K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Race for the Galaxy (RGG)・Food Chain Magnate (Splotter Spellen)・My Village (eggertspiele/HJ)をプレイしました。
レースフォーザギャラクシーは最新のゼノインベーション拡張入り。今回も従来の拡張とは混ぜられず、基本セットとこの拡張だけで遊びます。ゼノという謎の宇宙人が攻めてくるので、全員協力して撃退する協力ゲームの要素が入っていますが、人類が勝とうが負けようがそれは単に終了条件の一つでしかなく、勝敗は普通にVP計算して判定します。対ゼノ防衛は各自個別に行なうので、あまり手抜いてると自分の場をいいように荒らされてしまいますが、ゼノはより強い敵に会いに行く格ゲーの主人公的思考をしているので、頑張りすぎても労多くして益少なしというジレンマになっています。ちょっと軍事偏重かなという気もしますが、前回のエイリアンアーティファクト拡張よりはスピーディで遊びやすくなっていると思います。建てきりトリガー引き負け。
最近話題のフードチェーンマグネイト。運要素なしの重量級経営ゲームです。各自社長1人で従業員ゼロ初期資金ゼロという何で事業始める気になったのかよく分からない状態からスタートするので、最初は本当にできることがありません。初回プレイからマイルストーンルールを入れているので、とりあえず売れるはずのない飲料を仕入れて即廃棄して冷蔵庫を発明するなど将来の布石を打っていきます。幸いなことに最低ランクの従業員はいくら雇っても給料ゼロという、さすが飲食系は超絶ブラックだなという世界観なので、ある程度人員が揃ってくると宣伝と販売と人材育成のサイクルが回りはじめて、後半になるとケタ違いの収入が得られるようになります。ランダム要素ないので、どうにもならないときは本当にどうにもならなそうな気もしますが、評判通りの好ゲームでした。たぶん2位。最初に$100所持のマイルストーンがやはり強そうです。
最後は私の村の人生はホビージャパンの日本語版。村の人生のダイスゲーム版でゲームの各要素は村の人生のものを踏襲していますが、根幹のシステムはイスファハンのようなスタートプレイヤー以外はダイス振らないダイスドラフトになっていて、安直なダイスゲーム化ではありません。前半の箱庭構築から後半の生産と得点獲得にプレイングを切り替える展開が想定されている感じで、序盤から計画的に人とかぶらない村づくりをするのが重要そうです。