードから好きなの引けるというルールですが、単にデッキの上から引くのと何が違うのか分かりません。引けば引くほど安全数字が増えてバースト率が減る、という一見面白そうなシステムはあまり機能していませんでした。勝ち。
最後に3~5人用の総督。交渉して過半数取る選挙ゲーム。3人選挙ということで全く期待していませんでしたが、これが意外な伏兵。投票数を毎回カードで伏せ出しするので、微妙に競り要素が入ってかなり白熱します。負け。

見るからに建築ゲーなカッラーラの宮殿。。最初から拡張セットが入っているのですが、厳重に封印されていて基本ルールで2回遊ぶまで開けるな、とまで書いてある素敵なゲーム。素直に基本ルールでプレイです。
資源を買って建物を建てる、というところまでは普通ですが、建物を勝利得点に変換するにももう1アクションかかり、ここで早いもの勝ち要素が入るので他人の動向も要注意です。合理的で見通しのよいシステムながら勝つのは難しそうな好ゲーム。終了トリガー引き負け。

最後は箱デカいアーキペラゴ。山ほどコンポーネントが入っていてルールも複雑そうな重量級。短中長の3段階からプレイ時間を調整できる親切設計ですが、ルールのインストだけで1時間半かかっています。短時間設定でプレイ。
探検して領土を広げつつリソース交換でお金を稼いだり建物建てたり技術や人を買ったりする拡大再生産系で、戦闘はありませんがシドメイヤーズシビライゼーションのようなプレイ感です。一応みんなで協力して反乱勢力を抑えないと全員負け、という条件があるのですが、あまり危機的なバランスではなさそうです。引き次第なのかもしれませんが。
ゲーム開始時にランダムに1枚ずつ配られた勝利条件カードが全員に適用される、というどこかで聞いたような隠蔽系ですが、さすがにオワコンほどの切れはなく単純にノーヒントで推測するしかない凡庸なシステム。システム的なポテンシャルの高さを予感させてはいるのですが、ちょっともったいない。
終了トリガー引き負け。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Code Knacker (Ravensburger)・P.I. (Treefrog)・Express 01 (eggertspiele)・Dominion (RGG)をプレイしました。

まずはコードクラッカー。金庫破りをするゲームですが、システムは同じくラベンスバーガーのロイヤルカジノとよく似た感じ。ダイスをごろごろ振ってお題の目が出たら列を埋めて外れ目を振り直し、完成したら得点、未完成のまま必要な出目がなければ盤面そのままの状態で次の人、というゲームです。ダイスは5個しか振れないのですが、各ダイスに1面ずつある特殊な目(ICチップ)が独自の要素になっていて、お題を埋められない代わりにダイスを全部消費したときにこれが2個以上出ていれば改めてダイス5個に復帰して手番を続けられます。いい目さえ振っていれば永久運動が可能で一発逆転が期待でき、クニチーらしからぬ運ゲーですがなかなか面白いです。どど負け。

ワレスのP.I.は犯人場所事件の3要素を当てるクルー系の推理ゲーム。ツリーフロッグらしからぬ美麗なボードに期待も膨らみますが、予想に違わぬ好ゲーム。プレイヤーそれぞれ追っている事件が違い、自分の担当事件の3要素は全部上家が知っています。自手番で1ヶ所捜査するごとに上家のプレイヤーに答え合わせしてもらってヒントを獲得するというシステムです。基本的に捜査には共通の場札の証拠カードが必要なので、自分の捜査をしつつさりげなく下家の捜査を妨害すべく証拠を消費したり、逆にその行動の意図を推測したりと深いプレイヤーインタラクション要素を秘めていて、さすがワレスと言ってよいでしょう。3位。

1人減ってエクスプレス01。カードを並べてドイツの地図を作り、線路を引いたり会社の株を買ったり配当して儲けたりする18xx系にものすごくインスパイアされたゲームです。運の要素はほとんどなく、18xx由来のポテンシャルの高さを感じないことはないのですが、どうにも勝利への道筋が明確に感じ取れないふわふわしたプレイ感の微妙なゲーム。山札のカードを自由にサーチしていいのに並び順は入れ替えちゃダメなルールのせいで何かと手番の処理が煩雑なのもよろしくないです。全員が全カードきっちり把握してれば別次元のガチガチゲーになるのかもしれませんが…勝ち

最後はドミニオン全部入り。3戦1勝。

帰ろうとしたらものすごい地吹雪で車が完全に埋まっていました。必死の発掘もむなしく腹がつかえているのか全然前に進みません。JAF呼んだら3時間待ちとか。それでも1時間ちょっとで到着して簡単に引っぱり出してくれました。