M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Tales of the Arthurian Knights (WizKids)をプレイしました。
テイルズ・オブ・アーサリアンナイト。
Tales of the Arabian Nights (WEG/Z-man)のアーサー王伝説へのリテーマ。各人1人の円卓の騎士を担当して、ブリテン島じゅうを旅して一番得点稼いだ人の勝ち。
パラグラフブックはアラビアンナイトの2版よりさらに増量されてるみたいで、辞書みたいにブ厚いハードカバーの本に3段組みでみっしり文章が書いてあります。
基本的なシステムは共通ですが、いくつか遊びやすくする改良がされています。
・誰かが勝利条件を達成するまで延々と続いていたのが、12ラウンドで強制終了になった
・一般の遭遇が遭遇カードを引く→遭遇チャートを見てダイスを振る→反応マトリックスを見て行動を選択→パラグラフブックを読む、とクソ面倒臭かったのが、遭遇カードを引く→パラグラフブック読む→選択肢から選ぶ、と簡略化された
・一般じゃない著名な土地等の遭遇カードを引いたとき、今にいる地形が指定されたタイプと一致していなければ一般の遭遇に変わってしまいイベントが無効になっていたのが、特殊な遭遇は必ずそれが発生するようになった
・スキルはスキルなし/スキルあり/マスタースキルの3段階だったのが、レベル0~6の7段階になり、しかもスタート時からすべてのスキルを0レベルで持っていることになった(逆にスキルがあっても単にダイスチェックに有利な修正がつくだけになった)
・ほとんどの状態異常に有効時間がついて、ラウンド経過で勝手に解除されるようになった、しかも解除時に補償としてボーナスがもらえるので不利な状態がつくのはむしろ歓迎されるようになった
パラグラフブックの方も、特に何も起きませんでした、という結果で手番だけが消費されることはほとんどなくなっているようです。
バランス調整なのかクエストカードの中身が大きく変わっています。アラビアンナイトでは割と困難な条件にゲームを通じて挑戦するくらいの難易度でしたが、ほとんどすべてのクエストが基本的には指定された地点に行くだけで達成可能になっています。アーサー王の命令であっちこっちお使いさせられてる雰囲気です。
ただ1箇所行くだけでOKなのから最大3箇所巡る必要があるものまでかかる手間には差があるようで、これちょっと引き運あるんじゃないでしょうか。キャメロットに帰って引き直すのを活用しろということなのかも。手間かかるクエスト引きすぎたのか負け。