M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Formidable Farm (2F-Spiele)・Sanctuary (Feuerland/テンデイズ)・Divinus (Lucky Duck Games)をプレイしました。
フォーミダブル・ファーム。
フリーゼの新作。ひたすらリソース交換を繰り返して自分の個人デッキの契約カードを使い切った人の勝ちというゲーム。
引き運の良し悪しはあると思いますが、フリーゼとは思えないくらい手堅いゲームです。どど負け。
アークノヴァ・サンクチュアリ。
発売になったばかりのタイル版アークノヴァ。テンデイズの日本語版です。
システム的には簡易版アークノヴァですが、最終的に個人ボードに動物やら施設やらがタイルとして並んだ動物園ができあがるので、檻の有無しか見た目の違いのないアークノヴァより終了後の満足感は高いんじゃないでしょうか。
檻の建築・所持金・大学・評判点(帽子点)が要素としてなくなっていて、提携動物園と野生復帰保全計画は後援者と一緒に「計画」というジャンルのタイルにまとめられ、施設を置く系の後援者が「建物」という独立したジャンルに分かれました。「建物」はメインアクションとは別にノーアクションで自動的に置けるので、ヘクスを高速で埋めていく効果はアークノヴァより強くなっています。その代わり配置条件は厳しめ。
訴求点と保全点の2本立得点トラックも1種類の勝利得点に統一されました。保全点的なものは基本保全計画用のワイルドカードアイコントークンになっているので完全になくなったわけではないです。お金の要素がなくなったので、うまく行ってないときには出せる動物も後援者もなくカードを引くくらいしかすることがない(別に今カードは要らないのに)、ということがなくなり、ごく序盤を除いて大抵の場合は常に何かしらプレイできそうなバランスです。一見エンジンビルドのように見えても、実際はいかに停滞せずに駆け抜けるかの競走ゲーム、というところは元のアークノヴァの雰囲気のままだと思います。
トリガー引き負け。空き地はどうせ1点ついているので、複数の動物で効率よく共用しようとか欲出さずにさっさと埋め切り終了を目指す足しにした方がよいかもしれません。
ディバイナス。
シナリオ5と6をプレイ。ヒーローというプレイヤー固有能力をドラフトするシステムと、モンスターとの戦闘ルールが入りましたが、それほど今までのゲームと変わるところはない感じ。みんなダイスがだいぶ改良されて、半分くらいの面には何かしら貼ってあるくらいになってきました。
勝ったり負けたりで今のところ僅差2位らしい。負けてるプレイヤーにはバフがかかるので、なんだかんだ均衡してそうではあります。