ワイマール会

ワイマールを遊ぼう会。参加者4人。
Weimar: The Fight for Democracy (Skellig Games/HJ)・Challengers! Beach Cup (1 More Time Games/HJ)・The Guild of Merchant Explorers (AEG/ケンビル)をプレイしました。

早速、ワイマール:民主主義の戦いから。
4人固定で第一次世界大戦終戦後のドイツで右翼・右派・左派・左翼の4陣営に分かれて政治闘争をします。
ゲーム終了までワイマール共和国が存続したらVP勝負、途中で共和国が自壊したらそのときの与党がペナルティを受けてVP勝負、右翼と左翼はその前に共和国を打倒してサドンデス勝ちを狙うことができ、さらにその前にナチスが政権を取ってしまったら全員サドンデス負け。
システムの基本はよくあるカードドリブン。5枚の手札のうち2枚は共通デッキから配られてアクションポイントとイベントの両方を使用するタイプ、残り3枚はプレイヤーごとの固有デッキから引いてくるカードでアクションポイントで使うかイベントで使うかの選択制。カードの持ち越しはなく、全員が手札を使い切ったら1年(程度)終了でいろいろ決算して手札を補充、というのを繰り返します。
抗争の場は大きく分けて、議会とドイツの各都市の2エリア。議会ではChurchill (GMT)のシステムでテーブルに乗ってる議題を綱引きして、最終的に自分の手元に来ていた議題を自分の有利になるように解決します。ドイツの各都市ではユニットを配置したり戦闘したりして武力で都市の支配を争います。
ワイマール共和国は内憂外患なので、ゲーム開始時から連立政権を組んで政府を支配している右派と左派が政策的にドイツを立て直そうとしている間に、右翼と左翼は勝手気ままに暴動を起こし放題という展開。政府には軍や警察を動員して暴徒を排除するアクションもあるのですが、とてもそんなことやってるヒマはなさそうでした。
右翼のドイツ国家人民党を担当して共和国転覆勝ち。木ゴマのミープルで見た目はユーロゲームっぽくしてますが、これ普通にトワイライトストラグル系統のウォーゲームですね。

チャレンジャーズ!ビーチカップはチャレンジャーズの独立型拡張。基本セットと混ぜることもできるそうです。
やはり4人くらいの方が同じ人と2戦できて男子三日会わざれば感があってよいと思います。遭う人遭う人みんなCデッキの11火力カードを入れてて圧敗。

ギルドオブマーチャントエクスプローラー。
ルビーの固有ルールを使うマップが1枚だけあります。ルビーはそこそこ効率の良い得点源ではありますが、そこまで壊れ性能というわけでもなく。
どのマップも海がかなり険しい障害地形なので、時代固有カードで海渡れる効率いいカードを取れるかどうかが影響大きそう。2戦2敗。