ML.K 裏例会

昨日に引き続き某所でML.Kの裏例会がありました。参加者5人。
Cat&Fish (Visionary)・Le Havre (Lookout)・RftG (RGG)・JAPANDEMIC (TBG)をプレイしました。

4人でCat&Fishは可愛いイラストの猫の漁師になって魚採りをするゲーム。ワーカープレースメントでアクションを選択し、ヘクスマップにばら撒かれた魚トークンを集めて商人に売却し、獲得資金を競います。アイディアもメカニズムもオーソドックスながらツボを突いた設計で重量級ゲームクラスのプレイ感を持ちながら、イラストに助けられてとてもよい雰囲気の好ゲームです。1ラウンド1季節で全20ラウンド5年というタイムスパンなのに、釣った魚は高く売れる季節になるまで倉庫にしまっておいて腐りもしないなど、テーマとシステムが微妙にズレているあたりはご愛嬌でしょう。
ただ、残念なことにルールの記述が致命的なまでに不完全です。特殊効果のあるカードを多数使うのですがカードテキストのあいまいかつ矛盾の多い記述以外に何も説明がなく、円滑なプレイは不可能です。おそらく完全なルールはデザイナーの頭の中にしかなく、実際の商品のルールブックはそこからかけ離れたところにあります。韓国語から英語に翻訳しているのが原因なのでしょうか。細かいところをハウスルールで詰めればとりあえず遊べるレベルにはなると思います。

1人増えて5人でル・アーブル。4人以下のプレイと異なり、ほとんどのラウンドでは1回しかアクションが回ってこないのですが、その分1ラウンドあたりの食料の請求数も減っているので、それほど食料に困るということはなさそうな感じです。後半の建物は軒並みレンガを必要とするので前半から潤沢に用意しておかないと勝てなさそうということが分かってきました。強い人の話では材木はそれほど必死にならなくても木の船を作らないなら十分足りるそうな。1点差ブービー。
RftGは1位から3位まで同点で手札枚数差で3位。拡張が入って運ゲー度が上がった割には同点になることが多いような気がします。よく分からないところでバランスが取られているんでしょうか。
1人減って4人。JAPANDEMICはPANDEMICの日本版の同人ゲーム。マップの構造以外にシステム的な変更はありません。頑張りましたが1つも治療薬を作ることなく日本滅亡。

リバイバルおおとり

国鉄色キハ183の臨時特急おおとりを撮りにはるばる沼ノ端まで出てみました。快晴なのに異様な冷え込みで、日高道沿いの跨線橋の撮影ポイントは冷たい風が吹き抜けるツラい環境でした。ついでに撮影しようと思っていた早朝の貨物列車は3連休のせいか運休、夜行列車は海峡線のトラブルで軒並遅延とさんざんな日でした。
目的のおおとりは沼ノ端を10:25ごろ通過という本来は北斗星のスジっぽいタイミングで登場、やや半逆光ぎみでしたが、特急マークつきの国鉄色だけの4両編成という今となっては珍しい姿を見ることができました。