K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Red Dust Rebellion (GMT)・Ares Expedition (Stronghold Games)をプレイしました。

レッド・ダスト・リベリオン。
GMTのCOINシリーズの12作目。ネタ切れなのか、ついに架空の火星史ゲームです。
いつも通り腐敗政府が割り当てられている青の火星政府、おおむね左翼革命派の赤のレッドダスト運動、火星の自然を守れとか意味わからん教義のオレンジのリクレイマー教会、火星をテラフォーミングしてお金儲けするのが主目的の黒の企業という4勢力による四つどもえ戦です。
勝利条件的には火星政府とレッドダスト運動が主に都市で民衆の支持をめぐって対立し、教会と企業が郊外の砂漠の支配で競合しています。一方で火星政府と企業は体制派として共同でレッドダスト運動や教会のテロリストに対処しつつ、第5派閥の中立勢力の地球連邦政府の支配権を巡って争う、という関係性が設定されています。
システムはほとんどCOINの基本ルールの通り。もちろん火星らしい?味付けもあって、例えば、火星政府の予算は地球から送られてくるのですが、それを運ぶのは企業の宇宙船なので、企業の采配次第ですぐ着いたり遅れたりします。また、火星各地にはランダムで砂嵐が発生していて通行の邪魔をしているのですが、教会だけは特殊能力で砂嵐の効果を一部無視できたりします。火星テーマとは言うものの、おそらくはデザイナーが念頭に置いてるのはデューンで、火星政府がハルコンネン、レッドダストがアトレイデ家、教会がフレーメンで、企業はスペースギルド、という雰囲気が漂っています。地球連邦政府は皇帝(サルダウカー部隊なのでちょっと強い)。
レッドダスト運動を担当。どの勢力も勝手が分からんので、とりあえず手なりでプレイするしかないです。他のヒストリカルなゲームだとイベントカード1枚1枚にあれやこれやと実在した人物や実際の事件にもとづく感想もありますが、仮想戦なので効果だけ見てフーンそれで、となるのがちょっと寂しいかもしれません。
勝ったのはT木氏の企業。COINあるあるですが、お金貯めるのが目標の勢力は貯まった分の勝利得点は邪魔しにくいのが強みです。

火星つながりでアレスエクスペディション。
テラフォなので、植物か温度か水のどれかに集中するのがとりあえずの作戦になると思います。テラフォと違って隕石で攻撃されたりしないので、やはり植物が安定して高効率なのかな、という印象。
熱の生産を上げまくって温度上げまくる作戦でしたが、及ばず2位。