室蘭本線マヤ

今年のジャガイモを本州に出荷するための士幌臨貨が始まったそうなので、追分方面に行ってみました。
決まったダイヤで走ってることは間違いないのですが、列車番号9000番台の臨時列車で貨物時刻表に載っておらずいつ来るかよく分からないところ、11時ごろ上り列車が安平駅を通過していきました。
これ撮ってさあ帰ろうかと思ったら、沿線にカメラ構えたまま帰る気配のない人が何人もいらっしゃいます。何ぞ来るのかと尋ねたら、なんとマヤ検だというではないですか。現行のマヤ34は来年度からは新型のマヤ35に置き換えられる予定で、おそらくは今年の秋の検測が最後の仕事だそうです。
実は検測車走ってるところ見たことないので、これはラッキーと由仁駅近くの伏見台公園から俯瞰で撮影しました。キハ40に前後を挟まれて11時半ごろ下りで由仁を通過していきました。レア列車なのに何で豆粒風景写真なんだよと思わなくもないですが。

特急ニセコ号

今年度限りのキハ183スラント車ですが、最後の御奉公とばかりにいろいろな臨時列車に酷使されています。
今週来週と札幌函館間の特急ニセコで、札幌~長万部間は小樽・倶知安まわりの普段は入らない路線を走るとあって撮影者も多数、まるでSLのような混雑ぶりでした。
SLの名撮影地は北四線踏切です。山隠れると何のための北四か分からないところでしたが、かろうじて山裾程度は分かるくらいに晴れてくれました。

旭山動物園号フラノラベンダーエクスプレス

7月から2往復になる富良野行きの臨時特急フラノラベンダーエクスプレスに旭山動物園号が充当されています。
去年とはヘッドマークのデザインが微妙に違います。
旭山動物園号もキハ183初期型なので今年度いっぱいで廃止らしく、定期的な運用としては最後の機会に近いのではないでしょうか。

集約臨

毎年5~6月にかけて修学旅行向けの団体臨時列車が運行されます。
ほとんどの場合、札幌函館間を予備車のキハ183系気動車で運行されるのが常ですが、今年はそのキハ183系初期車が今年度いっぱいでの廃止を予告されているため、準定期的な運用で独特のスラントボディの編成を見られる最後の機会として注目されています。
例年はヘッドマーク「臨時」で走っていたのですが、今年に限って「団体」で走っています。団体臨時列車なのでヘッドマークは団体でも臨時でもいいようですが何でなんでしょう。

塩狩峠の桜

GW終わって札幌周辺の桜も散ってきましたが、道東道北はまだまだこれからなので塩狩峠まで桜を見に行ってきました。
塩狩駅周辺が桜の名所として有名で塩狩一目千本桜と称しますが、正直規模感としては微妙。1000本以上あるようにはとても見えません。去年の台風の影響もあるような気がしますが、昨日満開だったそうなので、エゾヤマザクラは咲くの遅い割に散るのは早くもう間に合ってなかったのかもしれません。
一方、塩狩峠周辺では鉄しか知らない桜ポイントが塩狩俯瞰。北海道では珍しく線路端に桜並木ができています。国道からは白樺の木立に阻まれて普通は列車車窓からしか見えない場所ですが、塩狩俯瞰の撮影ポイントからは良く見えます。冬に確認しておいた場所に入ってみましたが、雪が無くなると見事に背丈ほどの熊笹の藪の中でした。撮影地周辺は何とか人が立てる程度には開けていて、問題の鹿避けネットもうまくかわせる角度でした。

四季島復路

四季島が帰って行きました。
復路は東室蘭始発と発表されてはいますが、昨日札幌まで回送されているので、今日は札幌から再度東室蘭に回送されていきました。
札幌近くで1枚撮ってから先回りして豊浦町は噴火湾展望公園に向かいました。写真は展望塔からの俯瞰。かつては北斗星の撮影などでも有名な好撮影地ですが、北斗星はダイヤが乱れないと営業時間内には撮れなかった幻の撮影ポイントです。四季島は普通にダイヤ通りでも撮影できますが、今日は誰もおらず。一つ前の洞爺を11時ごろ発と聞いていましたが、思ったより早く1100ちょうどにもう豊浦通過でした。

特急ライラック

昨日のダイヤ改正で新しく運行を開始した特急ライラックです。
かつてのライラックは室蘭~旭川間で車両もライラック色のラインの入った781系電車だったので、札幌~旭川間で緑色の車両にはあんまりライラック感ないと思います。
海峡線でスーパー白鳥として走っていたときにあった側面のHEAT789のロゴは北海道の観光名所等のイラストに描き変えられています。なんでも24種類もあるそうですが、1編成の前後と左右それぞれごとに絵が違うのでミニマム6本見れば網羅できるはず。といっても走行写真だと1枚しか写りませんが。
同じく乗降口にあった青函トンネルのイラストは青単色のラインに塗り潰されたようです。
幕式だったヘッドマークはLEDに置き換えられてしまいました。写真では明滅の周期でちゃんと写らないのが残念です。

塩狩俯瞰

で、そのキハ183回送の前に来た普通列車です。
蘭留俯瞰とも呼ばれる塩狩~蘭留間の俯瞰ポイントで、蘭留山をまわり込むようにカーブを描く線路を一瞬だけ切り抜くことができる有名撮影地です。カーブの頂点しか見えないので誰が撮ってもこんな感じにしかならないですが、いかにも深山の雰囲気満点です。見た目に反して実は画角のすぐ下は交通量の多い国道40号で、この写真でも小さく電柱が写り込んでいます。
有名撮影地の割には詳細な場所がよく分からないので、メモしておきます。
蘭留駅から北に出て最初の踏切を西に向かうと高速道路の下をくぐって山を登っていく道があります。人家があるので冬でも除雪されています。そのまま道なりに進むと右手の木立から国道方向が透けて見える地点があるので、適当な場所から林に入り、東に進みます。林の中では黄色やピンクのテープが木に結ばれているのを目印にすると迷わないでしょう。すぐに伐採地を囲う高い鹿よけネットに行きあたるので、今度はネット沿いに北へ丘を登ります。最高地点からさらに進んで少し下りたところに、斜面とネットの高さがうまい具合にかみあって視界が開けるポイントがあり、そこが撮影地です。春になって雪が融けたら足場が下がってネットかわせなくなるかもしれません。目は荒いのでネット越しでも撮影は可能だと思います。