ML.K 7月例会

札幌市北区民センターでML.Kの6月例会がありました。参加者8人。
Imaginarium (Bombyx/HJ)・Space Base (AEG)・Iron Dragon (Mayfair)をプレイしました。

早速5人でイマジナリウム。HJの日本語版です。夢の世界で工場を経営するゲームで、ベルトコンベアで流れてくる機械を買って拡大再生産します。機械を組み合わせて出力を強化したり逆に破壊して資源に戻したりといろいろできるのですが、お金は足りないしアクション選択の制限もキツいし、肝心の機械も欲しいときに欲しいものが並んでいるとは限りませんというシステム。
環境厳しい分、助手の特殊能力が強力なので、序盤にコストパフォーマンスが高く使い勝手のよいのを雇えると強そうでした。負け。

卓分けて4人でスペースベース。宇宙船を買い集めてどーのこーのというフレーバーとシステムはあまり関係なく、ダイスの出目に対応したカードを買ってダイス振ってその目が出たらお金がもらえるのでカードを買うのを繰り返すという街コロそのまんまなゲームです。
ダイス2個の目を合計してもいいしバラバラにカード2枚起動してもよいというところがちょっとしたアイディアで、買い集めるカードの方向性に戦略性をもたらしている、と思うのですが、カードの性能差が大きいようで結局誰に感想聞いても大味ですねという答えが返ってきます。本当は大味じゃないような気がするのですが、実際以上に大味に感じてしまうところはあると思います。負け。

アイアンドラゴンはメイフェアのクレヨン列車ゲー。ファンタジー世界でドラゴンを機関車代わりに使って鉄道を走らせます。相当古いゲームですが、最近再版された2版。マップは変わってなさそうですが、需要カードとかイベントとかのバランスは調整されているはず。
旧版と比べると、商品チップがプラから紙にグレードダウンしてますが、色がついたので格段に遊びやすくなっています。紙質的にも特に違和感はありません。両面印刷なので旧版のように裏返すと何だか分からなくなるということもなくなったのですが、なぜか裏面はアイコンだけで商品名書いてない罠。どうせ印刷なので裏に字書いてもコスト変わらない気がするのですが。これ以外にも、カードとマップで都市名のフォントが違う(しかも読みにくい飾り文字)とか、旧版でジグゾー式ボード1枚に納まっていた地下世界が2枚に泣き別れになったとか、さりげなくプレイアビリティ下げにかかっていてグラフィックデザイナーの仕事はちょっと杜撰です。勝ち。

終了後は移動して裏例会。3人でGloomhaven (Cephalofair Games)をプレイしました。
BGG1位の超大作レガシーゲームのグルームヘブン。箱も超デカいです。
とりあえず最初の1番のシナリオをプレイ。難易度はノーマルでも激ムズだそうなのでイージー。キャラクターはスペルウィーバーの水晶お姉さんを選択しました。火力ありそうなのですが、カード枚数少なく射程も意外とシビアなので出し惜しみしてる間に終わってしまいました。
シナリオの前後にカード引いてイベントが発生する以外はただ戦闘するだけなのですが、キャラクターの成長余地はかなり取ってあって、確かに続けていけば相当面白そうです。

虎杖浜温泉ホテルオーシャン

白老は虎杖浜温泉のホテルオーシャンです。
独特の全面ガラス張りの建物が2棟並んでいます。右側のちょっと古そうな方が日帰り入浴棟。中は別にガラスっぽくなく普通の温泉施設です。
浴室入るなりむわっと熱気が押し寄せてきます。内湯は1槽大きいのがあってかなりの高温湯。露天は3槽もあって低温中温のやや大きめ2槽と1人用の高温湯1槽となっています。露天は板囲いで眺望はありません。湯は無色透明無臭で弱いぬめり感があります。熱い割には長く入っていたくなる柔らかい湯です。
虎杖浜温泉は源泉掛け流し宣言をしているのですが、ここの日帰りは循環塩素となっています。とは言うものの、浴槽には吐水口からざぶざぶと湯が注がれオーバーフローしていて、すいてたせいか塩素臭もほとんどせず。

データ
住所:白老町竹浦111
料金:500円
時間:10:00~20:00(無休)
加水なし・加温なし・循環あり・消毒あり

幌別駐屯地

今日は千歳基地の航空祭だったのですが、空港の天気予報によると一日中雲底高度が低く靄もかかってちょっと何も飛びそうになさそうでした。と思ったら午後からグイグイ晴れてきて、ブルーインパルスは第3区分ですがアクロバット飛行したそうです。2014年航過飛行・2015年飛行せず・2016年航過飛行・2017年飛行せずだったので、結局ここ5年間で最良のショーだったという結果。やはり天気予報なんか信用しちゃだめですね。

というわけで、千歳は避けて登別は幌別駐屯地の創立記念行事を見に行ってきました。
小規模な駐屯地ですが、施設隊の基地なので行進にはレアな車両が登場します。
訓練展示は模擬戦ではなく、今年は工事機材の紹介のみでした。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
The 7th Continent (Serious Poulp)をプレイしました。

2回目なので順当に2本目のシナリオを選択。トロフィー属性のカードを5枚以上集めろという内容ですが、トロフィーとは何かという説明はありません。始めればすぐ分かることですが、シナリオ固有のフラグから分岐した先にいるモンスターを倒すとトロフィーに化けるので、ひたすらハック&スラッシュしていきます。
例によって最初の島を出るころには山札は枯渇寸前になるのですが、要所要所で狩りをして捨て札からデッキを回復していけば、思ったよりは長持ちします。とはいうものの、達成率推定6割あたりで力尽き、そこから無敵モードに切り替えました。ただ戦うだけかという雰囲気でしたが、途中にゲームシステムをうまく使った意外なギミックがありました。これをY田氏の華麗なひらめきで難なくクリアし、今回は一応勝利条件を満たしてエンディングまで見ることができました。
1歩進むたびに探索カードと称するランダムイベントカード引かされるゲームなのですが、ほとんどの場合は単に悪いイベントが起きて(リアルとゲーム内の両方で)体力と時間を消費するだけで、ゲームの面白さにはあまり貢献していないような。デザイン上はランダムイベント前提でバランス取ってるとは思うのですが、このルールなしでプレイした方が今風のスピーディなゲームになるんじゃないかと思います。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者2人。
Wild Blue Yonder (GMT)をプレイしました。

今回はキャンペーンゲームで、北アフリカ戦線のシナリオを2本。1941年のロンメル着任直後の時期と、1942年のトブルク戦あたりです。
キャンペーンゲームでは、攻撃目標とか登場機体とかパイロットとかをランダムに決めて複数回のゲームを繰り返します。爆撃ルールと爆撃機の迎撃ルールと対空砲のルールを読まないとならないのでルール量はちょっと多いです。
序盤のシナリオでは英軍はハリケーンばっかり、独軍はBf110ばっかりで、どちらもイマイチぱっとしませんが、少し年代進むとまれにスピットファイアだのBf109だのが出てきてオーパーツ並みの戦闘力を発揮していきます。史実でもさっさとしょっぱい機体は廃止してスピットとBf109だけ作ればよかったのでは…
1ゲームごとに撃墜機とか地上目標の破壊とかから獲得した勝利得点を累積してシナリオの規定ラインを越えたかどうかで勝敗を判定します。1分1敗でした。

美瑛ゲストハウス白金の湯

白金温泉に行ってきました。
白金温泉街の一番奧にある白金の湯です。もともとは銀瑛荘という旅館だったのが閉館後リニューアルして再開したものです。
洗い場3つという小規模な浴場で、浴槽は内湯1・露天1。どちらもあまり大きくはなく浅いですが露天の方が倍くらい大きめ。少しでも浴槽大きくするべく露天はドア開けたら即湯船で余計なスペース一切なしという設計です。板囲いで眺望はありません。
白金温泉にはいくつも宿ありますが、源泉は町で共有で管理しているので、基本どこも同じ湯のはず。ツルツル感とキシキシ感の同居した独特の湯感のする薄緑の不透明な湯です。パイプから浴槽内に直接注がれ、オーバフロー管から排水しています。ざぶざぶ排水しているので相当量がかけ流されているようです。露天はややぬるめ、内湯は小さい分そこそこの熱さでした。

データ
住所:美瑛町字白金温泉10734-1
料金:500円
時間:10:00~20:00(無休)
加水なし・加温なし・循環なし・消毒なし

快速ふらの・びえい号

富良野の観光シーズンに合わせて、富良野線でキハ183による臨時列車が運行されています。
ノロッコ号で不足する輸送力を補うためだそうで、ノロッコ1・2号の続行で運行されています。ノロッコより速い代わりに途中停車駅で長時間停車するのでトータルの所要時間はあまり変わりません。お客さんはそれなりには乗ってたようです。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者2人。
The Fog of War (Stronghold)・Wild Blue Yonder (GMT)をプレイしました。

フォッグ・オブ・ウォーは第2次世界大戦の欧州戦線がテーマの2人用。1940年から1944年の戦争全体を扱った戦略級のシミュレーションゲームですが、システムはユーロ風で手軽にまとめられています。
デッキ構築要素があって、陸海の戦力がカードになっています。生産フェイズに新しいカードを買ったり、あまり強力でない軍団は防衛用に拠点に貼りつけることでデッキを圧縮したりして侵攻作戦用に精鋭を集めていきます。攻撃はプロット方式で、手札から侵攻先の選択カードと戦力カードをセットにして伏せ山に積んでおき、数手番後に公開して結果判定を行います。相手側からは敵が何やら大規模作戦を計画しているのは分かるけど、そのままでは目標も規模も正確には分かりません。諜報活動でプロットの中身を確認したり、追加の防御戦力を積み増したりして対応します。戦闘判定そのものにはランダム要素はなく、単純に戦力比を比べるだけと割り切って必要以上にシステムが複雑になるのを防いでいます。
勝利条件は非対称で、枢軸側は占領地域から毎年累積される勝利得点を既定値まで貯めること、連合側はドイツ本国か、事前にドイツが密かに選んでおいた2ヶ所の絶対死守エリアを占領することです。ドイツは序盤から野放図に戦線を拡大し、連合国は終盤にピンポイントで大規模上陸作戦を実施するよううまく誘導しています。
枢軸を担当。初期セットアップ時点でポーランド侵攻まで終わっているので、おおむねヒストリカルなタイムスケジュールでフランス攻めたりノルウェー攻めたりユーゴスラビア攻めたり独ソ戦始めたりして支配エリアを広げていきました。海軍が史実以上に活躍してくれて、連合軍の警戒の薄い海域で何度かゲリラ的に海戦に勝てたため、制海権の回復に手数を取られた分で連合国の上陸が遅れ、陸上の支配エリアから十分な勝利得点を獲得できて勝ち。

Down in Flamesシリーズの新作、ワイルド・ブルー・ヨンダーはGMTのRise of the Luftwaffeと8th Air Forceを一つにまとめた再版。これで完全版かと思って買ったのですが、他のスコードロンパック拡張の分は入っていないので意外と収録機体数は少ないです。シナリオ山ほど入ってますが、とりあえずルールを読み読み基本のドッグファイトプレイでBf109対ハリケーン、Fw190対P-38の2戦。どちらも枢軸を担当して1勝1分。バランス調整用の評価値同じ機体を選んだのですが、ドイツ機の方が機体のパフォーマンス値(=手札上限枚数)が多くてプレイしやすい感じでした。