ML.K 4月例会

札幌市北区民センターでML.Kの3月例会がありました。参加者9人。
Kakerlakenpoker Royal (Drei Magier Spiele)・Big Bang (同人)・OWACON (Bakafire Party)・Fauna (HUCH! & friends/HJ)・Pictomania (Pegasus Spiele/HJ)・Lokus (Nürnberger Spielkarten)・Dominion (RGG)・Bluff (FX Schmid)をプレイしました。

まずは6人でゴキブリキング。ゴキブリポーカーのスタンドアローン拡張で基本的なルールは同じですが、各動物に王様カードが1枚ずつ入っていて、動物名の代わりに王様というコールができます。王様カードを引き取ってしまったら追加で罰符としてランダムに降ってきた1枚を晒さなければなりません。今までより戦術性とリスクが上がっていてよい追加ルールだと思います。他にも特殊カードが2枚追加されていますが、こちらは受け取ってしまったが最後負け一直線コースになるだけで、あまりうまく機能しそうにない微妙な追加ルールでした。

2卓に分けて4人で星矢。サガ+デスマスク対ミロ+ダイダロスという組み合わせ、サガ大先生の火力で圧勝。

オワコンはエキスパートルールで、勝利条件カード引いたらスタチュー+2VPとその効果は自分だけという組み合わせ、これは単純にスタチュー取りまくるだけの簡単なお仕事かと思ったら、実はスタチューのVP反転という唯一の対抗条件カードも出ていました。中盤これに気付くことができたのですが時すでに遅しで大敗北。

卓組み換えて5人でファウナ。最後のヤマバクは本当に山に住んでました。次は気をつけよう。何に気をつけるのか分かりませんが。

ピクトマニアは巡り合わせがよかったのか、割と書きやすいお題が続いて大差勝ち。

トイレはトイレに並んで漏らさないようにするそのまんまなカードゲーム。1枚ずつ同時に置いて同時に公開して列を作る6ニムト風のシステムです。ニムトと違って5枚めに置くことができればボーナスですが、トイレの列は2つしかなく、並べなかった人はお外でしてしまいペナルティ。どんなにガマンしてもシステム上マイナスにしかならない不幸なゲームです。テーマ的になかなか笑える割には考えどころの多い好ゲーム。盛大にいたしてしまって最下位。

卓組み換えて4人でドミニオンは全部入り、そろそろ次の拡張出そうな気配です。2戦2敗。

最後はブラフ。粘りましたが3対1まで追い込まれてそのまま敗北。

T井氏宅ゲーム会

T井氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Neue Spiele im alten Rom (Piatnik/New Games Order)・ Seasons (Libellud)・Love Letter (カナイ製作所/Alderac Entertainment Group)・Catan Geographies: Germany (KOSMOS)・Trick & Treat (ゲームリパブリック)をプレイしました。

人待ち3人ローマで総督と大競技場をプレイ。総督は大差負け、1位2位は1金差だったのでカウンティング重要です。大競技場は全員同じ手札をうまく使い切るレースゲーム。引き運のないアベカエサルといった雰囲気です。自チーム3台を全部ゴールインさせるのが目的なので、うまくチームでフォーメーション組んであげる必要があります。勝ち。

4人になって話題作の十二季節の魔法使い。初回なので初期推奨手札でプレイ。カードをドラフトしてダイスもドラフトするドラフト三昧のゲーム。ゲーム開始時に9枚の手札を3時代分に分けて編成する必要があり、そこで戦略の大部分が決まってしまうので研究しがいがありそうです。ダイス振るゲームなので振り直しが強いだろうと思ったらやっぱりその通りでした。しかも振り直すたびに勝利点までもらえる素敵カードで、さらに攻撃系のカードも効果的に決まって大差勝ち。

ラブレターは要所でタイミング良くお姫様引けて勝ち。

カタンのドイツマップ。昨日のニュルベルグと違って普通にダイス振って普通にカード引けるのでプレイ感は全くもって普通。都市がない代わりに実在する歴史的な建造物を建てると得点とボーナス資源がもらえます。勝利得点の効率的に歴史的建造物をガンガン建てていくのが必須のバランスでした。気づいた時にはすでに遅く大差負け。

最後はトリック&トリート。親がいくつかの選択肢からルールを選ぶトリックテイクです。ちょっとトリックマイスターっぽいですが、ルールの選択肢はきちんと計算されていて、どのカードも無駄にならないよう工夫されています。2戦1勝。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Die Siedler von Nürnberg (KOSMOS)・Love Letter (カナイ製作所/Alderac Entertainment Group)・惨劇RoopeR (Bakafire Party)・Puerto Rico (alea)をプレイしました。

まずはニュルンベルクの開拓者。ダイスを振る代わりに2~12の36枚のカードを1枚ずつ引くとか、開拓地を都市に発展できない代わりにニュルベルグ市街を表す別ボードに工場を建てられるとか、普通のカタンからはかなり手が入っています。工場で製品を作って得たお金で街の外壁を建てると名声点が貰えて、名声トップのプレイヤーに4点も入るあたりは、同じころ出た歴史カタンに近い雰囲気です。他にもニュルンベルグから出ていく5本の道それぞれに1点ですが最長道路のボーナスがあるとか、かなり攻撃的なシステムになっています。
都市が作れないので常に資源が不足気味で、建てられるモノの数の割に勝利条件のハードルが高く、終盤なかなか勝負がつかないシビアな展開のゲームでした。序盤出遅れましたが、結局は同点タイブレーク勝ち。

ラブレターは英語版。カード総数わずか16枚で、手札1枚手番ごとに1枚引いて1枚プレイして特殊効果を解決し、全員最後に手札に残った1枚を比べて一番強いカード持ってた人の勝ち、というちょっと複雑なククといった趣きです。テーマはお姫様に恋文を届けること、のはずなのですが、実際は王や王子の首を狙って突っ込んでくる衛兵を天下無双のメイドが撃退している裏でお姫様と伯爵夫人がタイマンでドツキあう、何だかすごく殺伐としたゲームです。何でもないところでEPSが冴え渡ったり、終盤きっちり計算されてハメ殺されたりする波乱万丈の展開で、元々500円とは思えない秀作。負け。

惨劇RoopeRは基本セットの最後のシナリオ。表記されてる難易度は低いのですが、1ループ目の初日に一見解けなさそうなハードな状況が公開されるので、プレイヤー側の方針立てるのが難しい熟練者向けシナリオ。5ループもあるのに3ループで謎はすべて解けたとばかりに答え合わせに進みましたが、単純な見落しで脚本家の勝ち。

最後はプエルトリコ。4番手スタートでタバコから工場に進んでいい感じ、と思いきやさすがにギルドホールは逃したので砦を立てて人切れを狙う作戦で、ものすごい勢いで人が減っていって1点差勝ち。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Neue Spiele im alten Rom (Piatnik/New Games Order)・Crude: The Oil Game (Stronghold Games)・Terra Mystica (Feuerland Spiele/テンデイズゲームズ)をプレイしました。

まずは人待ち古代ローマ。2人用のローマ七丘とハンニバル対ローマを1戦ずつ。どちらも10分の小品ですが、ルール一読しただけでは分かりにくいキモの部分が重要なゲーム。こいつらを熟練するまでヘビーに回すというのも微妙ですが。勝ち勝ち。

4人になってクルードはマックマルチの再版。プラスチックのコマが大量に入っていて、油田を掘りまくって精製して売るゲーム。
単純な拡大再生産なのはいかにも昔(70年代!)のゲームですが、驚くほど今風の経済戦。石油の調達方法は自分で掘るもよし市場で買ってくるもよしという自由度の高さが特徴で、緻密な計算が要求される割には何をするにもダイス運という、まさに昔のアメゲー。ものすごい勢いで変動する経済状況に応じて、石油だけじゃなくて油井や精製工場も機を見てガンガン売り買いして資産を増やす操作はなかなかにエキサイティングで、何度も再版されているのも納得です。僅差勝ち。

話題のテラミスティカは日本語版。大きめの箱には評判通りにぎっしりコンポーネントが詰まってます。箱そのものも評判通りにペラペラです。ルールが日本語になってるのはありがたいですが、コンポーネントには言語依存性はありません。
アクション選択をしながらヘクスマップ上で自分の領土を広げていく陣取りゲーで、基本的に既存の領地から伸びるようにしか置けず、地形の制限が厳しいので何となくキングダムビルダーっぽい感じ。何するにしても何もかも足りなく、特に固定収入でお金がほとんど入ってこないので、資金マネジメントが一番重要そうでした。速やかに砦を建てて種族のボーナスを強化するのもよさそうですし、神殿を建てて貴重な司祭と宗教タイルを獲得するも同じくらい効果的なように見え、序盤の打ち回しをどうするのがよいのかは1回プレイしただけでは良く分かりませんでした。
初回プレイ向け推奨セットアップで種族はマーメイド。最初から船持ってて川を活用できるのが特徴です。この能力を活用して盤上ではいい感じに広がったものの、宗教トラックの伸びが悪く3位。