ボイドワーデン クラスガイド

クラスの特徴

ボイドワーデンはヒーラー兼バフデバフの純サポートクラスです。HPは低位なので前線には出られません。
敵や味方に攻撃アクションを行なわせるマインドコントロール効果を豊富に持っているので、見た目以上の火力を持っています。
味方に毒をつけるなど、ヒーラーとしては癖があって使いにくいので、たとえパーティーにボイドワーデンがいてもHP管理を完全に依存するのはやや危険かもしれません。

手札構成

手札は11枚。最大30ターンの戦闘が可能ですが、Master Influenceを序盤で使用するため、実質的には最大25ターンとなります。
それでもJotL拡張の他のクラスよりは十分に手札が多いので、ロスト系のカードを何枚か切っていくことはできるでしょう。イニシアチブは全体的に遅いのですが、何枚かは相応の速度を持っているので、それほど不自由することはないでしょう。

パークの選択

-2を1枚・-1を4枚・+0を4枚抜くか置き換えることができます。非前衛職としては標準的ですが、+3が1枚追加されることを除けば平均値はあまり上がりません。有利つけて殴れる機会が多いことと、できるだけ闇マナや氷マナが出て欲しいので、+1を増やすよりはデッキを薄く維持する方がよいでしょう。

お買い物ガイド

武器や防具はあまり必要ありません。下段に移動以外の強力なアクションが多いので、少ない移動機会で確実に前に進んで味方に追随していくことが大事です。というわけで移動力強化が優先になるでしょう。

マナの運用

少なくないカードが闇マナか氷マナを要求します。それ以外にもMaster Influenceでどんなマナでも吸えるのでマナが出る分には大歓迎です。手札からそれなりにはマナ供給ができますが、やや不足ぎみです。

カードリスト

レベル1

Signs of the Void 15
2以内の味方1は「1」を実行できる。/ 同じ味方は「2」を実行できる。
次の5回のあなたのターンの開始時に「 2」を実行する。 2

序盤の手札では最速のカード。上段はレッドカードを支援したり、ハチェットが下段から大火力を出そうとしているときの補助に使える。下段で使い捨てるのはもったいないので、上段で使う機会がないときは移動2で満足すべき。

Close to the Abyss 72
2 2 2 このヒールでを除去したすべての味方を
3以内のすべての敵は「1」をあなたのコントロールで実行する。

ボイドワーデンにしては珍しく副作用のないヒール。低用量で多目標のヒールは毒や流血を抜くのに最適である。自分は味方ではないので、自分の毒を抜いてもブレスは得られないことだけが欠点。⭐

Gift of the Void 89
3 / 隣接する味方1は、同じ敵に「3 4」を実行できる。そうしたなら、その味方に2ダメージ。
2 3

ロストしない味方コントロール攻撃。レンジなので、味方の立ち位置をあまり打ち合わせなくても使える機会は多いはず。額面火力は3だが、毒で+1、闇マナを後でMaster Influenceに焼べればさらに+1で実質5火力である。味方に与えたダメージは後でヒールしておけばよい。下段のヒールも回復量は少ないが副作用がないのでイザというときには役に立つ。⭐

Black Boon 43
5 3
2 / 3以内の味方1は「2」を実行できる。

ヒール5は大きいが味方に毒をつけてしまう。ダメージが1増えることよりも、次のヒールが事実上空振りになってしまうのが問題。すぐに回復量の少ないヒールを追い撃ちできるよう手札を準備しておきたい。

Freeze the Soul 58
3 :+1 1
3 / (自分) :→このを無視

上段でボイドワーデンが近接戦闘するというのはちょっと考えにくい。下段のコントロールは優秀。自分の修正デッキを使うときはMaster Influenceで有利がつくと思えば、カースの1枚2枚はどうということはない。

Wicked Scratch 68
2以内の味方1は「3」を実行できる。 1
1 / 3

ハチェットとの2人パーティーでさえなければ、タイミングを選ばず使えて経験値とマナまで出る優秀なカード。

Turn Out the Lights 49
2 3 :+1 1
3以内の敵1は「3 3」をあなたの選択した敵に実行する。攻撃側は防御側と同じダメージを受ける。 1

ボイドワーデン自身で攻撃できる希少なカード。下段も敵2体に3火力ずつで一応ロスト攻撃の標準レベルではある。特にレンジ3+レンジ3で超遠距離の敵を攻撃できたり、高シールドの敵とそうでない敵が混在している場合などは強力。

Lure of the Void 67
3 / その対象は「1 :+2 1」をあなたのコントロールで実行する。
3以内の味方は「5 :+2 1」を実行できる。そうしたなら、その味方に2ダメージ 1

必要十分なクラウドコントロール。Freeze the Soulと上下段が分かれているので、組み合わせて一度に2体の敵を止めることができる(その場合はイニシアチブの低さが問題になるだろうが)。下段も最後に使い捨てるには十分。

Grasp of Doom 36
2 2
3 :+2

とりあえず全部の状態異常をつけてみました、というカード(イモビライズとディスアームとマドルは結局は劣化スタンなので省略されたのだろう)。さすはに2火力でロストするのはないと思うが、下段を移動に使う分には問題ない。

Master Influence 83
あなたの能力によって与えられた攻撃は、その最初の攻撃に有利を得る。あなたはそれを:+1できる。あなたがモンスターに攻撃を与えたとき、あなたの修正デッキを使用する。2
2 / 2

ボイドワーデンを特徴づけるキーカード。これがあるので、ボイドワーデンはカース埋め戦略とマインドコントロール戦略を両立することができる。複数回攻撃をつけたとき、有利+マナ消費1火力は最初の1発にしか効かないので注意。モンスターのとき自分のデッキを使える効果は複数回攻撃でも有効。必ずしも初手でなくてもよいが、できるだけ早いタイミングで貼っておきたい。下段で使用することはない。⭐⭐⭐

Suggestion 23
4以内の敵1は「3」をあなたのコントロールで実行し「3」をあなたの選択した隣接する敵に実行する。2 / : (その敵)
3 / : 3

序盤は下段で酷使し、最後は上段で使い捨てればよい分かりやすいカード。

レベルX

Resigned Frenzy 26
3以内のすべての敵は「2」をあなたの選択した隣接する敵に実行する。2
4 :+1 1 / 2

上段を最大限活用するためには敵の真ん中に飛び込む必要がある。イニシアチブの早い前衛に隣に立ってもらってある程度敵の攻撃を引き受けてもらわないと危険だろう。だが特に攻撃に付随効果(毒とか流血とかカースとか)のある敵の集団と戦うときは、そうするだけの価値のある一手になるだろう。普段は下段で移動に使うだけでも十分なので、手札で無駄になることがない。⭐⭐

Cold Embrace 71
3 3 1 :+1 +1 1
:3 / すべての隣接する味方に1ダメージ / (すべての隣接する味方)

カースを3枚入れてそれでロストでは割に合わない。下段も氷マナは比較的レアなので肝心なときに移動の役に立たないことが多いはずだ。

Sap Warmth 59
3 / 次の3回、味方がの敵を攻撃したとき、その味方は「1 (自分)」を実行できる。 1
2 / 3 (自分と2以内のすべての味方) 1

敵に毒を差し込むことで味方が毒抜きのヒール1ができる、というどうにもチグハグなカード。

レベル2

Give and Take 21
(自分か2以内の味方1) / (3以内の異なる味方1)
4 / (通過したすべての敵) 1

基本的には自分に毒、味方にブレス+ストレングスンという使い方になるはず。ボイドワーデンが攻撃を受けないなら毒の有無は問題にならないはずなので。下段はボイドワーデンの唯一のジャンプなので、1枚あると役に立つかもしれない。

Crushing Cold 86
3以内の味方1は「4 2 : 1」を実行できる。1
3 / 3

下段は現時点では実質的に唯一のロストしない氷マナソース。レベル8まで行けばもう1枚増えるが、氷マナが必要ならここで取っておく必要がある。

レベル3

Taunting Fate 13
6 2 / モンスターの修正デッキに1を加える。1
このターンにあなたが攻撃を与えたとき、その攻撃アクション全体に+1 :→+2 / このラウンド中、あなたに対するすべての攻撃に+2 このカードはラウンド終了時まで捨て札にできない。

敵をブレスする、という副作用つきのヒール。前衛がちゃんとアイアンヘルメットを被っているなら、実質的には+0が1枚増えるだけなので、何らペナルティとはならないはずである。これを1枚取っておけば、もうBlack Boonの運用に苦労することなく十分に優秀なヒーラーとして活躍できる。⭐⭐⭐

Commanding Presence 75
次の5回のあなたのターンの開始時に、3以内の味方1は「2」を実行できる。 2
4 / (自分) :→このを無視 / 3以内の味方1は「3」を実行できる。

悪くはないが、上段は5ラウンド条件を満たし続けるのが難しいだろう。下段の機動力がどうしても必要なら。

レベル4

Savage Instinct 51
3以内の敵1は「3」を隣接するすべての敵に実行する。攻撃側の敵は対象ごとに1ダメージ。2
3 3 :

ここに来てまた味方を毒にするヒールである。

The Last Journey 38
4 3
4 / 隣接する敵1は「3」をあなたのコントロールで実行する。その敵を 1

実質2枚めのボイドワーデンが自分で攻撃するカード。闇マナが出るので、Turn Out the Lightsにつないでもよいし、単純に置き換えてしまってもよい。下段で使用されることはまずない。⭐

レベル5

Stand Fast 90
隣接する空いているヘクスに「結界」を置く。これは全てにおいて障害物とみなす。結界に隣接するヘクスに進入した敵はを得る。結界から3以内のすべての敵は、あなたに与えられた以外のすべての攻撃に不利を得る。 2
3以内の味方1または敵1は、「3 3」をあなたが選んだ敵に実行できる。

レベル5はこれ1枚。上段は一度設置したら移動させられないので、最後の部屋に立てるしか使い道がない。下段はボイドワーデンの最優秀カード。敵でも味方でも選ばずコントロールして3火力という自由度が魅力でロストもしない。⭐⭐⭐

レベル6

Withering Conviction 44
2以内の味方2は、それぞれ2ダメージを受けることができる。そうした味方は「6 3」を実行できる。2
(自分) : →そのを無視 / 4 2

3人プレイ以上なら、上段は実質12火力(差引8火力)なので選択肢と言えなくもない。

Surge of Power 81
3以内の味方1のダメージをすべて回復する。そうしたなら、その味方はを得る。 2
あなたか味方がを失ったときはいつでも、そのフィギュアはを得る。2

上段は複雑な書き方をしているが、それでも依然としてただのヒールなので、毒を受けているキャラクターに使用しても毒が抜けるだけである。下段では、確かにボイドワーデンは味方を毒にしたり回復したりできるが、それを考慮に入れても1枚ロストする価値があるとは言い難い。特にBlack BoonをTaunting Fateに入れ替えている場合は。というわけでおよそ選択肢にはならないカードと言えよう。

レベル7

Hateful Blast 29
5 3 : 1
3以内の敵1は、「2 2 : +1」を、あなたが選んだ敵3に実行する。2

ボイドワーデンが自分で攻撃するカード3枚め。火力としては十分。下段も悪くはない。⭐

Spirit Hunger 68
2以内の味方1は「5」を実行できる。/ そうしたなら、その味方はX (X=与えたダメージ) 2
4 / 2 2 : +1 +1

さらにヒールが必要ならば。

レベル8

Lull into oblivion 11
3 2 このカードがラウンド終了より前に捨てられるか、このラウンド中にどちらかの目標がダメージを受けたら、双方のを取り除く。
あなたと2以内のすべての味方は「3 :+1 1」を実行できる。

ターゲット2のスタンで一見強力だが、殴ってはいけないというどうにも意味の薄いカード。味方に敵よりさらに遅く行動してもらうか、イニシアチブの遅いカードと組み合わせれば使えるかもしれない。

Empowered Link 59
あなたの次の3回のヒールで可能ならば、追加で味方1を対象にする。 2
2 / (自分とすべての隣接する味方)

プレイヤー数が多ければ下段でブレスをたくさん撒くことができる。そうなければレベル2のCrushing Coldに毛が生えた程度の効果でしかない。とりあえず安定した氷マナ源ではある。上段も多人数向けだが、ロストで貼る価値は薄い。

レベル9

Eye of the Void 19
4 / 対象から3以内のすべての敵は、その対象に「2 3」を実行する。2
2 / 3以内のすべての敵と味方に1ダメージ / ( 3以内のすべての味方)

通常はお手軽にダイレクトダメージやストレングスンを撒きつつ、最後に手下を大量に引き連れたボス敵に大ダメージを差し込むこ、というカード。⭐

Possessed By Fate
2 2 3 : 1
3以内の味方1は「8 3 : 1」を実行できる。そうしたなら、1、その味方に

上段はターゲット3の割に射程が短すぎ。下段は長射程大火力ではある。