ML.K 2月例会

札幌市北区民センターでML.Kの2月例会が開催されました。参加者6人。
Cthulhu Wars (Petersen Games)・M.U.L.E. The Board Game (Lautapelit.fi)・Race for the Galaxy (RGG)・ガンダムの世界の見方(同人)をプレイしました。

5人でクトゥルフウォーズ。基本セットでは4人までしかプレイできませんが、拡張要素の追加発送分が到着して最大7人までプレイできるようになりました。
自由に派閥選んでもらって、イタカ・ヨグソトース・クトゥルフ・シュブニグラス・ハスターという組み合わせでプレイしました。新派閥はハイスタック作りやすいイタカとゲートを使ったテレポート能力で機動性の高いヨグソトースといった感じで割と使い勝手よさそうでした。というかハスターの呪文書解放条件がダントツで厳しいだけなような気もしますが。
イタカを担当して勝ち。直接攻撃ありでプレイヤー間でバランス取るアメゲーなので、全員が各派閥の特殊能力に精通していないと強能力でゴリ押す展開にしかならないところがありますが、これをヘビーに回して練度を上げるには物理的にちょっと重いというのが難点です。

1人増えて2卓に分けて3人でM.U.L.E.。大昔のPCゲームのボードゲーム化ですが、さすがに元ゲーやったことはないので再現度がどのくらいなのかは分かりません。箱絵のロボットを使って惑星を開拓して各種資源を生産・売却して儲けるゲームです。資源ごとの価格変動に対応して開発と生産を柔軟に計画変更するのがキモかと。ちょっとイベントカードの効果が派手で、運要素強めな感じはしますが、見通しのよい経済システムがベースにあってプレイ感の良い経営ゲームだと思います。2位。

RftGはゼノ侵略拡張入り。今回は全員順調に軍事を伸ばして人類の勝利で早期に終了しました。軍事ボーナスの分で勝ち。

1人減って5人で私の世界の見方。ダミーを1枚入れるか2枚入れるかでプレイ時間がかなり変わってきますが、2枚だとちょっと多すぎで1枚だとちょモノ足りない気がします。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Race for the Galaxy (RGG)・Food Chain Magnate (Splotter Spellen)・My Village (eggertspiele/HJ)をプレイしました。

レースフォーザギャラクシーは最新のゼノインベーション拡張入り。今回も従来の拡張とは混ぜられず、基本セットとこの拡張だけで遊びます。ゼノという謎の宇宙人が攻めてくるので、全員協力して撃退する協力ゲームの要素が入っていますが、人類が勝とうが負けようがそれは単に終了条件の一つでしかなく、勝敗は普通にVP計算して判定します。対ゼノ防衛は各自個別に行なうので、あまり手抜いてると自分の場をいいように荒らされてしまいますが、ゼノはより強い敵に会いに行く格ゲーの主人公的思考をしているので、頑張りすぎても労多くして益少なしというジレンマになっています。ちょっと軍事偏重かなという気もしますが、前回のエイリアンアーティファクト拡張よりはスピーディで遊びやすくなっていると思います。建てきりトリガー引き負け。

最近話題のフードチェーンマグネイト。運要素なしの重量級経営ゲームです。各自社長1人で従業員ゼロ初期資金ゼロという何で事業始める気になったのかよく分からない状態からスタートするので、最初は本当にできることがありません。初回プレイからマイルストーンルールを入れているので、とりあえず売れるはずのない飲料を仕入れて即廃棄して冷蔵庫を発明するなど将来の布石を打っていきます。幸いなことに最低ランクの従業員はいくら雇っても給料ゼロという、さすが飲食系は超絶ブラックだなという世界観なので、ある程度人員が揃ってくると宣伝と販売と人材育成のサイクルが回りはじめて、後半になるとケタ違いの収入が得られるようになります。ランダム要素ないので、どうにもならないときは本当にどうにもならなそうな気もしますが、評判通りの好ゲームでした。たぶん2位。最初に$100所持のマイルストーンがやはり強そうです。

最後は私の村の人生はホビージャパンの日本語版。村の人生のダイスゲーム版でゲームの各要素は村の人生のものを踏襲していますが、根幹のシステムはイスファハンのようなスタートプレイヤー以外はダイス振らないダイスドラフトになっていて、安直なダイスゲーム化ではありません。前半の箱庭構築から後半の生産と得点獲得にプレイングを切り替える展開が想定されている感じで、序盤から計画的に人とかぶらない村づくりをするのが重要そうです。

北海道新幹線試乗会

北海道新幹線の試乗会が当たったので乗りに行ってきました。
新函館北斗~木古内間を土日合わせて5往復運行されて計3000人乗れたのですが、応募かなり多かったようで、撮影地で話を聞くと外れた方も多かったようです。午前の便に乗って午後の便を撮影してきました。
車内は普通に3列+2列の転クロで特にどこの新幹線とも変わりません。旧大野町から上磯あたりまでは高架区間でそこから木古内まではずっとトンネルということで車窓に見るものないんじゃないのという予想でしたが、高架区間の防音壁あたりはそれなりに景色見えるように配慮して設計されているようです。今日は1日雨降りな上に濃密な海霧が流れてきていてほとんど何も見えませんでしたが。
写真は新函館を出て最初のトンネルとなる万太郎トンネルの函館側坑口付近。木古内以南は夜間しか試験走行しないので、今のところ走行写真の撮影ポイントと言えばここだと思われます。場所は上磯変電所付近まで行けば高架が目立つのですぐ分かります。

特急ニセコ号

JR北海道のニセコエクスプレス車両は本来札幌ニセコ間のスキー列車向けに製造されたものですが、ニセコ行きの臨時列車は近年どんどん本数を減らしていて、ついに今年は春節に合わせた土日祝の3日間だけの運行になってしまいました。
というわけで今日の午後の復路の便を定番は倶知安の北四線踏切まで撮りに行ってきました。5年前に一度同じ列車を撮りに来ているのですが、そのときは雪道に苦労した割に天気もよくなくイマイチ思うような絵になりませんでした。スノーシューはいいかげん重いので最近冬の撮影ではもっぱらホームセンターで買ったプラ製のカンジキを履いています。軽くて取り回しがよいのが利点です。今日は天気予報も良い方に外れてくれて、鮮やかな山肌の陰影をバックに撮ることができました。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
T.I.M.E Stories (Space cowboys)をプレイしました。

最近話題のT.I.M.Eストーリーズ。
未来世界のエージェントが過去の世界に自分の精神を投影して現地の人に憑依して事件を解決する推理ゲームです。場面場面ごとにいくつかの探索対象カードが並ぶので、好きなカードをめくると裏に戦闘とか能力値判定とか謎とかヒントとか書いてあるので、各プレイヤーで手分けしたり協力したりして解決してストーリーを進めていきます。基本セットの療養所シナリオと拡張1のゾンビシナリオをプレイしました。
どちらのシナリオもすべての場所をくまなく探していると到底時間が足りないようにできているので、時間切れ強制送還後のリトライで必要なアイテムだけ集めるように行動を最適化してクリアを目指すというのを繰り返します。
療養所シナリオは終盤の謎がどうしても解けずにリタイア。ゾンビシナリオは必要十分な情報を得て無事クリア(ただし4周め)でした。おそらくは取りこぼし防止なのか、どちらのシナリオも重要なヒントほど序盤に提示される傾向があるので、きちんとメモ取っておいた方がよいでしょう。
療養所シナリオは設定上プレイヤーキャラクターを含む登場人物が全員キチガイで正しい情報とノイズの区別がつかないことと、ゲーム中の謎かけがあまりにゲーム的で感情移入しにくいところが無駄に難易度を上げている感があります。ゾンビシナリオの方はヒントが分かりやすくヒントとして提示される上に、万一回収し損ねがあっても完全に進行が詰まることはないように設計されています。謎解きよりも戦闘に寄っているところはありますが、最初のシナリオとしてはゾンビシナリオの方が遊びやすいのではないかと思います。
1回プレイして仕掛けが分かってしまうと二度とプレイできない欠点はありますが、一度プレイする価値は十二分にあるゲームです。箱には90分と書いてありますが、これは初回プレイで正解ルートを通ることができたありえない場合の話なので、普通に3周するとこの3倍かかります。