ML.K 5月例会

札幌市北区民センターでML.Kの5月例会がありました。参加者8人。
Darwin’s Journey (ThunderGryph Games)・Earth (Inside Up Games/リゴレ)・ハーベスト(ForGames)をプレイしました。

キックスターター発の話題作、ダーウィンズジャーニー。3人プレイ。
プレイヤーはダーウィンのお弟子さんになって、ダーウィンのビーグル号の後をついていきながら世界各地で動物標本を集めて回ります。ビーグル号は固定速度で爆走し、置いていかれると得点機会を大幅にロスするという悲しみ。
ゲームとしてはワーカープレースで、ワーカーごとに能力値があって鍛えないと行けるマスや行けないマスの制限がつくタイプ。ワーカーは踏んでるマスに他のプレイヤーが来るのをブロックするだけで他のマスには無干渉というのが普通のワーカープレースですが、このゲームではそのマスをブロックすることに加えて、同ジャンルの他のマスの使用に追加コストをつけてきます。なので先取りが非常に重要。この追加コストはお金なのに、定期収入という概念はないひもじいゲームです。
ファイアーランド拡張入りでプレイ。船や探検隊で先行している人はマップ上のあちこちにあるチェックポイントを最初に通過するたびにアドベンチャーカードを引きます。カードには2択のコストとボーナスのペアが書いてあるのでどちらか選んで獲得します。ほとんどのカードのコストは時間トラックの前進。この時間トラックは進めば進むほど重いペナルティがかかり、ボーナスに見合っているかというとかなり微妙な設定。先行有利なゲームのバランス調整という意図があったりするのかもしれません。このペナルティはゲーム開始時にランダムにセットアップします。よくあるリプレイアビリイティ向上システムではあるものの、どれも強烈な効果で引き次第ではゲーム全体が一気に糞ゲー化する諸刃の剣となっています。これ基本ルールだけでいいのでは。
1点差2位ということで何だかんだバランスは取れているようないないような。

同じくキックスターター発の話題作、アース。3人プレイ。
リゴレの日本語版。日本語版でも箱裏にはキックの初日に蹴ってくれた人の名前リストが掲載されているのですが、どうも世界的に配送滞っているらしく、これまだ届いてない人いるのでは。だいたい悪いのはVFI Asiaだと思いますが。
最近流行りのオールユニークカードで箱庭するゲーム。アクション選択で4×4の自分の箱庭にひたすら木や草を植えていきます。自分の箱庭に生えてる植物のうち、選んだアクションと同じ属性のカードの特殊効果が全部発動するのでうまいことエンジンビルドします。
初動でちゃんとエンジン回し始められるかどうかで後全部決まるので、初期手札が最も重要なゲームと思われます。初期手札の枚数はランダムに配られた自分の島カードの裏表のどちらを選ぶかで決まるため、少ない方選ぶ人あまりいなさそう。
エンジン作るにしろVP稼ぐにしろ、人を差をつけるには自分だけ2枚植えられる緑アクションが有効なため、緑でエンジン組めると強いはず。緑の特殊効果持ってるカードはかなり少ないのですが。後、手札は基本余り気味になるので、手札を効率よく堆肥や土壌に変換できると効きそうです。3位。

ハーベスト。3人。
かつては新幹線の駅でしか売ってなかったとかで、車内で遊べる程度にコンパクトなつくり。
マス目の畑に3種類の野菜カードを植えていって、一直線に3枚並んだら自分の領地に置かれている分を獲得、というビンゴっぽいゲーム。
高得点の野菜は自分の区画に植え、マイナス点の野菜は他プレイヤーの畑に植えてうまいこと3連続作って押し付けるというのが基本でしょうか。妨害しあってるとだんだん置けるところがなくなっていくという仕組み。
デッドロック終了。特殊カード使いそこねた分で負け。