ML.K 1月例会

札幌市北区民センターでML.Kの1月例会がありました。参加者9人。
Alien Frontiers (Clever Mojo Games)・The New Science (Conquistador Games)・The Resistance: Avalon (Indie)をプレイしました。

今日はとても集まりが良く最初から2卓立つ勢い。
まずは4人エイリアンフロンティア。アップグレードキットのコロニー駒が入って見た目がすごくカッコ良くなりました。占領地ボーナスをイマイチ活用しきれず最下位。

続けて同じ卓でニューサイエンス。ルネッサンス期の科学者の一人となって新たな科学理論を研究して名声を獲得するゲームです。Kickstarterでプレオーダーしたのに限定拡張セットは別便らしくまだ届いていません。
オーソドックスなワーカープレースメントで、技術開発系ゲームの常として、それぞれの理論は系統ごとに簡単なものから難しいものへとレベル分けされていて、低いレベルのものを開発済みにして前提条件を満たさないと次へ進めないようになっています。
研究には調査・実験・論文発表の3ステップを要し、同時に複数の科学者が同じ物を研究しても構わないのですが、各理論ごとに最初に論文発表した科学者だけが発見者としての名声を獲得することができます。ただし、論文として発表してしまうとその理論は公知になり、他の全員から前提条件として利用されてしまうようになります。ここで研究を実験までで止めておき論文発表を後回しにすることで、名声を得られない代わりに自分だけその理論を前提条件とするさらに先の研究に進むことができます。また、論文発表には様々な社会とのコネの条件が必要で、例えば教会に何の縁もない人が勝手に地動説みたいな不信心な理論を発表することはできないので、研究成果を世に問うタイミングが重要になってきます。
なかなかテーマの再現性には工夫のあるゲームですが、システム的には凡庸な印象。悪くないというかかなり良いゲームではあるのですが、緻密に他プレイヤーの挙動を読んでワーカー置いても肝心の研究がダイス判定なのと、イベントカードの善し悪し差が大きいので結局運ゲーかよ感があります。
バランス能力のライプツィヒで数学を重点的に研究、さすがに微積には届きませんでしたが、世界一たくさん論文発表して勝ち。

他の卓ではKeyflower・Fundstücke・Dominionがプレイされていました。

最後に8人でレジスタンス:アバロン。レジスタンスのシステムはそのままでテーマがアーサー王になったもの。一部のプレイヤーに特殊能力つきの役職が割り当てられるようになりました。今回は善人にマーリンとパーシバル、悪人にアサシンを入れています。マーリンは悪人全員を知っていて、パーシバルはマーリンを知っていて、アサシンはゲーム終了後にマーリンが誰か当てることで自動的に悪人勝利にできます。
陣営配られたら普通の善人。成功失敗成功失敗と来て最後きれいに善人5人でクエストを達成して勝利、と思いきやアサシンがマーリンを当てて結局悪人の勝ち。人狼の予言者と一緒でマーリン最後まで隠しきるのはやはり難しそう。善人側の情報とリスクがぐっと増えているのでなかなか難易度の高いゲームに化けています。

終了後は移動して裏例会6人。Linq (KOSMOS/アークライト)・Outpost (Stronghold)をプレイしました。
ペアペア連想ゲームはペア2組と?2人という難しそうな人数配分。プレイヤー数増えるとペアがバレたときの支払いが痛いので、迷彩かけるのが非常に重要なようです。ちょっと分かりやすすぎたのか、やや及ばず。
アウトポストは人数多からず少なからずといい感じなバランス。トップ2人はデータライブラリ独占からの黄色派とメガ水メガチタン派でまれに見る接戦となりました。そこからずっと離された3位。少し生産力足りませんでした。

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