K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Villages of Valeria (Daily Magic Games)・Anachrony (Mindclash Games)・Codenames (CGE)をプレイしました。

まずは人待ち3人でヴィレッジオブヴァレリア。プエルトリコみたいに親が選んだアクションを全員が実行して自分の箱庭を作るのですが、親だけちょっと得するタイプのアクション選択のカードゲーム。特定の種類のアクションに付随して追加効果を出す建物が多く、これが他人をフォローしたときも常に発動するので、計画的に建築を進めていくと下手な親よりよく回転するようになるなど、ただの劣化プエルトリコというわけではありません。手なりで打って特に何が良かったのか分かりませんが最後計算したら勝ってました。

1人増えて4人でフィギュアがごろごろ入ってるアナクロニー。ただし拡張も一緒に買わないとフィギュアついてこないそうです。近々隕石が落ちてくるので、資源集めたり建物たてたりしながらそれまでにシェルターに逃げ込めるように準備するというSFゲーム。
特徴的なのが借金システムで、毎ラウンド資源やワーカーなどを2個まで借りられる上に利息もつかないのですが、返済はタイムマシンに乗って借りた時点に戻って借りたものをそっくりそのまま返さなければなりません。資源だと途中で消費してしまうのでちょっと分かりにくいですが、ワーカーAさんを未来の自分から借りたとすると、そのワーカーAさんはしばらく自分の手元で働いた後、未来のどこかの時点でタイムマシンで過去の自分に送りつけられることになります。このワーカーAさんは生まれた記憶もないのに定期的にタイムマシンに乗って過去に戻って永久に働き続けるわけです。SF用語でこういうのを存在の環と言いますが、一見タイムパラドックスっぽいけど論理的な不整合はなく、でも何かダマされた気分になります。もっともゲーム内ではこの不条理を特に深く考察することもなく、単純に借金しすぎると時々ランダムにペナルティが降ってくるだけですが。
ゲームシステム的には普通のワーカープレースメントで、資源を集めたり、建物建てて自分の専用のアクションマス作ったり、技術開発したりします。個人ボードのアクションはワーカーだけで起動しますが、共通ボードのアクションはフィギュアのロボットとワーカーをペアで使わなければならないとか、ワーカー数と資源のやりくりに悩む系のゲームです。
今回は拡張モジュールからパイオニアオブニューアースを導入しました。ロボット強化したりシステム相手に戦闘して報酬もらったりできます。基本ルールだけだと共通ボードのアクションマスが数足りない感じなので、何がしかの拡張モジュールは入れた方がよさそうです。
1人だけ超技術を2つも開発するなどいい感じに進められましたが1点差負け。

最後はコードネーム。ドイツゲーム賞2016ミニ拡張セットに入っていたボードゲームとゲームデザイナーの名前セットのうちボードゲーム面をプレイ。ボードゲームの名前ばっかり25個並びますが、下手にワーカープレースとか言ってしまうとたくさんヒットしてしまうので難易度高いです。2戦2敗。

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