M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Hegemony (Hegemonic Project Games)・The White Castle (Devir/CMON)をプレイしました。

日本語版も出るらしい話題作のヘゲモニー。
労働者・中産階級・資本家・政府の4者に分かれて会社を設立したり、就職しておちんぎんをもらったり、政策スライダーを左右したりして勝利点を競うゲーム。
システムとしてはカードドリブンの非対称戦。手番ごとに手札を1枚プレイして、カードのイベントを処理するか、イベントを無視して各プレイヤー固有のアクションを実施するか。カードにアクションポイントの差はなく、どんなカードを切っても固定1アクション。
各自固有の山札から7枚手札として持って、5枚プレイ、5枚補充を5ラウンド繰り返します。2枚持ち越せるので中長期の作戦は立てやすいですが、山札が回り切らないくらいたくさんあるので、肝心なカードが引けないことも割とある印象。
担当勢力をランダムに配って政府担当。政府は毎ラウンド2毎引かれるイベントカードに対応しないとペナルティがあるので、5アクション中2アクションはすることが決まっています。財政破綻してIMF管理国になってしまってもやっぱりペナルティがあるので、残り3ラウンドは金策に駆け回る感じで自由度はちょっと低いです。
無事IMFのお世話になることもなく、各勢力からの支持率もカンストするくらいまで上がってそれなりにうまく運営できた感じでしたが、及ばず2位。勝ったのは中流階級のK川氏。みんな金ない金ない言ってる中で必要な資源を自給自足できるのが強そうでした。
政策スライダーの位置が各プレイヤーの経営に大きな影響を与えるのに対して、5アクションでは現在の状況に対応するのでいっぱいいっぱいでなかなか政策変更まで手がまわらないような展開でした。提案した政策が通れば3VPと、これもけっこうバカにならないので、苦しいときこそ政治にそれなりに手数使った方がよさそうにも見えます。

白鷺城。
ラス番だったので灯籠アクションで家紋がもらえる初期資源カードを選択。確かに家紋は強いは強いのですが、初期資源の米が0なので、序盤に庭師に進出しにくいのが欠点。総手数が少ないので、追加アクションで使った資源をすぐ補充できるような打ち回しが重要らしい。最下位。