M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Galactic Renaissance (Matagot)・Age of Rome (Teetotum Game Studios)をプレイしました。

ギャラクティックルネッサンス。
キックスターター発の新作、デザイナーはイニシュの人。
手札をプレイして戦力を出して陣取りをして3つある勝利条件の達成をめざす、で骨子はイニシュと似ています。手札のドラフト要素はなくなって全員同じ初期手札、勝利条件満たしたら即終了じゃなくて勝利得点制、というところはイニシュの不評だったところをマイルドにした感じ。代わりに後から唯一無二の特殊効果のカードを買ってきて加えるデッキ構築要素がSFっぽい雰囲気を出しています。ルネッサンス感は特に感じませんでしたが。
勝利得点を稼ぐゲームではあるのですが、勝利条件30点のところ21~29点の人は自動的に20点に戻されるシステムで、要は勝つためには3つの勝利条件を組み合わせて10点のハードルを越えることができたら即終了という方式で、全然無理~♪からうまく組み立てれば何とかならないでもない、となっていく調整は良くできていると思います。
例によって他にない独特のゲームで、特に初期手札の7枚の効果をひと通り把握してからでないと何やっていいか良く分からんゲーで、ある程度プレイ経験を積んでからが本番だと思います。その割にはルールの記述があいまいだったり言葉が足りなかったりで、ここはもうちょっと何とかならんかったのかしらんという印象。あとカードはデカいのに文字小さすぎです。

エイジオブローマ。
同じくキックスターター発のゲーム。キックスターター限定特典のアクリル製の建物タイルが目を引きますが、特にゲーム的な意味はなく普通に置くだけのタイルなのが残念。
ローマ帝国を舞台にワーカープレースでポイントサラダするゲーム。
ワーカープレースですが、中華料理テーブルで自分の前に回ってきた90度の扇の範囲にある建物に自分だけ排他的にワーカーを置ける、というシステムで、ワーカーの配置で他人を邪魔したりはしません。その代わりワーカーを敵プレイヤーのところに送って直接攻撃ができますが、行先は中華料理テーブルが強制的に回った先なので、好きな相手を選べるわけではないという仕組み。
これまた独自性の強いゲームで面白いは面白いのですが、中華料理テーブルの回る先がランダム、イベントがランダム、商品カードもランダム、とちょっと運要素強め。BGGでも7点台でまあまあの評価ですが、少なくない低得点つけてる人はみんなランダムすぎと文句言ってたり。