SL函館大沼号

また函館までSL撮りに来ました。

今回は日暮山俯瞰。大沼小沼を見下ろす小さな山で、車で山頂まで上がれます。日が暮れるのも忘れるという名前通りの絶景です。鉄撮りの場合は展望台まで上がらずとも、駐車場からの方が視界が広くてよいかもしれません。
登山道は当然ながらダートですが、ちゃんと整備されているらしく路面はきれいでした。前回真冬のときにもちょっと見に行ってみたのですが、そのときは雪と倒木に阻まれて方向転換もままならず、ものすごい勢いでバックで下山したのでした。

午後からは天気は下り坂。朝ははっきり見えていた駒ケ岳も昼すぎには雲に隠れてしまいました。今日くらいは予報当たらなくていいんですが。

ML.K 4月例会

札幌市東区民センターでML.Kの4月例会がありました。参加者は初参加の1名を含む7人でした。
Dominion (RGG)・7 Wonders (Repos)・De Vulgari Eloquentia (Z-man)・Inca Empire (Z-man)をプレイしました。

4人でドミニオンは全部入り。ここによると全部入りランダムで錬金術を入れるときはランダマイザーの8枚めが錬金術のときは残り2枚も錬金術にするといいそうです。そうしてみましたが、今回は錬金術は登場せず、と思ったら闇市場が入ったので結局ポーションを使用、しかも詐欺師がいて4コストカードは使い道のないポーションに変換されてしまうという微妙なセット。序盤から詐欺師が飛び交いましたが、繁栄のプラチナ・植民地と策士の相性が良く、最後は基本に忠実なパワーゲームに。1戦1敗。

7人になったので7不思議。技術3種を2セット完成させましたが、軍事放置で全敗して-6VPの分で大敗。

ここから2卓に分けてT口さん持ち込みのZ-man卓。3人。
まずは俗語論。イタリア半島を歩き回って辞書を作ります。システムはオーソドックスなアクションポイント制のリソースエクスチェンジ。
ルールはちょっとザルい感じで、ボードに一目で分かる間違いがあるとか移動のルールが分かりにくいとか、いつものZ-manクオリティの低い方といった感じ。ゲーム自体はなかなか頭使う面白い作品です。プレイ中は大差ついてるような気がしてなりませんでしたが、最後に蓋を開けてみたら絶妙な僅差でした。

続いてインカ帝国。首都のクスコから道路のネットワークを延ばしつつ街や砦を建てて得点を獲得するゲーム。
3~4人用ですが、3人プレイでバランスが取れているようにはちょっと見えません。特にマップが異様に細長く雪隠詰めになりがちなのがよくないです。これがインカ帝国の版図なんですと言われると文句のつけようがないのですが。道路さえ引き込めば他人の建物からも得点できるというシステム的にも4人必須だと思います。
コンポーネントは文盲仕様ですが、全く逆の効果のカードがよく似たアイコンで表されていてちょっと親切ではありません。これもちょっと褒められない出来です。

他の卓ではサンダーストーン、アグリコラが展開されていました。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Monuments (Abacus)・Intrigo (Hazgaard Editions)・Fresh Fish (Plenary Games)・Ghost Stories (Repos)・Filipino Fruit Market (Bambus)をプレイしました。

一年くらい前の頒布会に入っていたらしいモニュメント。カードプレイで世界各地の名跡を作ります。オープンの場札か山札から手札を補充して、基本的には同じカードをまとめて早くたくさん出すほど高得点という、システム的には乗車券の近縁といった感じ。2位。

イントリーゴはカードドラフト+バッティングゲーム。手札が4枚しかないので、互いに注意深くお仕事するとほとんど封殺できてしまうところを特殊カードを買ってうまく紛れさせるというゲームのよう。

フリードマン・フリーゼのフレッシュフィッシュは陣取りとタイル引きと競りの都市建設ゲーム。所持金15を補充なしで使い切りの競りなので間違えると取り返しがつかず、この手のゲームによくある行き当たりばったりな都市計画で進行するのですが、完成すると驚くほどきれいに設計された街ができあがります。さすがフリーゼ。

ゴーストストーリーは四方八方から襲ってくる悪霊を撃退して村を防衛する協力ゲーム。村が滅ぶ前に悪霊の山札の底の方にいるボスを倒せば勝ち。1戦めは襲ってくる悪霊どもをモグラ叩きしているうちにどんどん被害が重なって村壊滅。村の特殊効果を全然活用していなかったのが敗因と分析し、2戦めは強力な仏像をはじめとする村人の協力をフル活用してラスボスを倒しました。でもこれでやっと初級とのこと。

最後は昨日もプレイしたフルーツマーケットのバストス。低めの数字なのにたくさん引いてきてしまったスートをバストスにしたり切り札にしたりといったところの判断とか偶然の流れとかが勝敗を分けるようです。独特のシステムなのにトリックテイクらしいオーソドックスな展開になる不思議なゲームです。勝ち。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Durch die Wüste (FFG/HJ)・Aura Fight (TDF)・Filipino Fruit Market (Bambus Spieleverlag)をプレイしました。

まずは新版砂漠を越えて。コスモスの旧版より少し小さくなったような気がします。あのヤシの木はどう見てもビグザムだと思います。欲ばって大きく囲おうと頑張っていたらどこも囲えず大敗。さっさとオアシストークン踏んで確保した方がいいようです。

オーラファイトはダンバインの戦術級。進むのは推力を消費して、曲ったり攻撃したりするのはパイロットポイントを消費するというあたりが少し分かりにくいですが、割とシンプルな空戦ゲーム。ショウのダンバイン対トッドのドラムロ&ドロ2機。最初の接敵で先手を取って剣攻撃するもドロ落とせず、ドラムロとドロから1発ずつ貰ってダンバイン即死。割と命中率もダメージも高めな感じでした。

フィリピーノフルーツマーケットはちょっと癖のある2種類のトリックテイクが遊べる秀作。バストスの方の得点がマイナスすぎてゲームになってないという人は誤訳ルールで遊んでいる可能性が高いです。正しいルールでプレイすればどちらも厳しいジレンマに悩まされる好ゲームです。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Eden (Kosmos)・Agricola (Lookout)・Medici (Amigo)をプレイしました。

まずはエデン。エデンの園を緑でいっぱいにするゲームなのですが、座標で区分けされたボード上の手札のカードで指定された場所に自分に畑タイルを置き、いくつか繋がってると価値を高めることができて、他人の畑と隣接したら買収合戦が始まるという、まるでアクワイア(AH)のようなシステムでした。短時間で割とあっさり終わりますが、タイトルとテーマの割には殺伐としています。と思ったら箱絵がいかにもゲーム内容そのまんまでした。勝ち。

アグリコラはGデッキのみ使用。自分だけ特定のアクションマスを利用したときにボーナスが得られるタイプのカードが多く、プレイヤーごとに発展の方向性が違ってくるのは興味深いのですが、ゲームの目的が割と画一的な完成度の高い農場を作ることなので、慣れないと取り回しにくいのかなといった印象です。バランス自体は悪くないと思うのですが。勝ち。

最後はクニツィアのメディチ。たしかにどの辺がメディチなのかよく分からない抽象的な競りゲーでした。システムはさすがクニチーで、最後の一人が無料でカードを獲得できるのが一応の基準にはなるのですが、実質的に相場とか適価といったものが全く通用しないハードな競りゲーでした。2位。