クォーターマスタークラスガイド

クラスの特徴

クォーターマスターはアイテムの利用に長けたサポート寄りのタンク兼ダメージディーラーという汎用性の高いクラスです。他のクラスにはない消費アイテムの回復能力を持ち、十分な装備があれば額面以上の活躍が可能です。近接・遠距離・範囲攻撃と多彩な攻撃手段を持っていて、距離を問わず戦うことができます。レベルが上がるとさらに攻撃範囲が広がります。

手札構成

手札が9枚しかありません。最大戦闘継続可能ラウンド数は20ですが、直接捨て札を回復したりスタミナポーションを回復したりできるので、理論上は無限に戦い続けることができます。とは言うものの、時間かせぎ以外の通常のアクションで活躍しようと思うならば、ロストするカードを使用する余裕はほとんどないでしょう。

パークの選択

-1を4枚・+0を4枚抜くことができます。前衛としては十分な圧縮力です。加えて3枚の「+0 Refresh an Item」がクォーターマスターの驚異的なアイテム回復力を支えているので優先して獲得すべきです。
パークを取る順序には若干の注意が必要です。Eagle-Eye Gogglesなどでアドバンテージを得られる場合は特にそうです。アドバンテージで「+0 Refresh an Item」と「+1」(またはそれ以上)を同時に引いた場合、この両者はどちらが有利か「あいまい」なので、自動的に先に引かれた方が適用されます。つまり+1以上のカードを増やすことは、デッキを太らせる以上にアイテムを回復できる機会を50%の確率で失っていくこと意味します。「Replace +0 with +2」は最後まで残しておいた方がよいでしょう。
タンク系クラスに共通する「Ignore Negative Item Effects」もありますが、これには+1が2枚おまけで付いてきてしまうので、同様の理由でアイテム回復力が落ちてしまいます。防具は妥協するのも選択肢になります。残念ながら「Ignore Negative Scenario Effects」はありません。

お買い物ガイド

豊富な装備がなければクォーターマスターは性能を発揮できません。頭・手・脚の装備は使用型のアイテムにいておいて、Moon Earing (繁栄レベル3)で一気に回復させるのが定石です。胴装備はCloak of Pocket (繁栄レベル2)でより多くの小型アイテムを持ち込むか、タンクをやるためにちゃんとした防具を持っていくか、パーティーの構成との兼ね合いで選ぶことになるでしょう。その他、常に有用なヒーリングポーションやスタミナポーションを揃えておくべきです。

カードリスト

レベル1

Restock 73
2以内のすべての味方は使用または消費したアイテム1つをする。2
3

上段はパーティの人数にもよるが、手札の少ないクォーターマスターのロストのコストに見合うかは疑問。もっぱら下段でのみ使用されるだろう。

Oversized Pack 81
2
あなたのすべての消費したを回復する。2

上段下段ともに強力ではある。上段はアイテムをたくさん買いたいクォーターマスターには特に、下段はレベルが上がってアイテムをたくさん持てるようになるとさらに強力になる。だが、使用頻度が低いので通常は攻撃2移動2の遅いカードでしかないのが問題だろう。

Sharpening Kit 23
4 2 1
あなたと2以内のすべての味方は、このラウンドのすべての攻撃に+1を得る。

回復量・イニシアチブともに必要十分。⭐

Proficiency 62
あなたの攻撃アクションごとに1回、あなたがアイテムを使用したなら、その攻撃全体に+1。2
3

レベルが上がって広範囲の範囲攻撃が使えるようになると真価を発揮するカード。

Iron Bulwalk 19
3 1
1 (自分とすべての隣接する味方)

火力防御力ともに標準的なカード。タンク2枚態勢のパーティーではさらに効果的。

Hastened Step 26
2 1 2
5

実質火力4、移動力5とともに標準以上のカード。イニシアチブも速いので、序盤の攻撃の要になる。⭐

Cleaving Axe 52
2 3 1
4

近接範囲攻撃。

Impaling Spear 48
3 2 1
4

近接範囲攻撃その2。効果範囲の形状がロングスピアタイプなのでCleaving Axeより使いやすいだろう。⭐⭐

Crippling Bow
3 3 1
1 4

レベル1では唯一の遠距離攻撃。倒せそうかどうかで上下段使いわけられる。クラウドコントロールとしては非力だが、今のところは選択肢はない。

レベルX

Crashing Hammer 17
3 2
2 1 (自分)

上段下段イニシアチブと隙のないカード。通常は下段で使用する。⭐

Scroll of Recall 98
あなたの消費した1つを
1 3

無条件で消費アイテムを回復できる。スタミナポーションを組み合わせて無限ターンを生み出すなど用途ははかり知れない。それ以外は、微妙な下段効果と最悪のイニシアチブと良いところはない。⭐

Reserved Energy 88
隣接する味方1人は、使用済みのアイテムすべてを1
4

味方依存で消費アイテムを回復させられないのでScroll of Recallには大きく劣るが、下段が普通に使えるので、1枚持っていくならこちらの方がよいかもしれない。⭐

レベル2

Reforge 95
あなたか、あなたに隣接する1人の味方は、のアイテム1つを1
あなたは捨て札を2枚まで

上段は消費した武器を再使用できる強力な効果。ただし、クォーターマスターのアイテム回復アクションに共通だが、ほとんどの場合上段アクションであり、その回の攻撃をパスしている相当なので、DPMは思ったほどには上がらないかもしれない。下段は何度でも使えるスタミナポーション相当。⭐

Bladed Boomerang 40
2 3 1
2 >1 2

遠距離攻撃その2。火力2は低く見えるが、負傷つきなので実質火力3+貫通しなくても最低1保証と考えるとCrippling Bowと比べて劣っているわけではない。⭐

レベル3

Continual Supply 86
あなたのターンの終了時に、あなたがカード1枚を捨てることで、隣接する味方1人は消費した1つをできる。2
あなたはロストしたカードを2枚まで

いかに強力とはいえダブルロスカードな時点でありえないが、上段は使用のたびにさらに手札1枚を消費するのでとてもじゃないがクォーターマスターが持たないだろう。

Scroll of Lightning 77
5 3
3 1 (隣接するすべての敵)

遠距離攻撃その3。一気に火力が増した。⭐

レベル4

Side Pouch 84
隣接する味方1人は、すべての使用または消費したアイテムを 2
3 1

上段は強力なロスト効果と汎用的な下段という理想的な組み合わせ。クォーターマスターのカードはこの前後のレベルごとに攻撃系とサポート系にきれいに分かれているが、サポート系を何枚も取る必要はないので計画的に組み込んでいく必要がある。⭐

Giant Glub 61
5 1
3

前のレベルも攻撃5だったような気がするんですが、弱くなってないでしょうか。

レベル5

Reinforced Steel 12
ラウンドの終了時、あなたの使用済みのアイテム1つを2
1 (自分とすべての隣接する味方)

カード1枚ロストしてでも貼っておくべき効果。攻防走どれか1つを毎ラウンド確実にアイテムで増強できると思えば安いものである。レベルを上げて強力なアイテムを入手すればするほど効果が高まるのもよい。⭐⭐

Scroll of Judgment 66
あなたと4以内のすべての敵は2ダメージを受ける。2
2 (隣接する敵1)

敵の多いエリアに飛び込んで使えば相当量の無条件ダメージを発生させてくれる。5~6体も巻き込めば交換比としては十分であるが、2ダメージでは倒せる敵はほとんどいないだろう。下段で使うのがメインとなると思われる。

レベル6

Catastrophic Bomb 46
1 3 12 1
あなたと範囲内のすべてのノーマルの敵は7ダメージを受ける。2 1

尋常じゃなく広範囲の範囲攻撃。部屋のほとんどの敵を捉えてゴーグルあたりを乗せてアドバンテージを得れば戦闘修正デッキを引ききってしまう勢いである。このレベルからがクォーターマスターの本領発揮というべきか。⭐⭐⭐

Quiver of Arrows 31
隣接する味方が遠距離攻撃をするとき、その味方は+1を得る。2
6

ほとんどの人はCatastrophic Bombを選ぶだろうから、このカードを読む必要はないが、あまりにもパーティー構成に依存しすぎるだろう。下段はクォーターマスターの最大移動だが、必要なら好きなだけ靴で増速すれば済む話である。

レベル7

Scroll of Blizzards 46
1 2 8
(隣接するすべての敵) 2

Catastrophic Bombの下位互換。続けて取る必要はあまりないし、9枚の手札に火力1を2枚入れると基本火力が不足するかもしれない。⭐

Refreshment 89
あなたがロングレストをしたとき、消費したアイテム1つを 2
任意の味方1人がすべての捨て札をできる。2

クォーターマスターが使用済みアイテムの回復のためにロングレストをすることはないので、このカードは不要である。ダブルロスカードである価値は全くない。

レベル8

Portable Ballista 41
4 5 1
このラウンドのあなたの攻撃の間、あなたは敵のを無視する。

この射程距離で近接攻撃、バリスタというよりは超長いスピアなのでは。斜めに撃てないあたりは往年の空戦ゲームを思わせる。⭐⭐⭐

Fortified Position 10
次の5ターンの終了時に、「2 (隣接するすべての味方)」を実施する。 3
3 2 (自分)

ほとんどの人はPortable Ballistaを取ると思うので、このカードを読む必要はないが、さすがにロストしてこのヒールは使いにくすぎる。しかも自分は回復できない。下段は速いイニシアチブと合わせて優秀である。

レベル9

Scroll of Annihilation 56
隣接するノーマルまたはエリートの敵を倒す。2
3 (隣接するすべての敵)

無条件の即死攻撃なのでロストする価値はあるだろう。とは言うものの、下段で細かく敵を無力化するのがメインの用途になるはず。レベル9の割に派手さには欠けるが、効果は高い。⭐⭐

Bag of Holding 91
3
あなたと、あなたに隣接するすべての味方は、すべての消費したする。2

何度でも再使用できるルート3は素晴らしいが、レベル9になってやることではないだろう。