Affinity PhotoでRAW現像時にレンズプロファイルを適用する

最近カメラをPentaxの一眼レフからSONYのミラーレスに移行して、標準レンズはもっぱらFE 20-70mm F4 G (SEL2070G)というレンズを使っております。
撮影対象が鉄道だと、望遠レンズが主力で標準域にはあまり用はないんですが、このレンズは小型軽量ながらほとんど超広角まで1本で賄えて性能も上々です。
ところが、こいつカメラ内現像のJPEG画像はいいんですが、実は電子補正前提の設計で、RAWデータをPC上で現像すると電柱もホームも歪んでるわ四隅は結像してないわ、という惨々たる結果。

で、これを電子補正するのにプロファイルデータが必要なのですが、画像レタッチソフトのAffinity Photoにはこのレンズが収録されておりません。
Affinity Photoのレンズプロファイルは lensfun というサイトで有志が公開してるデータをそのまま使用しているらしいのですが、リリースタイミングの都合か、GitHubのマスターリポジトリにはちゃんとSEL2070Gのデータがあるようです。

Affinity Photoは足りないプロファイルデータを後から追加できるようになっていて、生データの置かれてるディレクトリからmil-sony.xmlというファイルをダウンロードして、C:\Users\ユーザー名\.affinity\Photo\2.0\LensProfiles に置くだけ。置き先のフォルダはAffinity Photoの「編集→設定→一般→レンズプロファイルのフォルダをエクスプローラーで開く」で一発で開けるようになってて便利です。

ばっちり補正されました。