9/23は札幌市白石東地区センターでPhageの9月例会がありました。
ソードオブローマ(GMT)・カタン(Kosmos)・ケイラスマグナカルタ(Ystari)をプレイしました。
5人拡張入りの予定が卓分けの都合で4人ソードオブローマ。全員初プレイです。エトルリア/サムニウムを担当しました。他はローマT井氏、ガリアO合氏、ギリシャK藤氏です。
序盤はエトルリアとしか接してないガリアが当然のようにエトルリア領内を略奪してまわります。エトルリアは防戦だけで手いっぱいです。ローマは周辺都市を着々と城塞化、ギリシャはイタリア南部の独立勢力を平定します。
ギリシャとローマの間が地理的にやや離れているので、戦力的に優位なローマとガリアの攻撃を一手に引き受ける形のエトルリアですが、中立勢力の遠ガリアを活性化させて牽制したり劣勢な戦闘はカードでしのいだりしてなんとか本国VPスペースだけは死守できました。
しばらくどの勢力もVPスペースの支配は変わらずで均衡状態が続きますが、ピュロスなどの強力な指揮官を引いて準備の整ったギリシャが北上を開始し、ナポリ周辺でローマや中立のカルタゴを相手に大スタック同士の激戦が発生しました。戦闘システムは3D6+修正の大い方が勝ちで戦力差は修正に含まれています。戦闘で負けると相当の損害を受けるので、どの勢力も激しく消耗していきます。
ギリシャ対ローマはギリシャがやや優勢でギリシャのVPが伸び、ローマはそれ以上にVPを失いました。どちらもほぼ共倒れ状態になったので、サムニウム軍で疲弊したローマを火事場泥棒的に襲ってみましたが、危急存亡の時に登場した独裁官の優秀な指揮能力の前に撃退されてしまいました。
最後にそれまでイタリア各地を荒らしまわってまめにVPを稼いでいたガリアが長駆半島を縦断して防備の薄かったギリシャ支配下の都市タラントを略奪することに成功し、1VP差で勝利していきました。
比較的簡単なシステムでありながら、カードによる多彩な展開とブラッディな戦闘バランスが特徴の好ゲームでした。4人プレイインスト込み最終9ターンまでフルプレイで6時間程度と、規模の割りに現実的な時間内に終わるのもよいです。