ML.K 7月例会

札幌市北区民センターでML.Kの7月例会がありました。参加者7人。
ダイスゲーム百科(スモール出版)・Roll for the Galaxy (RGG)・Till Dawn (8th Summit)・Indigo (Ravensburger)・Marco Polo (HiG)・Secret Moon (カナイ製作所/アークライト)をプレイしました。

人待ちでクニチーのダイスゲーム本から2人でカウンター・カメルーンと4人でしっぺ返しをプレイ。どちらもそれなりにゲームにはなっているようですが、ダイスを振って出目に従って淡々と処理をするだけで運ゲーなこと以外はイマイチ盛り上がりどころのない微妙なゲームでした。140ゲーム収録されているので中には当たりもあるのかもしれませんが…

RftGを5人。技術連打で勝ち。今日は割と全員進行方向バラバラで毎回ほとんどのフェイズがプレイされる展開でした。

4人でキックスターターのティルドーンは吸血鬼になって血を吸って夜が明ける前に棺桶に帰って寝るゲーム。棺桶型のボックスが雰囲気を出しています。カードを1枚めくるごとに全員に同じだけの血液が配給され、帰るか進むかを宣言して帰るならゲームから抜けて持ち帰った血液を得点化、進むなら次のカードで追加の血液の配給を受け、途中で死ぬか夜が明けると何も得られないという、基本的なシステムはインカの黄金のアレンジになっています。まだまだ大丈夫なところからあっさり即死したり夜が明けたりするので、インカの黄金より帰るタイミングつかみにくいです。1滴も血を得られず0点負け。

インディゴと全然関係ないことで有名なインディゴ。タイルを並べて路線を作るシステムはメトロ(Queen)と似ています。メトロのように長い路線作ればよいというわけではありませんが、自陣に雪隠詰めにされないよう生存空間作るのが重要なところは共通しているかもしれません。負け。

マルコポーロはヴェネツィアの商人になって中国をめざすワーカープレースメント。ワーカーがダイスになっていて、出目によって置けるマスや効果やコストが変わってくるという典型的なゲームです。何をするにも大量にお金がかかる割に収入増やす手段が限られていてこの手のワープレらしいカツカツ感がある一方で、プレイヤーキャラクターごとの固有能力や各都市の特殊アクションの効果が強烈なまでに大きく調整されています。プレイ中は様々なアクションの組み合わせを工夫するのが楽しいのですが、いざ勝敗を考えると相当に大味なゲームであるように思われます。同点2位。

シークレットムーン5人。2戦1勝。2戦とも僧侶入らず大臣陣営の勝ちだったので、姫陣営2人はちょっと不利なようです。さすがにもう少し人数多い方がよいでしょうか。

終了後は場所を変えて裏例会。参加者3人。
XCOM: The Board Game (FFG)・Clocktowers (Jolly Roger Games)をプレイしました。

XCOMは宇宙人の侵略から地球を守る協力ゲーム。XCOMという地球防衛組織の役職を1つずつ担当して、iPhoneアプリの指示に従ってリアルタイムにプロットするフェイズと、ダイスを振ってプロットの結果をチェックするフェイズを繰り返します。プロットフェイズの管理がアプリ化されているので、世界各地の制空権の有無によって決まる宇宙人の進行度合いに応じて、襲ってくる宇宙人の数やフェイズの進行順が自動的に変化します。ボードゲームで表現の難しいシステムのブラックボックス化を無理なく実現する次世代のゲームとして十分な完成度を持っています。とりあえず時間無制限で説明つきのチュートリアルモードをプレイ。というか紙のルールブックが入ってないので、チュートリアルモードからプレイしないと全く分からないようになっています。途中危ういところもありましたが、ギリギリのところで任務達成できました。

最後はアラン・ムーンのクロックタワー。時計塔を建てるカードゲームです。後から建てる塔は高くしなければならないルールがあるのに、高い塔はむしろ得点低くなりやすいシステムなので、にょきにょき塔が伸びていく見た目の割には低めの良い塔をきちんと建てていた人が勝ちます。短時間で終わる小品としてはまずまず。負け。

ML.K 臨時例会

札幌市北区民センターでML.Kの臨時例会がありました。参加者8人。
Metal Adventures (Matagot)・Patchwork (Mayfair)・Orléans (dlp games)・俺のケツをなめろ (ゲンブンゲームズ)・The Game (NSV)・Captains of Industry (TMG)をプレイしました。

メタルアドベンチャー5人。5人いると協力要素がそこそこ機能するようです。アイテムカードとか足りないかと思いましたが、そんなこともなく。商船デッキの弱い時代が急速に掘られてしまうので、決闘とか称号カードとかでVP稼ぐのが効いてくる感じです。

パッチワーク2人。うまく隙間埋めることができて7×7ボーナスの分で勝ち。

オルレアン4人。Badehaus (3枚引いて1枚戻す)が強すぎと評判ですが、実際建ててみたら強かったです。勝ち。

俺のケツをなめろ4人。戦車足りないときにサポートカードばっかり引いても困るので、この辺なにか調整入るといいんでしょうけど。結局は3点友軍カード引いた人が勝つゲームではあるのですが。

ザゲーム4人。初勝利。次からは難度を上げるべきでしょうか。

キャプテンオブインダストリー。人数多い方が工場独占しにくくなって良いようです。及ばず2位。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
俺のケツをなめろ(天下布武/ゲンブンゲームズ)・La Isla (alea)・Parfum (Queen)・Rapa Nui (KOSMOS)・Metal Adventures (Matagot)・Stichling (Ravensburger)をプレイしました。

まずは再版された俺のケツをなめろ。色あいとフォントが良くなっているのか旧版より遊びやすくなっています。気づきにくい点でいろいろ調整が入っているはずですが、とりあえず良く目立つプレオーダー特典のIS-3が効果的です。今までIS-2をもってしてもティーガーIIの破壊は困難でしたが、IS-3ならばどんなカードでも十分撃破される危険性があるので、重戦車無双ゲーなところが補正されています。友軍カード1枚しか獲得できませんでしたが、それが3点カードで勝ち。旧版では3人で獲得友軍カードが1枚2枚3枚に割れたとき1枚の人には勝ち目なかったのですが、-1点カードが入ったおかげで、1枚のプレイヤーにもワンチャンあるようになりました。

フェルトのライスラは、すっごい幾何学的な謎の島の陣取りゲーム。毎ラウンド3枚配られるカードを特殊能力・資源の獲得・動物チップの価値の増加に割り振って早い物勝ちで探検隊を送って領地を確保します。3枚のカードの並び順考えるだけなので選択肢はあまりないのですが、カードの効果のバランスが絶妙でどのカードをどこに使うか悩まされるゲームです。1人だけ動物5色セットを完成させることができて勝ち。

パフュームは香水を調合して売って儲けるゲーム。プレイ順に応じたアクション数を5色のダイスに割り振って規定のセットができれば香水完成という分かりやすいシステムで見通しはよいです。出目とタイルの引きの良し悪しで如実に有利不利が出るので運要素は強いですが、変に複雑なところはなく基本的に需要に応じた香水を数作るのが勝敗に直結していてゲームしてる感は十分です。2本しか完成せず大敗。

ラパヌイはイースター島でモアイを作るカードゲーム。基本的に手札を1枚自分の前に出して1枚補充し、次の補充候補として公開されたカードと同じカードが場に出ていれば全員そのカードから収入を得るというのを繰り返すだけのシンプルなシステムです。カードのピックで収入タイミングを割と自由に調整できるので、細かく得点差を積み上げる緻密なゲームではあるのですが、それ以上に大きな得点源として、モアイ建造時に供出した食料カードの枚数によって決まる食料カードの点数があり、たくさん持っている食料でもあまり供出しすぎると1枚あたりの点は増えても残った枚数が減って損、というジレンマをやりくりするゲームです。1勝1敗。

メタルアドベンチャーは宇宙海賊になって商船襲ったり他プレイヤーと決闘するゲーム。特に奇をてらったところのない普通の海賊ゲームですが十分に面白いです。毎ターン商船か惑星か他プレイヤーのどれかを襲わなければならない、という制限と厳しすぎないバランスがゲームのテンポを良くしているのだと思います。商船襲うのに海賊同士共闘するというのは普通ですが、決闘もサシじゃなくて援軍呼べる卑怯なルールなので、3人プレイだとなかなかさあ決闘とはなりません。もう少し人数多い方が良いでしょう。負け。

悪魔の針は4色メイフォロー切り札なしのオーソドックスなトリックテイクですが、4ヶ所同時進行で獲得トリック数を予測するという奇抜なシステムで一気にカオティックなゲームにしてしまった怪作。1分1敗。

千歳基地航空祭予行

千歳基地の航空祭は明後日ですが、予行でF16とブルーインパルスが飛びました。
近年まれに見る快晴のうえ、上空に風がほとんどなく、ハートもスタークロスも全く形が崩れない完璧なコンディションでした。第1区分の演技を一通りやって最後にクリスマスツリーローパスで終了。
本番は台風のようですが…

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
The Game (NSV)・Pocket Imperium (LudiCreation)・Dogs of War (Cool Mini Or Not)・Nations: the Dice Game (Lautapelit.fi)をプレイしました。

人待ちザゲーム3人。手札残しまくり。1の位合わせて戻るのが何回できたかがキーになるようです。

キックスターターのポケットインペリウムを4人。トワイライトインペリウムっぽい見た目のSF陣取りですが箱には45分と書いてある小品です。ランダム要素薄いのでもう少し考えるとは思いますが。生産・移動・戦闘の3つの行動をどの順番で行なうかをプロットして順次公開して行動します。他人と被ると行動回数が少なくなるというバッティング要素がある代わりに、戦闘は単純な対消滅です。2~4人までプレイできますが、シンプルな殴りあいなので3人はちょっとという感じ。最終ラウンド1人だけバッティングを回避できたので、うまく戦闘が起きないよう立ち回って逃げ切り勝ち。

戦争の犬たちは傭兵隊長として6つの貴族家の戦争に介入して勝ち馬に乗るゲーム。本質的には傭兵ものでよくある負け側も掛け金戻ってこない競りで、激戦区は自然と勝ったときの旨みもよくなるよううまくできています。見通しは良くてもどこに投資すれば勝てるのかはよく考えないと(考えても?)分からず手ごたえのあるゲームです。傭兵隊長自身の特殊能力の相性がちょっと強すぎる気がしないでもないです。負け。

最後はネイションズダイスゲーム。お金?(黄色アイコン)がたくさん出るはずの黄色ダイスは1/2の確率であまり使いでのない食料にしかならないので、序盤は植民地を入手して確実にお金として使えるチップを獲得した方がよさそうです。ただし植民地買うための剣マークは不要ダイス2個では作れないので、結局序盤にいい目振らないと始まらないのですが。負け。

海峡号

青森函館間で海峡号が団臨で1日だけ走るということで見に行ってきました。
せっかく函館まで来たのでいくつか撮影ポイント廻ろうかとも思いましたが、どこも激混みのうえ雨降ったり晴れたりと天気が思わしくなさそうなので、定番の釜谷S字に1日留まることにしました。海峡号の時間にはすっかり晴れ上がりました。
海峡号といっても深夜早朝のはまなすから寝台車切り離して看板をかけ替えただけだと思うのですが、早朝のはまなすはED79 7号、海峡号往路はED79 13号、復路はED79 12号と機関車も全部つけ替えられていました。