M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
Bedlam in Neverwinter (Hasbro)をプレイしました。

知らなかったですがハズブロからEscape & Solve Mysteryというシリーズ名で主にクルーテーマの脱出ゲームがいくつか発売されていて、そのバリエーションとしてD&D版が出たということらしいです。
全3話で1話2時間ちょいくらいの規模の脱出ゲーム。英語素読みですが、最近は人間の代わりにGoogle先生やDeepL先生が読んでくれるのでかなりプレイしやすくなりました。

まずは種族とクラスを選んでキャラクターを作成します。適当に選んでエルフのレンジャー。
6人までプレイできて種族は人数分の6種族、職業は12種類あって好きなように選べます。基本的には6種類の能力値ごとに各1種族と各2職業が用意されていて、得意な能力値のマッチする敵や技能判定をたまたま引ければ有利にチェックできたりで優劣はあまりありません。例えばボス戦ではどのキャラクターでも活躍できるように能力値2種類のどちらかを要求する敵が3体出てきて結局6種類全能力値均等に出番あります。

自分の番が来たらマップ上にばらまかれてる番号から好きなものを選んで対応するカードを読んで、判定したり次のカードを引いたり謎を解いたりします。おおむね完全に多人数ゲームブックで、最終的にはほぼ全てのカードを引くことになる設計。
アイスウィンドデイル地方を舞台に、大量行方不明事件の調査からカルト教団の陰謀を追うというD&Dとしても王道な構成。長すぎず短すぎずでちょうといい塩梅のボリュームながら、お話のスケールは大きめで満足感高いストーリーだったと思います。
謎解きゲームとしての難易度はかなり低め。特に謎カードにはその謎が計何枚のカードで構成されているか書いてあって、過不足なく情報が揃ってるかどうか一目瞭然な親切設計です。ルールブックの巻末にすべての謎のヒントと解答がついてきていますが、一度も参照せずにクリアできました。戦闘バランスもそれほど厳しい感じはしませんでした。