K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者2人。
Andean Abyss (GMT)・Labyrinth (GMT)・DungeonQuest (FFG)をプレイしました。
GMTの新作、アンデアン・アビス。コロンビアを舞台に政府と左翼ゲリラと右翼ゲリラと麻薬組織が4つ巴の戦いをするカードドリブンのシミュレーションゲーム。人数足りない分の派閥はNPCになってフローチャートに従って自動操縦されるプレイ人数に優しいシステムを採用しています。2人プレイ時に人間が担当するのは政府と左翼。一応政府の方を担当してルール確認がてらおよそ前半分くらいまで回してみました。ラビリンスもそうですが、この作者のゲームはシンプルな割にルールが読みずらく、その上序盤は何かプレイ指針がないと本当に何やっていいか全く分かりません。おそらく政府はなるべく早期にユニットの展開を済ませて重要拠点をテロの脅威から守れるようにするのが必須な雰囲気。NPCの自動操縦ルールは空気読まないので、やはり面白くなるのは3人プレイからでしょうか。2回目の決算直前まで進めてNPCの麻薬組織が勝ちそうでした。
というわけで同じ作者のラビリンス。今回もテロリスト側を担当。シックスアングルズ最新号のリプレイに倣って資金が枯渇する前にアフガニスタンで限界までリクルートしてから展開してみました。準備ができる前にアメリカにパキスタンを安定化させられてしまったので、反対側の中央アジアに進出して大ジハードを決行するも失敗。イラクに転戦してこちらはイスラム革命成功、当然アメリカはイラクに武力介入して鎮圧しますが、そのスキに再度中央アジアに取って返して今度は革命成功、最後はサウジアラビアで大ジハードが成功するかどうかが焦点になりました。結局革命は失敗しましたが2国原理主義化で判定勝ち。今回はダイス運悪くて大ジハードがなかなか成功しなくて苦しみましたが、途中何度かプロットが成功して、資金の維持とアメリカの威信低下ができたのが良かったようです。やっとテロリスト側の運用方法が見えてきた感じです。
最後はダンジョンクエスト。今回は簡単な旧版戦闘システムを採用。正直煩雑なカードバトルシステムよりも、こちらの方がテンポ良くていいと思います。2人で3回挑戦しましたが全然生還できず。最後など初めてドラゴンの巣穴から巨大ルビー(3000ゴールド)を持ち出すことができたのに、気を抜いたスキにあっさりと落とし穴に落ちて即死。恐ろしいゲームでした。