M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者2人。
Detective: A Modern Crime Board Game (Portal Games)をプレイしました。

シナリオ2の続きとシナリオ3をプレイしました。
シナリオ2は真犯人に辿りつくも動機などがまったく不明だったため3/18点で失敗、シナリオ3は被害者は無地救出できましたが犯人を取り逃がして7/18点で評価としてはギリギリ成功。
シナリオプレイ中は終了時の質問リストで何聞かれるか分からないので。それに関する情報出てくるルートあったの?というびっくり箱になるのがシステム的にはちょっと不満なところ。
プレイヤーのチームがどんなに失敗しても、事件自体は署長のデラウェアさん独自に調査しましたとか他のチームが無事解決しましたとかいう扱いで、次のシナリオに行くときには真相の説明を聞かされ、ストーリーは自動的に進んでいく仕組みになっています。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Istanbul (Pegasus Spiele/AEG)・Tainted Grail: The Fall of Avalon (Awaken Realms)をプレイしました。

まずはウォーミングアップにイスタンブールから。AEGのビッグボックス英語版です。
もともとは英独両用版でコンポーネントの裏表に英語とドイツ語が書いてあったのですが、わざわざ裏表両面とも英語に直されています。手を入れるなら裏面塗り潰してくれた方がランダムセットアップしやすくなってよいと思うのですが。
ビッグボックスなので拡張全部入り。5×5の25マスは特に3人プレイではちょっと広すぎだと思います。2位。

テインテッドグレイルは11章。ゲームの展開によってマップカードが入れ替わることがあるのですが、ストーリーブックの指示には単にカードをゲームから取り除くとしか書いてないのがちょっと不親切。基本的に土地が消滅することはないので、抜かれた土地には必ず対応する別のカードが入ります。代わりに何番が入ると明記してないところを見ると入れ替え先は確定で、2択3択で複数に分岐するパターンはないということなんでしょうか。たとえそうだとしても、ちゃんと書いといた方が大した手間がかかるわけでもなく誤解もなくなってよいと思うのですが。その辺の解読のために島じゅう右往左往した分で時間かかりましたが11章を終了。謎に12章はスキップされて次が13章だそうです。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Tainted Grail: The Fall of Avalon (Awaken Realms)をプレイしました。

テインテッドグレイルの続き。
8章から開始して9章10章と終了しました。全15章なので2/3終わったことになりますが、章によって長さがまちまちなので良く分からんですね。ストーリー的には中盤の佳境的なものを越えたような感じですが、我々のパーティーはストーリー進めるのに必要な最低限の任務しか達成できておらず、いろいろある寄り道ルートはどれも途中で潰えていたようです。
メンヒルの台座にハメたり他にもいくつか用途のあるメタルコイン(通常版はプラスチックコイン)ですが、フォントが独特で数字の視認性が悪いと不評です。見やすくリデザインしたもののデータを上げている人がいたので、3Dプリンタで印刷してみました。見違えるくらい遊びやすくなりましたね。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Kemet: Blood and Sand (Matagot)・Gizmos (CMON)・Detective: A Modern Crime Board Game (Portal Games)をプレイしました。

ケメトは最近出た2版。デザインが少し垢抜けた感じになっていますが基本的なルールは旧版と変わっていません。カードやパワータイルの内容も以前とそんなには変わっていないのですが、微妙に調整されているのかずいぶん遊びやすくなった感じがします。
旧版ではパワータイルのセットが赤青白の3色固定でしたが、黒と緑が増えて5色中3色を使うようになったので、リプレイ性も上がっていてよいと思います。
セットアップ時に持っている祈りポイント(お金)がちょっと増えたので、初手からさっさとピラミッドレベルを4にしてアクション数を1増やすレベル4のパワータイルを買うことができるようになりました。5アクションが6アクションになるのはかなり効くのでこれが定石ということでいいんでしょうか。3人なら人数分あるので平等ですが4人以上だと後手番不利そうです。6アクションにするのが遅れた分で最下位。

ギズモ。1~2レベルのカードに多数存在する~したら1球ピック/~したらランダムに1球ドロー/~したら1VPといったパターンのものが連鎖の基本になるわけですが、基本的に1球1VPなゲームなので、拡大再生産の元になる球に比べて追加VPはほとんどただの劣化版で意味がなさすぎだと思います。追加VPのカードばかり建てて負け。

1人減って2人でディテクティブは2本めのシナリオ。話としては前回の続きですが、過去の殺人事件の再捜査というやや奇妙な任務。
このゲームは基本的に「~について調べるならカードXXX番」みたいな指示が列挙されているのですが、ケース2の最初の選択肢には唐突に「~について調べるならファイル1」という指示が出てきます。ファイル1というのはケース1の捜査中に発見できる 物理的なコンポーネント なのですが、進行によってはスルーしたままケース2に進むことがあります。このことはおそらくルールには何も言及がなく、入手してない人にとっては全く意味が分からない指示なのでちょっと不親切です。もし持ってなければ単にその選択肢が選べないというだけ。ファイル1自体はケース2に入ってからでも入手機会があるので詰まるということはないと思います。
ケース2の期間の全6日間のうち3日まで消費して重要参考人が浮かびあがってきたところで中断。

[Spoiler]グルームヘイヴンソロプレイ(CI6)

グルームヘイヴンソロプレイ156回目。
コミュニティドリブンキャンペーン「キャピタル・イントリーゲ」のシナリオ6「仲間からの圧力」
続きを読む [Spoiler]グルームヘイヴンソロプレイ(CI6)

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Detective: A Modern Crime Board Game (Portal Games)・Tainted Grail: The Fall of Avalon (Awaken Realms)をプレイしました。

プレイ途中のテインテッドグレイルはちょっと置いといて最近の話題作のディテクティブ。
警察官になって犯罪の捜査をする協力ゲーム。最初の基本セットとその拡張が2つ、別の独立形拡張としてシーズン1とヴィエナコネクションの2つが出版されています。最新のヴィエナコネクションは発売時期の前後による不公平をなくすためにまだアプリが解禁されておらずプレイできません。日本語版はシステムが少し簡略化されたシーズン1から発売されるようですが、今回は英語版の基本セット。1箱に続きものの5本のシナリオが収録されています。まずはシナリオ1から。
スマホ併用の今風のナラティブ系ゲームですが、専用アプリではなく、シンプルなWebページとして作られていてデバイスを選びません。ただノートPCくらいの画面サイズを想定しているようで、スマホの狭い画面だとちょっとプレイしにくいかもしれません。
基本的には時間というリソースを消費しつつカードをめくったりアプリにコードを入力したりして情報を集めて、最後に時間切れになったらアプリ上で答え合わせという流れで、同時期に出たChronicles of Crimeと似ています。情報がカードにあったりアプリにあったり、歴史上の用語をWikipediaで調べたり地名はGoogle Mapで探したりとか、没入感を出すためかいろいろと工夫がこらされています。ただ途中で12桁の文字列コードを何度も手入力させられるなど、システム的にはQRコードをカメラで読むだけで全てが進むCoCの方が洗練されていると思います。
インスト別4時間くらいでシナリオ1をクリア。ほぼ事件の概要は判明しましたが、不明点も残っていて答え合わせの結果はタイムオーバーの減点分を含んで24点中14点。おおむね平均的な成績でゲームの難易度としては適正レベルでしょうか。
後続のシナリオへの伏線的なものも張ってあって次も期待できそうです。

テインテッドグレイルの続き。7章の途中から始めて7章の最後まで。後半加速するらしいという情報とはうらはらに7章はわりかし長い章でした。パラグラフブックの分岐を見る範囲では6章から7章を飛ばして8章に行くことも可能そうに思われるので、展開次第なのかもしれませんが。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
The Cost (Spielworxx)・Maglev Metro (Bézier Games)・Praga Caput Regni (Delicious Games/数寄ゲームズ)をプレイしました。

ザ・コストはアスベストを採掘して売って儲ける経営ゲーム。アスベストを生産するときは安全衛生対策にお金をかけるかかけないかの選択肢があり、多額の資金を投じて利益を減らすか、何もしないで労働者を死なすかを選ぶことができるというブラックな設定です。なお労働者が死んでも何のペナルティもなく、代わりの労働者を実質無償で何人でも雇うことができるので、鉱山や工場の周囲には死体の山が築かれます。安全衛生対策をする場合は遺族年金として死人の分も払わなければならないので、序盤のお金のないうちはコストを圧縮して後で余裕が出てきたらお金をかけるようにする、というのもやりにくくなっています。
というわけで世界中で野放図に労災が起きまくるわけですが、あまり死人の数が増えると政府の規制でアスベストの生産も販売も禁止されてしまうので、最後は規制されるかされないかのチキンレースまで発生するという始末。
規制を避けるべく健全経営してもお金がかかる一方で結局はブラック企業がのさばる余地を作るだけという構造で、ゲームとしては難がありますがテーマ性は高い作品です。1位タイ。

マグレブメトロは地下鉄路線を建設してピックアンドデリバリーする見た目通りのゲーム。線路タイルが透明アクリル板になっていて、他のプレイヤーの路線と併走するも交差するも自由自在という、なかなかに工夫されたコンポーネント。輸送した乗客を個人ボードに配置することで、自分のアクション効率が強化されていくのも、拡大再生産と技術開発要素をスマートにまとめた秀逸なシステムです。
というわけでルール聞いたところまではなかなか面白そうで実際面白いは面白いのですが、透明アクリル線路タイルシステムのせいで他プレイヤーの路線の存在が何の障害にもなっておらず、行きたくなった都市にはいつでも必要な線路を引けてしまうので、ネットワークビルディングがゲームとしての意味をあまり持っていません。見えている乗客をひととおり運び終えたら、後は自分の欲しい色の乗客を念力で袋引きできるかどうかのゲームになってしまい、後半に失速感があるのは否めないでしょう。
乗客にはロボットと人間がいて、ロボットはアクション効率の改善、人間は得点効率と役割分担されています。できるだけ速く人間を4色コンプリートできるような態勢を作るのが肝要そう。負け。

プラハ王国の首都は数奇ゲームズの日本語版。コンポーネントには言語依存性ありませんが。
プラハの街の建設に参加してアクション選択でリソースエクスチェンジしてポイントサラダするゲーム。特徴は円卓にアクションタイルが並んでいてくるくる回ってくる回転寿司システム。一度選択して円卓に戻された直後のタイルを取るには追加のお金が必要で、いつまでも選ばれずに流れていったタイルには追加のVPが載る、というのをシンプルかつ視覚的に表現しています。
アクションタイルのピックを全員16回行なったらゲーム終了ということで、プレイ時間は固定されています。序盤は何を選んでも資源などはちょっとしかもらえないので、これ16回繰り返しても何も残らなそうな雰囲気で始まりますが、ゲームの進行とともにアクションの効率もよくなってどんどん加速していきます。
得点源はいくつかのジャンルがあって、特化することで得点効率も上がっていく系のよくあるシステムですが、思ったよりは手数に余裕があって、1つのジャンルを突き詰めるというよりは、天井に到達するジャンルをいくつ作れるかで勝敗決まるというバランス。これもう少し手数とプレイ時間減らした方がよいように思います。勝ち。