スカウンダレルクラスガイド

クラスの特徴

スカウンダレルは初期クラスでありながら全クラス中最速を誇る高機動アタッカーです。単にイニシアチブが速いというだけでなく、極端に遅いカードと緩急つけることも可能で、移動力にも優れています。
敵が他の敵や味方と隣接しているかどうかを参照するカードを多数持っているのが特徴で、味方にもう1人近接型のキャラクターがいないと十分な戦力を出すことができません。必然的に前線に貼りつくことが多くなるのですが、そうすると速すぎるイニシアチブが敵の攻撃を集めてしまうことがあるため、中位HPでは耐えきれないことがあるでしょう。総じて繊細で注意深い運用が要求されるクラスです。

手札構成

手札は9枚しかありません。戦闘継続可能なラウンド数は20ラウンドが上限であり、当然ですが全クラス中最小です。基本的に常にロングレストして他のショートレストするパーティーメンバーと消耗速度を合わせるのがよいでしょう。ロストするカードはあまり使いたくないところですが、強力なものが多いのが困りものです。

パークの選択

-2を1枚、-1を5枚、0を6枚も抜くか入れ替えることができます。アタッカーとしても最良のデッキ構成と言えます。
「Ignore negative scenario effect」もあれば万全です。
スカウンダレルはシールド対策をほとんど持たないことが弱点なのですが、ローリング貫通3を2枚入れても不安定すぎでシールド対策としてはあまり役には立ちません。

お買い物ガイド

手札の少なさが最大の弱点なので、とにかくスタミナポーションを最優先で購入します。
移動力は十分にありますが、ジャンプできないので、靴はウィングドシューズがよいでしょう。
武器の類はとりあえずは必要ありません。

カードリスト

レベル1

Single Out 86
3 対象があなたの味方と隣接しているなら+2 1
自身の味方と隣接していない敵に対する次の4回の攻撃に+2 2

スカウンダレルのメイン攻撃カード。レベル1でありながら条件つきとは言えロストしない5火力は特筆すべき性能と言える。下段も強力だが、貼る余裕はないことが多い。⭐⭐

Flanking Strike 04
3 対象があなたの味方と隣接しているなら+2 1
5

上段の攻撃はSingle Outと全く同じ。Single Outとセットで手札に入れておけば、Single Outを使った次のターンに最速で同じ状況から再度5火力を放つことができる。⭐⭐

Smoke Bomb 12
(自分) あなたの次の状態での攻撃値を2倍にする。 2
2 3

上段下段ともSingle Out等の攻撃力増加効果ととても相性がよい。⭐⭐⭐

Backstab 06
3 対象があなたの味方と隣接しているなら+2 1 対象が自身の味方と隣接していないなら+2 1
6

スカウンダレルの最後の一手は毒を入れてからSingle OutとSmoke Bombを貼ってこの攻撃に繋いで20火力、というのが定石。⭐⭐

Thief’s Knack 23
隣接する罠1を解除する。2
3 1

罠を解除する必要性は薄い。下段攻撃は有用ではあるが、何の追加もないプレーンな火力3はスカウンダレルとしてはちょっと物足りない。

Venom Shiv 60
3 1
5

毒を入れるのに使ってもよいし、移動5で使い倒してもよい汎用的なカード。⭐

Throwing Knives 10
2 3 2 1
2

イニシアチブとルート2は魅力的だが、ロストするまでの余裕はないだろう。

Quick Hands 64
2 2
1

ロストしないので、ルートが必要ならこちらの方が汎用的だろう。

Special Mixture 33
3 (自分)
3 (隣接する敵1)

スカウンダレルの事実上唯一のヒール(他にはレベル8にロストするヒールがあるだけ)。ヒーラーの当てがないなら必須。下段で毒を付与してすぐ上段で攻撃する、といった使い方ができるので手札にあって困ることはないだろう。⭐

レベルX

Sinister Opportunity 93
3 対象があなたの味方と隣接しているごとに+1 :→+2 1
3 1 (隣接する敵1、あなたがコントロール、あなたの隣接するヘクスで移動を終了する)

上段は安定した闇マナ供給源があり、味方が複数前線にいてやっとSingle Out等を超えるだけなので、使いこなすのは難しい。下段を使用してSingle Out等の条件を整えるのに使用すべきだろう。極端に遅いイニシアチブは1周回ってむしろ有用。⭐⭐

Trickster’s Reversal 09
2 +X (X=対象のx2) 2
このラウンド中に次にダメージを受けたとき、ダメージを無効化する。

スカウンダレル唯一の高シールド対策。シールド値が高ければ高いほど強力になる点は優れているが、いかんせん1体にしか対応できないのが弱点。

Swift Bow 36
3 4
2 進入したすべてのヘクスから

初版では移動4という必須カードだったが、大幅にNerfされてただの無用カードになった。

レベル2

Open Wound 11
4 対象があなたの味方と隣接しているなら 1
5

負傷は実質確定+1ダメージ(以上)なので、Single Out系が1枚増えたと考えてよい。イニシアチブや下段の移動力も良好。⭐⭐

Flintlock 90
1
5 4 2

長く育てるのであれば上段ルートでお金を集めるのもよいだろう。

レベル3

Hidden Daggers 85
4 3 2 2
(自分)

再使用可能なインビジブルを手に入れておけば、継続的にインビジブルを続ける戦闘スタイルが選択肢になる。イニシアチブが悪いのでペアにするカードで調整したい。上段ではあまり使用しない。⭐

Duelist’s Advance 16
3 3
自身の味方と隣接していない敵に対するこのラウンド中のあなたのすべての攻撃に+2

上段はQuick Handsのシンプルな上位版。スカウンダレルはその性質上、常に移動し続けなければならないので上段移動があると便利。⭐

レベル4

Flurry of Blades 03
2 3 3 1
4 このラウンドのあなたのすべての攻撃に有利を得る。

ターゲットが1増えた以外はレベル1のThrowing Knivesと大差ないが、狂気じみたイニシアチブと下段の汎用性は必須クラスであろう。⭐⭐

Gruesome Advantage 62
3 対象があなたの味方と隣接しているなら+3 1 対象が自身の味方と隣接していないなら+3 1
7

上下段ともBackstabの上位互換。Backstabの時点で十分にオーバースペックな上にイニシアチブが大幅に悪くなっているので、あえて入れ替えるまでもないかもしれない。⭐

レベル5

Cull the Weak 16
4 対象があなたの味方と隣接しているなら+2 1
の敵に対する次の6回のあなたの攻撃に+2 3

Single Out系の4枚目。スカウンドレルは下段に要求される状態異常をほとんど与えることができない(少なくともレベル5以下では)ので、上段専用と考えてよい。⭐

Visage of the Inevitable 88
自身の味方に隣接せず、あなたとあなたの味方に隣接するノーマルの敵1を倒す。1
2 (隣接するすべての敵)

再利用可能なインスタントキル。条件は厳しいといえば厳しいが、スカウンダレルにとっては日常的なポジション調整なので、それほど大きな問題ではない。下段はSpecial Mixtureと変わらないので必要に応じて入れ替えて運用すべき。⭐⭐

レベル6

Cripping Poison 30
の敵に対するあなたのすべての攻撃に+2
2 1

毒が攻撃+1じゃなくて+3になるという強力な効果。序盤で貼ることで毒メインの戦闘スタイルが可能になる。⭐⭐⭐

Burning Oil 95
4 3 1
2 1

実質5火力を立ち位置に関係なく叩き込めるということで自由度は高い。スカウンダレルは火マナを全く利用できないが、1枚あってもよいのでは。下段は再利用可能なルート2でこれも有用。⭐

レベル7

Stick to the Shadows 26
4 :対象があなたの味方と隣接しているなら+4 2
2 (自分)

通常スカウンダレルの闇マナ源はSmoke Bombだけなので、通常のSingle Out系のようには使用できない。Hidden Daggersと合わせて1回の休息ごとに2回インビジブルが使えるのであれば、実質的に常時インビジブルに近い運用ができる。⭐⭐

Spring the Trap 13
隣接する罠1を解除する。3以内の敵1に、その罠の効果を与える。2
自身の味方に隣接せず、あなたの味方に隣接する敵1を対象にした次のあなたの攻撃の攻撃値を2倍にする。 2

上段は威力はあるが状況依存すぎる。Smoke Bomb+Single Out系のコンボにさらに上載せして40火力以上を目指すためのカード。さすがに通常の用途ではオーバーキルだろう。

レベル8

Stiletto Storm 80
2 3 4 1
4 1 (自分)

さすがにターゲットそんなにあっても敵が足りないのでは。

Pain’s End 38
8 (自分) 2
3 現在のHPが3以下の隣接する敵1を倒す。

さすがにレベル8ではいくら高シールド低HPでもそうそう有効レンジに入ってくることはないだろう。

レベル9

Long Con 02
4 (隣接するすべての敵)
隣接するノーマルまたはエリートの敵1は、このラウンドのターンを味方が敵で、敵が味方であるように、あなたのコントロールで行動する。2

全クラス中最速のカード。上段はSingle Out系の大火力には及ばないが、多数を相手にする場合には必要な攻撃。下段では唐突にマインドシーフのようなマインドコントロール技を習得する。イニシアチブ的に失敗することはほとんどないが、役に立つかどうかは状況次第であり安定性は低い。⭐

Watch It Burn 98
あなたの攻撃に を加える。2
5 (隣接するすべての敵)

おそらく全クラス中最遅のカードだろう。Cripping Poisonと併用すると強力だが、さすがに2枚貼るのはコストとして重い。Single Out系の単体大火力攻撃とも相性が悪いので、レベル9から開始してThrowing Knives系のカードを総取りするような構築が必要になる。⭐