K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者2人。
Labyrinth (GMT)・RAF (WEG/DG)をプレイしました。
まずはGMTのラビリンス2015年拡張入り。今回はオバマ政権の末期以降を扱います。大きなイベントとしてはイスラム国の終焉とトランプ氏の大統領就任といったところ。例によってカードセット完全差し替え。イスラム国関連のルールは前回で導入済みなので、今回はルールの変更はほとんどありません。
2015拡張の割にはシナリオの開始は2016年からで、イスラム国が最大版図に広がった時点からスタートします。シリアとイラクが内戦状態で、イスラム国と地元政府軍とで戦闘中。対イスラム国作戦に本腰を入れ始めた米国は強硬に宗旨替えしていて、世界世論と一致しているという情勢。
カードセットの特徴としては、もはや珍しくも何ともなくなったドローン系の航空攻撃カードが減りました。代わりに入っているのは米空軍の本格投入なのでむしろ威力は上がっていますが、枚数がないのでそうそう引けるものではありません。民衆のSNSの活用もなくなって、代わりにトランプ大統領が下らないツィートをするカードが3枚も入っています。このカード自体は結果ランダムで期待値的には損も得もないのですが、これを先に使っておくことで別の大きな外交的イベント(大使館のエルサレム移転とか米朝首脳会談とか)がアンロックされるという仕組みです。ただ先行するツィートのメリットがないことと、後続するイベントも自分に都合のよいカードが計画的に引けてないと不発に終わるだけなので、イマイチうまく機能はしていないと思います。
テロリスト側をプレイ。途中シリアの化学兵器とイランの核兵器をゲットするも、アメリカ本国への潜入は失敗して不発。結局デッキ切れまでプレイしてリソース差で負け。シリアとイラクではさっさとメジャージハードを決行して内戦状態を終わらせて、イスラム国の支配地域をさらに広げる方針の方が手堅そうです。
RAFはデシジョンゲームズの2版。もともとバトルオブブリテンのイギリス側だけをプレイする1人用のゲームですが、ドイツとイギリスをそれぞれ人間が担当して2人で遊べるようになりました。ドイツ軍はランダムに引いた作戦目標から今日の爆撃対象を選んで攻撃隊と攻撃時刻を秘密裏に計画し、イギリス側はレーダーで接近を察知次第迎撃機を上げて空戦するというゲーム。
イギリス側を担当。初手から15ユニットにもなる大編隊が飛んできてるというのにレーダーが全然探知してくれず、たまたまパトロールに上げておいた1ユニットのスピットファイアで5倍以上のMe109の相手をさせられるという恐ろしい事態に。当然かなうはずもなく、ホーンチャーチ空軍基地もろとも残りの虎の子のスピットファイアを地上で焼かれるという大打撃。もともと1人プレイでも似たような展開になるとは思うのですが、長期的に航空隊をローテーションさせるとか考えてる余裕もなくとにかく飛べる機体をかき集めて敵にぶつけるやり繰りをするゲームでした。1日だけプレイして双方それなりに消耗して途中終了。