ドゥームストーカークラスガイド

クラスの特徴

ドゥームストーカーは遠距離系のダメージディーラーです。HPは中程度なので前衛に立つのは避けたいところです。専用システムのドゥームを使用して狙いをつけた敵を1体ずつ射貫いていくことに特化しています。多数の敵を同時に相手するのは不得意ですが、近接攻撃しかしてこない相手であれば、罠を作って経路を妨害することができます。ドゥームが必ず下段アクションとなるシステム上、足を止めて砲台に徹する戦い方がメインになりますが、必ずしも移動が不得意だということはありません。移動系のカードは少ないのですが、移動力は大きいので陣地転換で困ることはないでしょう。

専用システム

いくつかのカードは、下段にDoomと指定された効果を持っています。これは、これは1体の敵を対象とした永続効果のある持続ボーナスカードで、対象の敵が死亡するか、他のDoomを使用すると解除されます。敵を倒すたびに自動解除されてしまうため、マインドシーフのAugmentのように同じものを張りっぱなしにすることはできず、敵に合わせて順次入れ替えていくことになるでしょう。
ほとんどのDoomはボスを含むすべての敵に有効なので、状態異常無効化にかかわらず使用できる強力なデバフと見なすことができます。Doomには射線は必要ありませんが、閉じたドアの向こうの敵には(まだ配置されていないので)使用できません。
Doomの効果を最大限に発揮するにはレベル2のExposeが必須と言ってよいくらい強力なので、ドゥームストーカーはレベル2以上で開始すると良いでしょう。

手札構成

12枚と十分な数の手札を持っています。理論上36ラウンド戦闘を継続できますが、Exposeを初手で張ったりその他のロストカードを要所で使用して継戦時間をパートナーに合わせていくとよいでしょう。

パークの選択

標準的なパーク構成です。-1を4枚取り除き、+0を6枚置き換えることができます。-2とnullが1枚ずつ残っていますが、常時アドバンテージで攻撃すると考えれば、この2枚を同時に引かない限りはないも同じです。「Ignore negative senario effect」も完備されています。ローリングの対象追加は、他のクラスでは有効活用できる機会が少なく避けるべきパークですが、ドゥームストーカーの場合は攻撃対象を余すことはないでしょう。

お買い物ガイド

装備に頼ることなく完成されたクラスなので、何でも好きなものを買ってよいです。定番のBoots of StridingやStamina Potionが候補となります。

カードリスト

レベル1

Rain of Arrows 33
以後4回、状態の敵が死亡したとき、’25’を行う。 2
: (敵1体) この敵に対するあなたのすべての攻撃は+2

上段は実質的には非確実なロストする8ダメージと見なすことができるが、そのために下段の(比較的有用な部類の)ドゥームの選択肢を捨てるのは見合わない。⭐

Crippling Noose 57
隣接する空のヘクスに4ダメージの罠を設置する。敵がその罠を起動したら2
: (敵1体) その敵は-1 -1 -1

ドゥームストーカーの手札に何枚かある罠作成アクションのひとつ。ドゥームストーカーには罠を踏ませる手段がないので、罠そのものの威力はあまり関係がない。下段は大物狩り用のドゥームだが、本当にやっかいな敵にはRace to the Graveを使うから、このカードは見た目の割に2軍どまりとなる。

Felling Swoop 75
召喚: 3 3 3 2
: (敵1体) この敵が死亡したとき、そのヘクスに移動する。

上段はサモンとしては悪くない性能だが、ドゥームストーカーのすべきアクションではない。下段は陣地転換したくなったまさにそのタイミングでテレポートできる素晴しいカードである。しかもその足元にはほとんどの場合1コインが落ちているのである。⭐⭐

Vital Charge 78
召喚: 7 3 1 2
: (敵1体) この敵が死亡したとき、’4 (自分)’を行う。

上段はサモンとしても冗談のような性能。下段のヒールが発動するときドゥームストーカーがヒールを必要としていることはなさそうである。しかも初版から1点Nerfされてこの性能。何があったのだろうか。

Race to the Grave 09
5 5 2
: (敵1体) この敵はターンの開始時に2ダメージを受ける。

最良のドゥーム。高シールド低HPの敵によく効くがボスとの長期戦でも有用。しかもイニシアチブが速いので、大抵の場合は使ったラウンドからすぐに2ダメージ入れてくれる。上段を使用する機会はない。⭐⭐⭐

Muiti-Pronged Assault 14
4 3 2 2
: (敵1体) この敵に対するあなたの味方のすべての攻撃は+1

このドゥームでは自分の火力は増えないので、Rain of ArrowsやRace to the Graveを上回るのは4人パーティー限定である。3人パーティーなら選択肢の一つに加えてもよい。ドゥームストーカーは複数ターゲット攻撃をほとんど持っていないので、手札に用意しておくと上段が役に立つこともある。

Detonation 54
隣接する空のヘクスに3ダメージの罠を設置する。罠が起動したとき、隣接するすべての敵は2ダメージを受ける。敵がその罠を起動したら2
: (敵1体) この敵が死亡したとき、そのヘクスに隣接するすべての敵は3ダメージを受ける。

下段を敵が密集しているところに撃ち込めば相当のダメージ源になる。多数の敵を一度に相手するのが不得意なドゥームストーカーの弱点を補強してくれるカード。⭐

Frightening Curse 37
以後3回、状態の敵が死亡したとき、をそこから2以内の他の敵に移す。 3
: (敵1体) この敵が死亡したとき、そこに隣接するすべての敵はあなたのコントロールで’1’を実行する。

上段はいわゆるドゥームホップ能力。上位版がレベル8にもある。強力なドゥームを使い回すことができるが、普通の運用でドゥーム能力が足りなくなることはほとんどなく、その効果にも極端な差はないので、次々新しいカードを切っていった方がよい。下段はよほどマップに罠が都合よく設置されていない限り大した効果はない。

Foot Snare 61
隣接する空のヘクスに2ダメージの罠を設置する。
(隣接する敵1体), 3

ロストしない罠作成。敵に迂回機動を強いるだけであればこれで十分である。下段は普通の移動。

Solid Bow 31
3 5
4

名前の通り堅実なカード。

A Momnet’s Peace 88
1
2 2 (自分)

Doomを使った手品を除くと、レベル8までしばらくヒールはこれ1枚である。上段のルートや最低限の移動など必要なものは揃っているので、1枚手札に置いておく分には困らない。

Swift Trickery 11
2 4 対象が状態なら+2 1
5

条件はあってないようなものであり、ドゥームストーカーの攻撃の基軸になるカード。⭐⭐⭐

レベルX

Snap Life 14
3 4 2
: (敵1体) この敵がダメージを受けるたびに’2 (自分)’を行う。

さすがドゥームストーカーはリタリエイトもレンジ長いですが、このカードを使う機会はない。下段も同様でせいぜい1~2回しか発動しないと思えば、Vital Chargeの方がまだマシ。

The Hunt Begins 71
召喚: 5 2 1 1 2
: (敵1体) この敵に対するあなたの召喚された味方のすべての攻撃は+2

上段のサモンはいくらリタリエイト持っていても、シールドなしでは1~2回殴られたら死んでしまうので役に立つとは思えない。下段はもっとナンセンスで、上段のサモンとは同時に使用できない不要なカード。

Fresh Kill 65
2 4 対象がダメージを受けていないなら+2 1
3

Swift Trickeryだけでは攻撃カードが不足するので、イニシアチブ以外はほぼ互換なこのカードを入れておこう。⭐⭐

レベル2

Expose 13
あなたはターンごとに1回、状態の敵に対する攻撃にアドバンテージを得る。すべての敵はを失い、以後を得ることができない。2
: (敵1体) この敵に対するあなたと味方のすべての攻撃は2を得る

ドゥームストーカーのキーカード。すべてのドゥームに「あなたはアドバンテージを得る」の効果を追加する。1ターンに2回以上ドゥームをつけて攻撃することはないだろうから、ターンごとに1回の制限はあってないようなもの。加えて敵のインビジブル無効というおまけ効果までついてくる。とりあえずシナリオ開始後初手でこのカードを使っておけばいいんじゃないでしょうか。下段も強そうだが使う機会はない。⭐⭐⭐

Relentless Offensive 52
2 5 2
このラウンド中、あなたは状態の敵に対するすべての攻撃に+2を得る。

Exposeとは比べるまでもない。

レベル3

Darkened Skies 25
3 (3以内のすべての敵) (対象の数)
: (敵1体) この敵が死亡したとき、’2 3 3’を行う。

下段のドゥームはロストしないマルチターゲットではあるが、Detonateと違い自分が起点になるのでドゥームストーカーの標準攻撃距離にはちょっと足りない印象。

Press the Attack 10
2 4 対象が状態なら+3 1
2 2

下段以外はSwift Trickeryの互換カード。Fresh Killとともに枚数調整をする。⭐⭐

レベル4

Singular Focus 28
2 2
: (敵1体) この敵に対するあなたとその味方のすべての攻撃はアドバンテージを得る

Exposeですでにアドバンテージを得ているので、このカードは必要ない。

Flight of Flame 53
隣接する空のヘクスに2ダメージの罠を設置する。罠が起動したとき、隣接するすべての敵はを受ける。
5

Foot Snareの上位互換カード。ほとんどの場合下段で使用されるだろう。⭐⭐

レベル5

Inescapable Fate 97
あなたは同じ対象に2つのを使用できる。2
: (ノーマルかエリートの敵1体) あなたのターンの開始時にマーカーを進める。3ターン後、この敵は死亡する。

Doomを2つ同時に併用できるという技だが、準備に時間をかけすぎることになるので、実用性は薄い。下段も同様で、ドゥームストーカーに狙われて3ラウンド生き延びる敵などそうはいない。ソロシナリオを除けば。⭐

Wild Command 46
隣接する召喚された味方1体が、あなたのコントロールで+0 +0を行う。
3 2 (距離にかかわらず状態の敵1体)

ドゥームストーカーには珍しい下段攻撃。上段は使わない。⭐

レベル6

Nature’s Hunger 82
召喚: 7 1 1 2
: (敵1体) この敵が死亡したとき、あなたと味方は’2 (自分)’を行う。

移動力1のサモンは役には立たない。

Camouflage 23
3 5 (自分)
3 (自分)

上で使っても下で使っても同じようにインビジブルに入ることができ、柔軟に作戦を立てられる。⭐⭐⭐

レベル7

Impending End 47
4 4 攻撃後、その敵のHPが2以下なら、その敵は死亡する。1
このラウンド中、あなたは状態の敵に対するすべての攻撃に+3を得る。

ボスにも通用する唯一の即死攻撃。ただしHP条件が厳しすぎる。このレンジに入るくらいなら下段の効果を使えば普通に倒せるのでは、という矛盾の塊。

Crashing Wave 22
4 3 (隣接するすべての敵) (対象の数)
: (敵1体) この敵に対するあなたと味方のすべての攻撃はを得る

ドゥームストーカーには珍しい上段移動だが、ロストしてまで使うことはないだろう。下段はカースの効くボスなら強力。⭐

レベル8

Rising Momentum 12
6 5 3 2
: (敵1体) この敵が死亡したとき、これと他の2以内の他の敵に移動する。

ドゥームホップがビルトインされているDoom。これ自身には他の効果はないので、Inescapable Fateで他のDoomと併用することが前提となる。

Feral Instincts 35
2 3 1
3 4 (自分)

Rising Momentumと比べるとずいぶんと手堅いカード。単純にA Momnet’s Peaceの上位互換として使えるが、レベル8にもなってルート1が必要だろうか。

レベル9

Predator and Prey 86
召喚: 5 3 3 3 2
: (敵1体) この敵に対するあなたと味方のすべての攻撃は+Xを得る。Xは射程距離と実際の距離の差。

最後になってやっと強力なサモンが登場した。ただしドゥームストーカーはサモンを制御する手段をあまり持っていないだろうから、それほど有効に活用できるわけではない。一方下段はと言うと、ドゥームストーカーは射程ぎりぎりで戦う傾向にあるので、Xはあまり大きくならない。

Lead to Slaughter 40
4 6 対象をあなたの味方に近づくように3ヘクスまで移動させる
3 あなたから4以内の敵1体に、すべてのを移動させる

レベル9にしては地味だが、上段下段とも小技の効いた使いやすい副次効果を持っている。⭐