札幌市北区民センターでML.Kの11月例会がありました。参加者7人。
Concordia Venus (PD-Verlag)・Fertility (Catch Up Games)・Forbidden Sky (Gamewright)・ボトムズタクティクス(国通)をプレイしました。
コンコルディアはビーナス拡張。チーム戦ルールはするっと無視して個人戦です。新しい役職カードのマギスターが追加されています。これは自分の使用済みのトップカードを再使用するという効果で、もともと同じ役職を2連発することはあまりないゲームなので強力ですが使い方としてはトリッキーになるでしょう。神様も新しいビーナスが割り当てられていて、これは同一エリアの家2軒ごとに2VPという計算で、効率的にはジュピターやサトゥルヌスとほぼ同等ですが両立は難しいというトリッキーな効果です。後から買うビーナスのカードは漏れなくデュアルユースカードで、既存のカード2種類と同一の効果を持っていて使用ごとにどちらか選んで使えるという柔軟性の高いカードです。基本的には盤面戦いやすくなる代わりに得点伸ばしにくい傾向でしょうか。マップは新マップのイオニア海。イタリア南部からギリシャ、トルコあたりまでが含まれます。海峡で陸地が分断されてて陸路は使いにくいのですが、海路だけではマップ全体をカバーできないという難易度の高いマップ。
5人戦でいつも通り微妙に不利なスタートプレイヤー。ビーナスに手を出してみましたが、イマイチ徹底せず3位。
卓分けしてファーティリティ。マップにタイルを配置して資源を集め、商店に出荷してVPを稼ぐセットコレクション。タイル配置時にタイル(と水面と小麦畑)で完全に包囲された1マスの空きを作ることでモニュメントを置くことができ、最終決算でモニュメント数の1位2位に大きなボーナスが入るのですが、リーチ状態作って下家にモニュメント建てさせてくれるような親切な人がいるはずもなく、完全に死にルールとなっています。というのはイマイチ原文ルールでも明確ではないというか図が悪いのですが、空きマスを作るときは斜めを埋める必要はなく、外周を利用してよいそうなので、本当はもっとモニュメント建てやすそうです。
3人戦で誰もモニュメント建てられずほぼ参考記録ですが2位。
禁断の空は前作の禁断の砂漠からの続きで、例の飛行船で脱出したはずが高空にある謎のロケット発射場に不時着しています。今度はここでロケットに乗り換えて再脱出するという話。今回はライフが普通のライフ点とロープ点の2本立になっていて、時々落ちてくる雷に当たるとライフが減り、時々吹く風に飛ばされて転落しそうになるとロープが減ります。どちらかでも0になると死ぬので、その前にロケットに起動用の電力を供給する回路を組み立てるという趣向。難易度ノービスで1敗1勝。おもちゃのロケットのギミックがよくできています。
ボトムズタクティクスは4人でラストマンスタンディング方式のバトルロイヤル。まっさきに弾切れでただのパンチングマシーンになって早々に脱落。
終了後は移動して裏例会。参加者4人。
Horizons (Daily Magic Games)をプレイしました。
宇宙人になってアクション選択で星系を開発する4Xタイプのゲームですが、戦闘はなくエリアマジョリティです。個人ボードは両面仕様で表の人間だと特殊能力なし、裏の宇宙人だと固有能力を持つ、というスタイルはEclipseっぽいです。エリアマジョリティのためのコマ置き場となる惑星がいくつあるかはどれだけ探査アクションが選ばれたかで決まるので、今回はみんな置きたいだけ置けたんじゃないでしょうか。カード効果も含めると割と派手ですが、それなりにバランスは取れているような取れていないような。勝ち。